12月4日(金)
人を避けて裏高尾に登ってきました。
今回は相模湖から小仏城山です。
このコースは、以前から気になっていたコース。
楽しみです!![]()
相模湖は意外と近い。
圏央道を使い相模湖ICはあっという間。
今回は相模湖公園に車を停めました。
ここは、平日無料。
朝の相模湖。
静かです。
カヌーで湖に出る人がいました。
気持ち良さそうですね!
ここならコロナ禍も心配なさそうだし。![]()
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それにしても冬の湖は寒かった。
気温は9℃。
重ね着をして出発です。
スマホの登山アプリ「YAMAP」の地図を頼りに登山口を目指します。
車道の相模湖大橋を渡って向こう側へ行きます。
橋を渡って左に折れ、車道を歩いて行くと、県立津久井養護学校に到着。
手前を左に下って行きます。
急坂を下って行くと、相模川に架かる吊り橋。
弁天橋です。
駐車場からここまで20分。
橋の上では、ワカサギ釣りを楽しむ人達。
橋を渡ると、急坂です。
途中、相模川を見下ろす景色がとても綺麗!![]()
川上の景色
川下の景色。
弁天橋から国道に出るまでは、かなりの急坂。
登り切る頃は、すでに息切れ!![]()
コロナ禍のせいで運動不足かな?
(体力不足をコロナ禍のせいにしている私)
登り坂は体も熱くなってくる。
重ね着を全て脱ぎ、アンダーシャツと半袖を1枚の姿になりました。
登り切ると、住宅街を歩いて抜け、国道20号線を渡ります。
突き当りまで行き、左に進むと登山口。
隣にはトイレも完備。
弁天橋からここまで30分。
さあ!いよいよ小仏城山を目指します。
途中、中央高速が横に見えました。
初めてのこのコース、予想以上にキツイかった。
登っても登っても階段の道は途切れることが無い。![]()
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登り始めて10分ほどした頃、下ってくるお姉さんとすれ違う。
もう下山?
あまりに早い下山が気になるので聞いてみた。
素敵な方で、気持ち良くお話してくれました。
始発に乗って高尾山駅から頂上を経由し、相模湖駅へ下り電車で戻られるようです。
高尾山の頂上の混み具合をお聞きすると、早い時間だから人が少なかったようです。
早い時間が一番ですね。![]()
お礼を申しあげ、お別れしました。
以後、上り切るまでに出会ったのは二人。
我々を追い抜いた若い男性が一人だけと、静かな登山道でした。
コロナ禍の今は、静かなのは大歓迎。![]()
このコースにはベンチがほとんど無い。
1カ所だけ休憩できる所がありました。
所々に、
紅葉が疲れを癒してくれます。
道沿いには、何か所かお地蔵様。
どのお地蔵様にも、水が供えられていました。
お参りしている人がいるのでしょうね!
静かな山道を頑張って登っていると、遠くからエンジン音。
音が大分近づいて来たころ、木に「間伐作業中、注意してください」の注意書き。
エンジン音の方を探してみると・・・
居ました!![]()
お兄さんが木に登り、チェンソーで枝下ろししています。
この木はヒノキだろうか?
エンジン音は数カ所から聞こえます。
周りを見ると3人いました。
この山には沢山の木があります。
気の遠くなるような大変な作業ですね。
ご苦労様です。![]()
さらに登っていると、足元にドングリの実がいっぱい。
もう直ぐ、この山にも冬の気配。
登山道は整備されていています。
休憩するベンチも無いので、倒木に腰掛けて、何回か水分補給。
向こうの山頂に何かが見える。
景信山だろうか?
それにしても、途切れる事ない登りの道。
高尾山の健脚コースや、大山よりもきつかった。
それでも頑張りました。
登山道入り口から、1時間20分程で小仏城山に到着。![]()
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一般的には1時間らしいが、ゆっくり登ったからか、思ったより時間がかかりました。![]()
時間は11時半頃。
茶店前は、まだ静かです。
綺麗に見えるはずの富士山。
少し雲に隠れていました。
都内方面が見えるベンチの方へ行ってみます。
標高670.3m
木彫りの天狗がお出迎え。
風雪に耐え、頭が欠けていた。
ここからの景色が素晴らしい。![]()
スカイツリーもクッキリ。![]()
何故かスカイツリーが見えると嬉しい。![]()
そろそろ昼時。混雑してきそう。
空いているうちに、早めに昼食とします。
隣のテーブルには気になる二人。
見ていると、オジサンがガスバーナーでラーメンを作り始めた。
そして二人のやり取りが聞こえてきた。
隣にいるのは奥さん?と思ったら、お嬢さんの様子。
お父さんが素手で麺を取り出すと、「素手で入れるの?」とお嬢さん。
「手は綺麗だよ」とお父さん。
ラーメンを食べる器はカップのようです。
お父さんのリュックからカップを取り出したお嬢さん。
しきりにカップの汚れを気にします。
見ていたら、逆さにして息を吹きかけ、汚れを吹き飛ばしていた。![]()
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お父さん!普段から綺麗にしてなさそうですね、
お嬢さんに信用されていなそうだ。
よくよく見ると、テーブルには消毒液がありました。
お嬢さんは綺麗好きのようです。
お父さんは、家ではあまり料理をしていないのだろうか?
