２月４日（木）
雲一つない青空。
久しぶりに、南高尾山稜を歩きに行ってきました。
昨年、12月12日以来です。
駐車場に10時15分到着。
いつもは９時頃出発するのだが、今日はユックリ出発。
今日はとても寒い。車の温度計は５℃。
襟を立て、手袋をして防寒対策も完璧。
歩き始めて直ぐ、発電所横の車道の水溜りが凍っている。
脇の植木の根元には、霜柱がいっぱい。
ここは山です。本当に寒い。
発電所脇から南高尾山稜への長い上り坂を進む。
途中、城山湖（本沢ダム）の向こうに見える都内～横浜の景色。
写真では見え難いが、赤丸の所にスカイツリーが見えた。
登っていくと、前を行くご夫婦。
お二人の姿を見ていたら、いつもこの辺りで出会う、八王子市のWさんご夫婦を思い出す。
いつも立ち話に花が咲く素敵なご夫婦。
昨年6月より出会っていない！
お元気だろうか？
そう言えば、駐車場にWさんの車があった。
いつもこの先の東屋まで行かれるのが常。
そこで休憩されているかもしれない！行ってみよう。
長い坂を登り、草戸山方面に少し行った所にある「ふれあい休憩所」へ行ってみた。
そこには老夫婦が休憩中。
Wさんご夫婦！・・・と思ったが、お顔を見ると別の人。
残念です。
また何処かで出会えることを願いつつ、南高尾山稜の道へ向かいました。
先ほど登ってきた坂道が左側。
南高尾山稜の道（右側）を行きます。
分かれ道の所で、英語で電話をする若い男性。
何をしているのだろう？
いつも人がいる三沢峠の休憩所。
今日は誰もいない。
フクロウのいる休憩所（西山峠）手前まで来た時、老夫婦を発見。
その姿は、Wさんご夫婦に似ている。
思わず「Wさん？｝と、お声をかけてみたら、笑顔が返ってきた。
Wさんご夫妻でした。
久しぶりの再会に、話は尽きません。
年末から今年にかけての話や、健康の話に花が咲きました。
ご主人は８０歳を超えているのに、とても健康。
昨年は自宅のリフォームをご自身でしたそうです。
また昨日は、確定申告をしたそうです。
それも、ご自身でパソコン操作をしての申告。
８０歳のおじいさんがパソコンを使いこなすとは、本当にビックリ！
新しいことに今でもチャレンジ。
この事が、健康で長生きの力になっている！と奥さん。
楽しいお話はキリがない。
気が付くと、２５分も立ち話をしていた。
Wさんご夫婦は、今日はここまでで、ここから戻られるそうです。
長い上り坂を苦とせず登ってこられる元気が凄い。
私も見習わなければ！頑張ります。
私達は、これから見晴台の先まで行く予定。
またの出会いを約束して、お別れしました。
別れてから少し離れて振り向いた時のご主人の後ろ姿。
本当にお歳を感じさせない姿。
お別れしてからすぐの所に、フクロウの彫り物がある休憩所。
フクロウにご挨拶して、今日は休憩なしで通過。
この辺りから、なにやら空の方が賑やかになってきた。
この辺りは、横田基地から飛び立つオスプレイもよく飛んでいる。
編隊で飛んできたのかな？と思って空を見上げた。
しかし、それらしき姿は見えなかった。
さらに歩いていると、その音は山全体から聞こえるようになってきた。。
その音が凄い。
まるで、森が吠えている ようだ。
あまりの凄さに、上を向いて見たら、杉の木が大きく左右に振れているではないか！
強風が吹き荒れていたのだ。
今日は春一番が吹くかも？と天気予報。
その天気予報がピッタリ当たったようです。
強い風が木々を大きく揺らし、山全体を唸らせている。
見ていたら、風であおられ折れた杉の枝がいっぱい落ちてきた。
頭に落ちたら大変。
飛ばされそうな帽子を被り直し、足早に通り過ぎました。
ところで・・・
この辺りから、体に異変が起きてきた。
鼻水が止まらない。
どうやら、この強風に煽られて、スギ花粉が舞い落ちてきているようです。
マスクをしていても、花粉は止められないようだ。
以後、ティッシュを片手に歩くことに・・・。
今年も、花粉に悩まされる季節がやってきた。
道脇に切り倒された太い木。
昨年より行われていた伐採作業で倒された杉の木のようです。
倒された幹の年輪がくっきり。
年輪を数えてみると、60本？
樹齢60年以上だね。
この杉の木のように、健康で残る人生を過ごしたいもの。
コロナ禍にも負けないよう、頑張って歩こう！
周りにも伐採した切り株があちこちに！
周りにはテープがついている木があちこち。
