住まいも、長年住んでいると、いろいろ問題が出てくるもの。
我が家は、新築してから15年。
最近、いろいろとメンテナンスが必要なことが出始めました。
先日、洗面所の水栓金具に不具合発生。
止めてもチョロチョロ水が止まらないのです。
幸いなことに、水漏れは水栓金具の部品交換で問題解決。
そのほかに気になっているのが、TVドアホン。
その不具合は・・・
TVドアホンの映りが悪く、来訪者が誰か分かりづらいのです。
昨日も外出して家に戻ったら、TVドアホンが点滅。
来客があったようです。
確認してみるが、映像がボケていて、来訪者が誰かわからない。
ここで、我が家のインターホンのご紹介。
我が家では、玄関子機が2台。
1台は庭の入口にある門柱。
もう1台は玄関。
この二か所にある子機ですが、当初、多くの方は道路から入ってすぐの所にある、門柱の子機を使っていた。
しかし、最近は玄関まで来てインターホンを押す人が多くなった。
なぜ玄関まで来るようになったのか?
その理由は不明です・・・
そうすると問題なのが、
最近使用することが多くなった玄関の子機のカメラ映りが悪いこと。
誰が来たか顔が分からないので、急ぎの場合など困ることも最近増えてきた。
映りが悪くなった理由は分かっています。
それは5年程前、門柱の子機の映りが悪くなってしまったのと同じです。
それは子機のカメラレンズの白濁が原因。
レンズが白濁して見え難くなってきたのです。
白濁理由は、紫外線によりレンズカバーが劣化したため。
我が家の門柱は南向き。
太陽の光が、暗くなるまで子機に当たるので、痛みも早い。
この現象は、古い車で見かけることが多い。
長年の紫外線の影響で、ヘッドライトのカバーが白くなり、中のランプが見えない。
このヘッドライトの白濁は、研磨剤などで磨いて取り去ることは可能。
その事を知っていたので、インターホンも磨けば治るかも?
早速、子機のレンズを磨こうとしたが、樹脂を触ったらボロボロでした。
磨くどころではありませんでした。
これでは自分で治すのは無理です。
メーカーに問い合わせたが、交換部品も無く子機の交換しか対応策が無い。
止む無く、我が家のインターホンに対応する子機を教えてもらい、新しい子機に交換。
交換すると映りは新品時と同じ。
新しい商品だから、映りは良いのは当たり前ですね。
その時、同じ年数使っていた玄関の子機は、まだ映りも良く問題無しだった。
なぜか?
それは、門柱は外に立っています。なので陽が出ている間中、紫外線にさらされる。
しかし、玄関は庇が有るので、子機が紫外線を受ける時間は、門柱と比べると短い。
その玄関子機も、流石に長年の紫外線には負けたようです。
玄関まで来る人は少ないから!と思っていたが、最近は多い。
誰が来たのか不明だと、やはり困ります。
緊急時や、防犯上も。
そこで、今回の事をきっかけとして、玄関の子機を交換することにしました。
交換するにあたり、問題なのが、対応する「子機」があるか?です。
15年も使っていると、メーカーの修理部品の保有期間も過ぎ、我が家の修理部品は廃番となっているはず。
そうなると、現在の商品で、適応する物を探さなくてはいけません。
これはメーカーへ問い合わせし、教えて頂きました。
対応するインターホン子機の機種名は「VL-V566-S」
15年前の子機の機種名は「VL-V564-K」
二世代も変わっています。
前回、門柱の子機を交換したときの品番とも違っていました。
それだけ長く使ってきたということですね。
頑張ってくれています。流石パナソニック。
品番が分かれば、買い求めて取り付けるだけ。
そこで、その品番の子機の価格を調べてみると、
ネットでは子機1個、¥17,000~¥20,000前後。
子機1個なのに、結構いい値段しますね~。
ついでに、シンプルなインターホンセット(親機×1と子機×1)で調べてみました。
そこで重要なのが、我が家の対応品番の子機を使っているセットです。
そうすると、「室内機と子機のセット」の方が、「子機1個」より安いものがありました。
セットで1万円しないのです。
信じられない不思議な現象ですが、現実にあるのです。
本当に不思議ですね~。
交換するとなれば、早い方が良い!
