4月22日(木)
津久井湖城山公園へ行って来ました。
この公園は、「水の苑地」、「花の苑地」、「根小屋地区」の三ヶ所の地区があります。
今日はこの三か所を一気に楽しみます。![]()
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まず「水の苑地」のモッコウバラ。
その後、お花がいっぱいの「花の苑地」。
そして、これから歩く三か所目の「根小屋地区」。
そこは「花の苑地」の目の前にある「城山」の向こう側です。
車で5分位で行けますが、今日は歩いて行きます。
「花の苑地」前の国道を渡り、春には桜が綺麗だった道を左回りで向かいます。
(春の様子)
その道にも、お花が咲いていました。
お花を楽しみながらの緩やかな坂道を登り切り、根小屋地区へ入ります。
そして、津久井城跡への登り口がある分岐点までやってきました。![]()
「今日は根小屋地区一周程度が丁度」と言っていた連れ合い。
最近、少々お疲れ気味のようです。
でも、素晴らしい景色やお花を見て、元気が出て来たようです。
頂上への道との分岐点まで来たら、「頂上の城跡まで登ってみようか!」と言い出す。
元気が出て何より。
喜んで予定変更です。![]()
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津久井城跡は、城山・山頂(標高375m)にあります。
頂上への道に入ると、道の様子は山道に一変。
登り始めて直ぐの所に石碑。
「築井城跡」と書いてあります。
昔は「津久井」ではなく「築井」だったようです。
石碑の脇に、シャガの花がいっぱい咲いていました。
今日は日差しが強く、登り坂は汗をかく。
来ていたシャツも脱いで、肌着になって登る程暑い。
そろそろ登山着は夏仕様ですね!
そんな日差しを和らげてくれる木立の木陰が有難い。![]()
津久井城跡の頂上まで、登る人はかなり少ない。
丁度、前に登っていく人がいました。
その歩みは私より遅いので、だんだん近づく。
狭い道です。そして今はコロナ禍。
オジサンのペースに合わせ、距離を取ってゆっくりと登りました。
この登山道は、要所に案内があるので安心です。
次の分岐点の案内。
あと500mで山頂です
ここからは尾根道。
途中、当時、堀切と引橋があった所までやってきました。
そこにあった案内。
読みずらいので、書いてあることを以下にご紹介。(一部)
堀切とは
尾根伝いに攻めてくる敵を防ぐため、尾根を逆台形に大きく彫りこんだもの。
平時は木橋がかけらていますが、いざ戦になると橋を引いたり落としたりして敵を防ぎました。津久井城では山頂の尾根に三か所の堀切があります。
ひきばしについて
山城では木橋や土橋が使われます。この場所には引橋の地名が伝えられており、また古絵図にも橋が描かれていることから、堀切を渡る木橋が架けられていたものと思われます。
(以後省略)
渡り切り、振り返ってみる堀切
両サイドは急斜面で、当時はここを通るしかなかったようです。
堀切を過ぎると、間もなく山頂。
その山頂は、大きな木に覆われて、見晴らしは良くありません。
少し樹々の途切れた所から、八王子や多摩方面が覗き見ることが出来ました。
今日は幸いなことに、スカイツリーも見えました。![]()
ここからは、八王子方面が見えす。
向こうに見える一段高い所が、お城があった所のようです。
広場に津久井城の紹介
写真だと内容は読みにくいですね。
津久井城については、こちらをご覧ください。
案内の隣に、俳句の投函箱。
プレバト人気で、最近は俳句を楽しむ方も多いでしょうね!![]()
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一段高い広場へ行って見ましょう。
大きな木が生い茂る城跡。
城跡の広場のさらに一段高い所に、石碑が見えます。
これがその石碑。
津久井築城の歴史を今に伝える「築井古城記碑」
詳しくはこちらを
景色を覆い隠す木々があるので、見晴らしは残念です。
木々が無ければ、三多摩から都内方面が見える場所です。
景色が良ければ、もっともっと人気が出る!と思うだけに残念。
でも・・・
手が入らないからこそ、昔の面影を残している!とも言えますね。
観光を取るか、自然の静けさを取るか?
コロナ禍の今なら、迷わず自然の静けさを選びたい。![]()
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今日も頂上広場は、貸し切り状態です!![]()
見えないながらも、所々の隙間から見える景色は素晴らしい。
見え難いからこそ、見えた時の喜びは大きいのかも。![]()
城跡広場からは、南高尾山稜が見えました。
手前には峰の薬師、
その向こうには、高尾山の展望台や薬王院らしき建物も見えます。
高尾山、コロナ禍になってから行ってないな~。
オリンピックのマークも見に行きたいが、とにかく人気の高尾山。
コロナ禍の今は怖くて、ちょっと足が向かないですね!
今日は登る予定ではなかったので、山頂でのお弁当休憩なし。
一回りしたら下山です。
頂上を離れ堀切の先の分岐点まで戻りました。
そこに道案内。
登ってきた道を下ろうと思っていましたが、この案内を見て湖側の女坂を下ることに。
分かりやすい案内が要所にあるので。迷わず進めます。
途中、こんな案内も・・・
ワンちゃんのご主人さま
これより先は,せまい道。犬が苦手な方もとおります。お互いに気持ちよくすれ違えるようご配慮おねがいします。
犬はさておき、そこに書いてある通り、道は狭い。
しばらくすると、登って来る人が数組いました。
本当に道は狭いので、道を譲り合いながらの下山です。
下る途中、一か所だけあった広い場所。
赤い紐を結んだ、「おんな坂」の案内。
赤い紐が女らしい!![]()
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途中、何か所もがけ崩れ対策をした所がありました。
そして、崩落して修理をした所も多数。![]()
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一昨年の台風19号で崩れた所です。
道案内を確認しながらの下山です。
ここも崩落を修理したようです。
つづれ織りの急坂を下りていくと、下に見慣れた道が見えてきました。
その道は、スタートして登山口まで登った道です。
広い道に出て一安心。
ホッとした気持ちを、さらに癒してくれたお花。
ウマノアシガタ。
木々に囲まれた山道を歩いてきたので、開けた景色は心も晴れます。
津久井湖の景観が素敵です。![]()
山頂の景色が見えなかった分、この見晴らしに感動です!
3月来た時、満開の桜が咲いていた斜面は緑一色。
向こうに見えるのが駐車場。
予定外の行動で、急遽城山登山となったけど、無事戻ってくる事が出来ました。![]()
つづれ織りの坂道は、思ったより足腰を鍛えることが出来ました。![]()
コロナ禍で遠くへ行けない今、体力づくりには、城山登山は手頃で良いかも!![]()
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道を渡ると公園内のお店です。
駐車場入り口の公園のシンボル。
「花の苑地」は、お花がいっぱいです!
思いのほか楽しめた城山登山でした。![]()
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今日歩いたコース。
左回りで歩きました。
距離:4.3Km、 時間:1時間35分
「根小屋地区」の周遊路も素敵です。
「水の苑地」や「花の苑地」もお花が素敵でした。
そして津久井城跡のある城山・登山。
いろいろな楽しみ方が出来る、津久井湖城山公園。
また楽しみに来るとします。![]()
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最後までお付き合い有難う御座いました。![]()












































