12月21日(月)
久し振りに、山梨県上野原市の八重山に登ってきました。
八重山は、2015年4月に初めて登って以来、今回で9回目。
富士山が綺麗なので、最近は毎年「初冨士」を見に元旦に登っています。
しかし、コロナ禍の今、県境を越えての外出は自粛中。
そのため、今年は1月1日と、1月30日に登って以来。
久し振りの八重山登山、楽しみです。![]()
「上野原市立上野原中学校」脇の登山道から登ります。
朝10時に駐車場に到着。
寒い冬の朝だからか、駐車場に車は2台だけ。
今まで来たうち、一番少ない?
駐車場下側に上野原中学校。
その右の方に、富士山が見えます。
雲一つない青空に、薄雪の富士山がクッキリ。![]()
駐車場からの登山道。
今日はとても寒く、上着を二枚重ねするほど。
寒いのは苦手だが、その寒さのお陰で、シモバシラの氷華が見られました。![]()
シモバシラのある所を教えてくれる案内。
案内の方を見ると、道脇の小川の斜面に一輪。
そして、道左側の斜面にも沢山の氷華が咲いていました。![]()
白い綿みたいなものが氷華。
近寄って見ると、結構大きい!
シモバシラの氷華についてはこちらを↓
このシモバシラは、3年前の1月に来た時、出会った人に教えて頂ました。
見るのはその時が初めて。
教えてくれた方は、先ほどのシモバシラの案内書きや、道の整備などをされている方でした。
八重山のブログも沢山投稿されていて、八重山の事はそのブログを拝見すると、とてもよくわかります。
シモバシラの氷華を見た後、展望台を目指して登って行きます。
写真を撮りながらも、40分弱で八重山の展望台に到着。
屋根が五角形のおしゃれな展望台です。
その説明書き。
ここからの展望が素晴らしい!![]()
デッキには、ここから見える山の紹介。
さらに分かりやすい手作りの案内も!
これは、先ほどのこばじぃさんが作ったもののようです。
目の前には富士山。![]()
左の方には、さがみ湖リゾート・プレジャーフォレストの観覧車も見えます。
さらに、その向こうには保土ヶ谷のゴミ焼却場まで見えました。
富士山の右側には、談合坂SAも見える!とあります。
その方向を見ると・・・
見えました!
ズームレンズ無いので、写真を拡大してみると、駐車場に止まっているトラックが見えた。
乗用車は少なく、トラックが目立ちますね!
富士山の反対側の後方面に陣馬山。
素晴らしい景色を見ながら小休憩。
次は八重山山頂へ向かいます。
隣の山が八重山。
葉が落ちた山頂に東屋が見えます。
展望台の隣に鐘。
いつも登山記念に鐘を鳴らすが、今日はあまりに静かなので控えました。![]()
![]()
傍に「八重山・五感の森」とあります。
展望台から少し上ると大きな石碑。
この八重山の名前の意味が書いてあります。
『八重山』は、昭和の初めに、上野原で生まれ育った水越八重さんが、上野原の町と上野原小学校に、お世話になった恩返しにと寄付。その八重さんの名を山の名前としたようです。
八重山には、数カ所にこのような解説があります。
八重山は「五感の森」
その五感とは何か?の説明が書いてあります。
八重山には「味覚」「視覚」「聴覚」「臭覚」「触感」の5つの森のゾーンがあり、それぞれの観察を体験できる様になっているようです。ここに書いてあることを見ながら、山歩きするのも楽しみの一つ!
一度孫娘を連れて来た時、この案内を読みながらの登山をして喜んでくれました。
残念なことに、文字が陽に焼けて薄くなり読みずらい所も!
字が見えるようになるといいのだけれど・・・。
上野原市に期待ですね。![]()
ここから急坂を登って行きます。
登り切った所が八重山山頂(標高531m)
ここから見える富士山も見事です。
山頂に雪が少ないですね!
