4月6日(火)
日曜日に初筍堀をしました。
そして雨が降った翌日の今日、竹林を見に行って見ると・・・
筍がいっぱい顔を出していた!![]()
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雨の水分を得て、急に育ったようです。
「雨後の筍」の諺がある程だものね!
筍は全て掘るわけにはいかない。
竹林を保つために、竹として育てる物も必要。
そこで残す筍を決めることが大切。
それ以外の筍は、掘るか倒すことになる。
そうしないと、竹林は密集し過ぎて育たなくなってしまう。
前回の時に、残す筍は決めてあるので、今出ているものは全て掘ることに。
目の前にいっぱい顔を出した筍。
良いものは掘り、細い筍は切り倒すことに。
さて、今日の結果は・・・?
そのお話の前に、筍のお話を少々・・・!
筍は地下に埋まっている地下茎から芽を出して、今の時期に地表に顔を出す。
出たばかりの時を狙って筍堀り。
この頃は、まだ柔らかく灰汁も少ないのでとても美味しい!![]()
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筍は、地表から顔を出すと成長は早い。
早いものだと、1日で1mも伸びる時もあるようです。
成長した竹には節がある。
この節の数は、地表に顔を出したときには全て出来ているそうです。![]()
この事、知っていました?
私は最近知りました。![]()
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その事を確認のため、筍を半分に切ってみました。
半分にした筍の断面。
(これは、掘るのが浅すぎた物)
これが中身を取り除いた筍の皮。
筍の節一つ一つに、皮がついていたのが良く分かります。
この皮は、動物から身を守る役目も果たしているそうです。
地表に出たての柔らかい時は、この皮で身を守る。
成長した竹は、硬くなるので食べられないから皮もいらなくなる。
だから成長した竹には、皮がついていないということなのかな。![]()
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こちらが、皮を外した筍の中身。
これは筍料理したことある方ならご存じの姿。![]()
この節が、一本の竹に約60個あるそうです。
写真の筍は掘るのが浅すぎて、途中で切れてしまったもの。![]()
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それでも、節は30以上。
まだまだ下に30位有った!
掘り方が下手ですね~。![]()
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この節は、成竹になっても数が増えることはないそうです。
と言うことは・・・
竹の成長は、節と節の間が大きく伸びて背が高い竹になるということ。
その様子は、丁度「提灯」の蛇腹のように伸びるのですね。
節の間が伸びて、成長した竹の長さになる。![]()
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本当に自然って不思議ですね~!✋![]()
さてさて、筍のウンチクはこの辺で終わりとしましょう。
雨後の筍は、予想以上に生えていました。![]()
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掘った結果は、
親戚や近くの知人にお配りしたのが40本ほど。
そして残った筍がこちら!
本当に大収穫です。
一度にこんなに沢山収穫したのは初めて。
我が家は農作物の出荷をしていない。
無人販売も、行うとなるといろいろ大変なのでしていない。
我が家で食べるとしても、3本もあれば十分。
この残った筍をどうしようか?
そこで、先日筍を届けたばかりの姉達に電話。
前回、十分な本数を届けたので、要らない!と言うかなと思ったら・・・
知り合いにあげたいので欲しい!![]()
付き合いの多い姉達です。
普段から、あげたり頂いたりと、やり取りが多いようだ。
良かった~❗
午前中、筍堀で疲れた体に鞭打って、午後届けることに!
しかし、届けるのも大変。
掘りたての筍は瑞瑞しく美味しいが、その分水分多いので重い。
車にやっと積み込むほど。![]()
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掘るのも届けるのも大変な1日となった。
でもその努力の甲斐あって、今朝、姉から喜びの電話が入る。
皆さん美味しいって喜んでくれたよ!![]()
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自然の恵みは素晴らしい!![]()
来年も、皆さんに喜んでもらえるよう、
これからも竹林の手入れに精を出すとしましょう。![]()
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最後までお付き合い有難う御座いました。![]()