今日、出たついでにホームセンターに立ち寄り、インターホン売り場を覗いてみました。
残念ながら子機だけは売っていません。
やはり電気屋さんではないから、止むを得ませんね。
セット品を見ると・・・
私が求める品番の子機を使ったセットがありました!
その価格は期待に応えてくれるものでした。
一番安い商品は、¥9,980(税別)
でも、表示が分かりずらい。
¥9,980は、セットなのか親機と子機が別々なのか分からない価格表示。
心配なので、店員(パートさん?)にお聞きするが、パートさん?も分からない。
傍に価格表もあるが、良く分からない様子。
パートさん?は困って、他の社員を読んで来て調べてもらいました。
結果は、私が欲しい品番の子機が付いているセット品が、¥9,980(税別)で間違いありませんでした。
この価格なら、インターネットの最安値とほとんど同じ価格。
送料等を考えると、安い位です。
品番はあっているし、価格も問題なしです。
このセット品を、迷わず購入しました。
帰宅して箱を開けると、親機と子機が入っています。
我が家で必要なのは子機だけ。
早速、新しい子機に交換しましょう。
その交換方法は簡単です。
数か所のネジを緩めて、古い子機を取り外します。
取り外すと、壁に残る取り付け枠と、壁から出ている赤白の線。
枠も買ってきたものに新しいものがあるが、以前のものと新しい物のサイズはほとんど同じ。
なので、古い枠をそのまま使うことにします。
次に、子機に付いている赤と白の線を子機から取り外し、新しい子機に、赤と白の線を繋げて、枠に取り付けます。
この赤白の線は、極性が無いので、どちらを繋いでも問題なし。
線を繋いだら、本体を壁についている枠にねじ止め。
これで交換作業は完了です。
作業のほとんどは、プラスのねじ回しで、ネジを緩めて線を取り外し、新しい子機に同じように線をつなぐだけと難しくありません。
取り付けた新しい子機
ただし、ここで一工夫。
この新しい子機も、紫外線が当たれば、いずれレンズカバーが白濁する。
その白濁するまでの時間を少しでも伸ばしたい。
その対策として、私は「紫外線カットフィルム」をカメラレンズ前に貼りました。
そのフィルムは、昔、車の窓に貼ったフィルムの残りを利用。
車内の暑さ対策のため、濃い目の色のフィルムを窓に貼っていました。
当然、貼ったのは私。
車内も見えにくくなるように、色は「ダークスモーク」と濃い色。
さらに、90%以上紫外線カットのフィルムです。
色が濃い色なので、暗くなりすぎないかテストしてみるが、インターホンでの顔認識には問題無し。
前回の門柱の子機の時には、カメラを分解し、ケースの内側にフィルムを貼りました。
貼るには狭い空間へ貼り付けるので、結構手間がかかりました。
しかし、今回は外側に貼りました。
外側にした理由は、外でも内でも紫外線カットの効果は同じ。
そして、駄目になったら、貼り替えも楽だから。
カメラの向きを調節し、取り付けが終わってから映りを確認しました。
クッキリ映りました。
両側の黒い部分は、玄関の外の壁。
映っている映像は、画像加工してボカシていますが、実際はクッキリです。
これで留守にしても、来訪者に迷惑かけずに済みそうです。
取り外した子機をご紹介。
これが裏側
右側に、ネジが2か所。
ここに赤と白の線を取り付ければ室内の親機とつながります。
この機会なので、中の様子もご紹介。
基盤がいっぱい。
カメラがこちら
レンズカバーは、少しくすんでいます。
人間でいえば白目の部分が白濁するのです。
白内障ですね!
ここをドライバーで少しこすると、ボロボロに崩れてしましました。
これではカメラの役目を果たせません!
紫外線は女性のお肌にも大敵ですが、インターフォンにも大敵でした。
お肌は紫外線カットクリームを塗れますが、インターフォンは毎日塗れないですからね!
ところで、セットで買ったインターホン。
子機だけ使って、今回使わなかった親機が未使用です。
今後、使う予定もありません。
資源節約としては、もったいない。
そして、前回の物と二つ目の不良在庫となりそうです。
旨い活用の仕方があればよいのですが・・・
今回は、インターホンの子機交換の様子でした。
今年は暑くなりそうな気配。
インターホンもお肌も、どうぞ紫外線にご注意を!
最後までお付き合い有難う御座いました。