富士山は、頭が白い方が綺麗。
樹々の葉はほとんど落ちてしまっていたが、ここだけ少し残っていました。
紅葉時期に来たことないが、きっと綺麗な紅葉が見られるかも!
八重山・山頂から、隣の山へ向かいます。
少し下ってまた登ります。
その登りはかなり急坂で、足元は細かい砂利。
滑りやすいので注意しながら登ります。
登り切った所が能岳山頂(標高542.7m)
時間も11時半過ぎました。
ここで少し早い昼食としました。
![]()
素晴らしいこの景色を見ながらの昼食。
最高です。![]()
枯花と富士山とのツーショット!
見えるものが全て輝いています。![]()
素敵な景色と、心地よい日差しに、いつになくのんびり。
最高の昼食となりました。![]()
![]()
さて、ここが折り返し点。
これから、今来た道を戻るか、虎丸山を経由するか迷う所。
距離は少し長いが歩きやすい今来た道。
アップダウンがキツイ虎丸山経由の道。
悩んだが。今回は虎丸山を経由することに。
でも、その決定はヒヤヒヤの連続となった。
枯葉が舞う晩秋の山道です。
下る途中にある、馬頭観音。
無事完歩を祈りました。
ここまでは快適な下り坂!![]()
しかし、馬頭観音の祈りが足りなかったのか?
ここからが大変の連続でした。![]()
![]()
その理由は、枯れ葉が道に厚く積もって滑りやすい。
更に枯葉の下は細かい砂利の急坂で、ズルズルと滑るのです。
このコースを歩く人は少ないのだろうか?
枯葉が踏みつぶされていないのでフカフカ。
転ばないよう、よちよち歩きで、足元をストックで確認しながらの下山となりました。
森の中は、日中でも暗い。
山をいくつか越え、一番高い山が虎丸山(標高468m)
虎丸山・山頂には、虎丸神社があります。
枯れ葉が落ちた今は、枝越しに富士山も微かに見えるだけ。
見晴らしはあまり良くありません。
神社の前で、少しだけ休憩して出発。
下ってもう一つ山を登ると、少し広い山頂。
そこにはビールケースがあるだけなので休憩なし。
ここまでも、恐る恐るの山道だったが、ここからの下りが一番大変だった。
砂利の急坂(45度の休憩舎もあり)に枯れ葉がいっぱい。
ストックで何度も足元を探りながらの下山。
転ばないまでも、何度かズルズルと滑ってしまった。
怖い思いをしながら祠まで何とか下山。
途中、鳥の羽がいっぱい落ちていた。
雉の羽?
他の動物に襲われたのだろうか?
少しずつ、車の音が大きくなって来た頃、途中に祠。
中には二つの祠があり、左が「山ノ神」、右が「厄神」
無事下山できたことを感謝しました。![]()
この祠のすぐ下が駐車場。
駐車場には車が2台だけ!と本当に静かでした。
無事何事もなく戻ってくることが出来ました。![]()
久し振りに歩いた八重山。
シモバシラの氷華と富士山がとても綺麗でした。
八重山は、四季折々楽しめる素敵な山。
コロナ禍が治まれば、もっと歩きに来たい山です!![]()
![]()
今日の記録
時間:2時間40分(休憩1時間含)
距離:4.3Km
歩いたコース
(YAMAPより)
ところで・・・
今日、出会った人は4人だけ!と、本当に静かな八重山でした。
こんなに静かなのは、初めてです。
これもコロナ感染を心配して、皆さん山登りしないのだろうか?
今日のコロナ感染者数は、月曜日として最多の392人(東京都)を記録。
感染者数は増える一方の上に、変異種も現れて来たようです。
治まる気配がないコロナ感染、心配です。
これでは、毎年行っていた八重山の元旦登山は中止にしようと思います。
コロナで明け暮れた今年、そして来年はどうなる事やら。
ますます心配です。![]()
最後までお付き合いありがとうございました。![]()











