手元がぎこちない。
カットしてきたキャベツを入れる動作も、見ていてハラハラ。
さらに、お湯は吹きこぼれるし・・・![]()
それでも出来上がったラーメンを、親子で美味しそうに食べていました。
こんなやり取りも見ていてほほえましい。
娘との山登り。良いですね~!
羨ましい限り。
お父さん!がんばれ~![]()
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そんな二人を横目に、私はお湯を注ぐだけのワンタンスープ。![]()
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オジサンのラーメン、美味しそうだな~。![]()
食べ終わる頃、広場は大勢の登山客で混んできた。
隣のテーブルには、グループが座って大声で話し始めた。![]()
三蜜を避けたいので、急いで席を離れました。
休憩もゆっくりしたのでそろそろ下山です!
広場の片隅に登山道の案内。
その案内で、今歩いて来たコースをご紹介。
12時に下山開始。
道は枯れ葉が厚く積もっています。
滑らないように注意しながらの下山。
登りでは気が付かなかった景色を楽しみながら・・・。
下っていると、トレイルランニングをする二人が登ってきた。
確か、この二人は頂上で見かけた人。
という事は、この道を下りまた登って来たようだ。
私が息絶え絶えに登った坂道を、往復して来たとは!
凄い!![]()
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鍛えている人には敵わないね。
下山で出会ったのは、他に1人と
静な登山道でした。
程なくして、家並みが見えてきた。![]()
もう直ぐ登山口です。
登山口傍にある家の前で、猫を抱いたお爺さんが日向ぼっこ。
「静かな所で良いですね、ここならコロナ禍も心配ないし」
・・・とお声かけ。
そしたら意外な返事。
「山を歩いて来る人は、都内の人が多い。だからコロナ禍が心配なんだよ」
確かにそうですよね!
そういう私も・・・。
長閑な生活を壊さないよう、気を付けます。![]()
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田園風景を見ながら、来た道を戻ります。
ここから弁天橋を抜ける道は、急な階段を降りて行く道。
もう上り下りは十二分に楽しんだ?
遠回りになるが平坦な国道を歩いて行こうか?と迷う。
しかし、結局選んだのが弁天橋経由。
もう少し、頑張って歩きます。
坂道の手前に神社。
寄ってお参り。
「牛鞍神社」です。
説明がありました。
由緒正しい神社のようです。
コロナ禍が早く鎮まるように!と、お参りしました。![]()
いよいよ最後の下りと登り。
頑張りましょう!![]()
下って行くと、大きな水音が聞こえて来た。
もう少し早かったら、紅葉も綺麗だったかも。
降りた所に小屋。
朝、通った時はオジサンが数名いたが、今は誰もいない。
夏場は、水辺で楽しむ人が多そう。
そのためか、お人形なども販売している様子です。
静な川には、既に冬の気配。
さあ、最後の登り坂。
黄葉が光に映えて綺麗!
弁天橋に、朝居た釣り人はいなかった。
陽が差す川沿いの景色。
とても綺麗でした。
養護学校脇を抜けて、相模湖のダムまでやって来ました。
ダム堤体の一番上部の天端 (てんば)の上が通れそうです。
歩いて渡ってみました。
そこから見るダム側の景色。
ダム下の景色。
正面向こうに、今歩いて来た小仏城山方面の山々が見えます。
ダムから一般道を歩くこと10分で、相模湖公園に戻ってきました。
広場にはクリスマスの飾りつけがお出迎え。
お疲れさまでした!![]()
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今回のコースは、予想外のキツイコースでした。
途切れのない登りは、かなりハード。
南高尾山陵の尾根道が恋しくなりました。![]()
でも、このコースが苦にならないよう、足腰鍛えなくては。![]()
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来年も頑張ろうと思います。
今日の記録
時 間:4時間40分(休憩50分含)
距 離:約9Km
標高差:約750m
最後までお付き合いありがとうございました。![]()


















































