３月３日（水）
緊急事態宣言の中、3蜜を避けての旅。
最初に立ち寄ったのは来宮神社。
その駐車場に戻った時、目の前を新幹線が走り去った。
駅以外で、こんなに近くで見るのは初めて。
なぜか嬉しくなりました。
いくつになっても、心だけは子供です。
神社から梅園へ向かう途中、下の方に海が綺麗に見えます。
車を停めて記念写真。
数分で、梅園の駐車場に到着。
以前来た時は、駐車場にはいるのに並ぶのだが、今日はガラガラ。
もう梅の花は終わったかな？
ネットの事前に見た開花状況は・・・
3/1現在：落花目立つ。
全体（60品種・全469本）351本開花 →下り2.97分咲き
上記のうち
・早咲き（全270本）169本開花→下り1.99分咲き
・中咲き（全102本）91本開花 →下り2.86分咲き
・遅咲き（全97本）91本開花 →下り5.89分咲き
下り1.99分咲き？
良く分からないが、もうあまり咲いてないということか？
取り合えず行ってみます。
足元のマンホールの蓋も梅の柄です。
入り口で、体温測定するオジサンが、こんなことを聞いてきた。
「梅の開花は2割程度ですが、宜しいでしょうか？」
わざわざ開花状況を説明するということは、あまり咲いていない！と言うことか？
オジサンの説明に了解をすると、次にこんなことを聞いてきた。
「熱海にお泊りですか？」
「今夜泊まります」と答えると、1枚の紙を渡され「券売所へ提出してください」と言う。
その後、消毒液で除菌して券売所へ行き、紙を出すと、
「お二人で２00円です」と窓口のお姉さん。
熱海市民と熱海に宿泊する人は、割引価格でした！
一般は300円/1人、でも十分安いと思うが、一人100円とは本当に安い。
流石、観光地の熱海です。
宿泊者には嬉しいサービスですね！
入り口ゲート入場。
入園者もほとんどなく、園内は人影がまばらです。
これなら安心して園内散歩できそうです。
入って直ぐの所にある大きな木。
夫婦松です。
根本少し上から2つに分かれ、大きく天に向かって伸びています。
夫婦ともに元気で長生きしたいものです。
さて、お目当ての梅の花は？
入り口のオジサンのお話のように、花が少ない・・・
でも、一生懸命咲いてくれている花もありました。
少ない梅の花をフォローするように、ボケの花が色添え！
葉の落ちた「涼しげな枝の林」なった梅園を散歩しました。
最盛期には、梅の花と赤い欄干が素敵な場所も、とても静かです！
苔がいっぱいの北斜面の岩の壁。
滝を岩の中から見ることが出来る「梅見の滝」を通りましょう。
トンネルの途中の開いた所から、赤や白の梅の花が見えるのだが・・・
今日は茶一色の景色。
滝の水量が思ったより多く、迫力があります。
滝を通り過ぎた所に、ツツジの花が少しだけ咲いていました。
枝垂桜の根元には、散った花が地面を白く染めています。
これも梅園の風情ですね！
梅園の入場券で、橋を渡った所にある美術館に入場できます。
行ってみました！
ここは、「澤田政廣記念美術館」
文化勲章受章、熱海市名誉市民。熱海の海辺に育ち19歳で彫刻家を志し、高村光雲の高弟山本瑞雲に師事しました。93歳で没するまで多くの木彫作品をはじめ絵画・墨彩・陶芸・版画・書など、さまざまな芸術の領域にわたり創作しました。
（熱海市HPより）
建物も素敵です。
この建物は・・・
日本を代表する建築家、村野藤吾氏が敦煌の石窟をイメージして設計した谷村美術館・澤田政廣作品展示館（昭和58年開館、新潟県糸魚川市）を参考にし、外観とともに、土の色を基調にした内部空間が、澤田政廣の代表的な彫刻群を優しくつつむように設計されました。
（熱海市HPより）
美術館周りには、澤田さんの彫刻が展示されています。
美術館入り口。
内部は撮影禁止。
内部には、木彫りなど沢山の彫刻が展示されています。
ユックリ芸術を楽しませてもらいました。
美術館を楽しんだ後、梅園に戻り園内散策に戻ります。
ツバキのピンクがとても綺麗です。
ツバキももう終わりのようです。
根本の苔の上に、ツバキの花びらが綺麗でした。
色の少ない園内に、ヒイラギの茶色が際立っています。
サンシュユの花も咲いています。
そういえば、我が家のサンシュユの花も満開でした。
所々に頑張って咲いていてくれた梅の花。
園の一角に、韓国庭園があります。
毎年、梅の花が満開の時に見ているので、花の色がないと寂しげです。
韓国庭園を過ぎた所に、満開の梅の花がありました。
見晴台からの園内の景色。
梅の花が咲いている時は、一面真っ白になるのだが・・・
また来るとしましょう！
戻る道脇に、お土産屋さん？
通る人にお茶を勧めています。
お茶やお土産の品々を販売していました。
人もまばらでは商売も大変ですね！
なぜかお店の前の数本の梅の木だけ、花がいっぱい咲いていました。
梅の花は、賑やかさはないけど、ホッとしますね！
最後まで頑張って咲いてくれている梅の花に、感謝しながら戻ります。
昔は、花見と言うと梅の花。
桜と違い「控えめ」な花は、日本人の心にぴったり
入り口に戻ってきました。
人影もまばらです。
園内をぐるっと回ってみたが、今年の梅もそろそろ終わりですね。
以前来た時の満開の賑やかな梅園をご覧ください。
1時間程、熱海梅園を楽しみました。
コロナ禍のため、人が多い満開時を避けての梅園でした。
人は少ないが、花も少なかった。
来年はコロナ禍も落ち着いていることでしょう！
また来年来るとしましょう！
名残惜しく時計を見ると、まだ13時半。
チェックインには、まだ少し早すぎる。
そこで、熱海の海辺を散策することにしました。
行って見ると、なんと桜が満開でした。
やっぱり桜の花は良いですね！
梅園が寂しかっただけに、この華やかさがとても嬉しかった！
港にはクルーザーがいっぱい停泊しています。
右向こうには熱海城。
カモメもいっぱい羽を休めています。
山も良いけど、海も長閑で良いですね！
桜の遊歩道が素敵。
この桜は「大寒桜」
梅園の物足りなさが、この桜を見て一気に気持ちも晴れました。
熱海梅園の梅には申し訳ないが、満開の桜は素敵ですね！
やっぱり花見は桜かな！
自然と笑顔になっていました。
梅園は、満開の時にまた行きますから。待っていてね！
街を散策していたら、こんなお店がありました。
歌手の「五月みどり」さんのお店です。
店頭には、5人以上の入場はご遠慮ください！と書いてありました。
どのお店も、コロナ対策で大変ですね。
新型コロナウィルスの為に、神社参拝や梅や桜見物、そしてご婦人達のお店回りの仕方も様変わりです。
早く、元気な熱海になることを願いつつ、今日の宿泊先へチェックイン。
本当に久しぶりの熱海の湯を堪能しました。
明日の予定ですが、幕山公園（湯河原梅林）に寄る予定。
しかし、今日の熱海梅園の様子から、幕山公園の梅の花も終わっていそう。
そこでコース変更して、箱根神社へ参拝することにしました。
その様子は次回で・・・
ここまでお付き合い有難う御座いました。