これから切り倒される予定の木かな？
ここは水源の森。
こうして、間引きして森を守るのですね！
森を眺めていたら、元気に走っているおじさん。
元気だね！
私は、走ることは無理だが、負けずに歩こう！
しばらく歩くと、富士山の見える見晴台に到着。
時間は丁度12時です。
春一番の強い風も、ここだけ避けているようです。
ポカポカのベンチには、素晴らしい景色を見ながら昼食中の人達。
富士山は見えるかな？
残念ながら見えません。
でも丹沢連峰がクッキリ！
今日も素晴らしい景色が広がっています。
昼食を邪魔してはいけません。
写真を撮って、先を急ぎました。
見晴台から直ぐの所に、大きく斜面の方へ大きく曲がりながらも枝を伸ばす木。
イナバウワーのようです。
どんなことがあっても、絶えて生き続けなければいけないですね。
またまた自然から元気を貰いましたよ！
見晴台から10分程で、昼食予定の中沢山に到着。
この坂を登れば、観音様のいる山頂広場。
今日はこの山頂で昼食予定。
しかし、山頂の木は風で大きく揺れ、木々が唸りを上げていた。
高い山頂は、春一番の強風に煽られているようです。
これでは、昼食どころではない。
道脇にもベンチはあるが、ここも冷たい強い風が吹いている。
とてものんびり食べられる状態ではない。
そこで、脇の道を少し進み、窪みあった倒木に腰かけて昼食とした。
窪みなので風も弱く、ここなら何とか食事出来そうです。
今日の昼食はこちら。
昨日、たまたま見た【林修ニッポンドリル】ギャル曽根「日清食品インスタント麺」ちょい足しレシピ まとめ
その番組の中で、カップうどんに「生しょうが」を入れると美味しい！と言っていた。
そこで、試しに生しょうがを持ってきたので入れてみた。
半信半疑だったが、食べてみると・・・
持ってきたカップうどんはメーカーが違うが、入れてみた。
恐る恐る食べてみると・・・
美味しかった！
病みつきになりそう。
お勧めです！
今日は風が強い。
食べている間も、ゴーゴーと森は唸りを上げていた。
周りの木々も強風に煽られている。
動画なら、その風の強さが分かるのだが、平面の写真だとその凄さが伝わらない。
そこで道脇にあったリボンの様子を撮影してみた。
リボンでも、風の強さは伝わりにくいね！
リボンを撮影していたら、脇の木の葉の様子が変だ。
葉にブツブツがいっぱい。
ハダニだろうか？
凄い状態です。
山の植物は、病院へ行くこともできないしね！
お大事に～！
見晴台まで戻ってきました。
昼時も過ぎ、今は誰も居なかった。
富士山はどうかな？と探してみると、少しだけ見えた。
今日は富士山の頂上にも、春一番の強い風が吹いているようです。
この見晴台には、強い風も遠慮しているようです。
ポカポカの日向ぼっこを楽しめる暖かさ。
ベンチに座り、しばし素晴らしい景色を楽しみました。
ここからの帰り道も、強風に唸る森の唸りは続いていた。
道沿いにあるベンチの広場。
一本の木が倒れかかっていた。
前回来た時は、しっかり立っていたのに・・・
今日は走っている人が多かった。
グループやソロで走る人達。
三沢峠まで戻ってきました。
ベンチには誰も居ません。
今日は本当に静かです。
ここからは、榎窪山を経て長い下り坂を戻ると駐車場。
14時15分に駐車場に戻りました。
今日の記録
時間：4時間（昼食、Wさんご夫妻との歓談含）
距離：8.8Km
歩数：16,000歩
今日、南高尾山稜は土日と比べ静かでした。
それでも、多くのお年寄りが頑張って歩いていました。
行きには20人弱。帰りは8人ほど。
この程度なら、コロナ禍もそれほど気にすることはないですね。
皆さんしっかりマスクもしていましたよ。
していない人は、すれ違う時、タオルで口元を抑えていました。
お年寄りはマナーもしっかり。
でも若い人はマスクしていない人もチラホラ。
ランニングしている人は、ほとんどしていなかった。
若者の感染者数が多いのもうなずける？
まだまだコロナ禍の猛威は続いています。
皆で、気を付け合い、早くマスクのない生活に戻れるよう頑張りましょう！
それにしても、最近のお年寄りは元気ですね！
そういう私も、他の人から見るとしっかりお年寄り、
八王子市のWさんご夫妻のように、いくつになっても元気に歩けるよう、体力維持頑張ろうと思います。
春一番の吹き荒れる南高尾山稜でした。
最後までお付き合い有難う御座いました。
