10月14日(水)
明日から雨が降ると天気予報。
今日は曇だが雨は降りそうもない。
山歩きするなら今日しかない!![]()
と言う訳で、出かけて来ました。![]()
出かけた先は、1か月半ぶりの南高尾山陵。
駐車場に車を停めようとしてビックリ。
入り口が閉鎖されているではないか!
良く見ると、隣の「コミュニティー広場」が駐車場と矢印。
またコロナ禍で駐車場閉鎖? ![]()
心配したが、違いました。
駐車場が使えない理由は「草刈作業」の為でした。
一安心です。![]()
![]()
案内に従って「コミュニティー広場」へ車を停めました。
駐車場より広い「コミュニティー広場」の周囲にゆったり車が停まっています。
車が置けて一安心!![]()
![]()
支度をして9時に出発。![]()
久し振りの南高尾山陵、楽しみです。
城山湖にも
秋の香り。
発電所周りの樹々が、所々黄色くなっています。
長い上り坂を歩き始めて直ぐに、お花がお出迎え。![]()
白と紫のコントラストが素敵な花です。
ススキの向こうに「セイタカアワダチソウ」
黄色がとても綺麗です。![]()
でも、
この黄色の花を見ると、思わず鼻水が出て来そう![]()
![]()
![]()
この花は花粉症の原因の一つ。
ズーっと、そう思っていました。
しかし、最近知ったことだが、「セイタカアワダチソウ」は花粉症とは関係なさそうですよ!
風に花粉をのせて飛ばす植物(風媒花)ではないのだそうです。
だから、鼻水は出てこない!・・・らしい。![]()
![]()
さらに登っていくと、道脇に沢山の花が咲いていました。![]()
![]()
「ノコンギク」
ツタの葉も黄色くなっています。
「アザミ」
ここにも「ノコンギク」
ノコンギクは、あちこちに咲いていました。
「ツリバナ」
上り坂の途中、樹々の合間から見える城山湖。
向こうに見える都内は霞んでいます。
ザクロの実?
中身は無い。
猿が食べた後だろうか?
花を楽しみながら、30分程で坂を登り切り、榎窪山に到着。
周りには、イノシシが掘り返した跡がいっぱい。![]()
夜になると、この辺りは「
イノシシの世界!」なのかも?![]()
![]()
榎窪山から数分で、三沢峠に到着。
いつも何組かが休憩している三沢峠のベンチだが、今日は誰もいません。
今日は、いつになく「静かな南高尾山陵」です。
さらに歩いて行くと、真っ赤な「ガマズミ」の実
こちらには「ハナニガナ」の黄色い花。
今日は曇り空。
汗もかかずに歩けるかな?と思ったが、予想を裏切られ蒸し暑い。
帽子を脱いで歩きました。
平沢峠の休憩所に到着。
ここでは、フクロウがお出迎え。![]()
フクロウの前で、小休憩。
休憩していたら、後ろからやってきたお爺さんが笑顔で通り過ぎる。
そのお爺さんのお顔を見てビックリ。
私が歩き始めた時、駐車場に入ってきたお爺さん。
車の運転もユックリで、ちょっと気になっていた方。
歩くスピードもゆったり?と思えたのだが・・・。
目の前の歩く姿は力強く、予想以上に元気で早足だ。![]()
![]()
この元気なお爺さんとは、この後一緒に歩くことになりました。
さらに歩いていると、可愛い花が咲いていました。
名前は不明?
今日はいつになくお花が多く咲いています。
「シモバシラ」
「カシワバハグマ」
初めて見る花です。
漢字で「柏葉白熊」と書くようです。
「柏葉」とは、葉の縁にまばらに粗い歯牙があるようすがカシワ(柏)の葉に似ている。
「白熊(ハグマ)」とは、僧が使う仏具である払子や兜などにつける飾りで、花冠の細長い裂片のようすをそれに見立てたもの。(ウィキペディア)
今日の「南高尾山陵」には、お花が沢山咲いていました。![]()
花を楽しみながら、健康の為に!と、頑張って歩きました。![]()
気持が変わると足も軽くなり、先ほど追い抜いて行ったお爺さんの背が見えてきました。
追い越し際に、お爺さんが・・・
「お元気ですね!どこまで行かれるのですか?」
と、声かけてきた。
これがきっかけで、そのお爺さんとお話をしながら歩くことに!
いろいろお話をしながら「見晴台」に到着。
今日も富士山はお預けです。
少し雨を心配していたが、何とか持ちそうです。![]()
ここで休憩しながら、お爺さんとのお話しは続きます。
この方は、
相模原市中央区にお住まいで、お若い頃はスポーツマン。
テニスをしたり山登りをされていたようです。
山登りは、仲間たちと日本100名山を登られるほどの超ベテランの様子。
最近は、その仲間も高齢となり、一人抜け、また一人、
そして、いつしか一緒に歩く人は無く、最近はお一人で歩いているようです。
失礼ながらお歳をお聞きすると「80ちょっと前」
え~!と、思わずビックリ。
その体形は、余分な脂肪も無く、足腰はピンとしてとてもお元気。
とても「80ちょっと前」とは思えない。
話をしていたら、コンピラ山の方より6人の集団がやってきた。
皆さんお爺さんの顔見知りのようで、笑顔で挨拶しながら行きました。
お爺さんの予定はここ「見晴台」まで。
私はもう少し先まで行く予定なので、ここでお別れしました。
私もお爺さんの歳になった時、あんなにお元気に山歩きしていたい。
そのためにも、毎日の健康管理に気をつけなくては!
・食事内容に注意する。
・運動は忘れず、少なくても週2、3回はする。
・意識して歩くことを意識する。
お爺さんから元気を頂きました。![]()
またどこかでお会いできると良いですね!![]()
![]()
私は大洞山まで行く予定?なので、さらに先を目指します。
しばらく歩くと、中沢山に到着。
気が付くと時間はもう直ぐ11時。
予定は「大洞山」だが、そこまではまだまだ時間がかかるし、昼食も用意してない。
お腹も大分空いて来たので、今日は中沢山までとしました。
取敢えず、中沢山で休憩とします。
道から少し上った所が中沢山山頂。
山頂に鎮座する観音様がお出迎えです。
お参りさせて頂きました。
中沢山山頂、標高494m
高尾山山頂より、約100m程低いですね!
観音様の後ろ側が広場となっていて、ベンチもあります。
ここは南高尾山陵の道から外れて少し上った所。
なので、わざわざここまで来る人は少ないのでとても静かです。
食事するには最適な場所だが、弁当も無い。
弁当持ってこなかったことを後悔です。![]()
![]()
小休憩して、元気に来た道を戻りましょう!![]()
帰り道はのんびり山歩き。
来る時気が付かなかったが、道脇にキノコがいっぱい。![]()
![]()
美味しそうです!![]()
![]()
もしかしたら「オオシロカラカサタケ」?
だとしたら、毒キノコ。![]()
食べると嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の中毒症状がでるようで、命にもかかわる程危険な毒キノコ。
キノコは種類が多く、毒キノコも多い。
お店で買って食べるとしましょう!![]()
![]()
それにしても・・・
今日の南高尾山陵は人が少なく静かです。![]()
賑わっていると、すれ違い時の「コロナ対策」に気を遣うことになる。
今日はゆったり自然を楽しめました。
人とすれ違う事も少なく、三沢峠まで戻ってきました。
そこに、珍しく人がいました。
広場脇にある「津久井湖周辺散策マップ」
津久井湖周りのお勧めポイントが紹介されています。
最近良く行く、津久井湖城山公園もありました。
三沢峠を過ぎ、榎窪山、そして長い下り坂を下り、本沢ダム発電所まで戻ってきました。
丁度、紅葉を楽しむご夫婦。
お二人が見られていたのがこの木。
大分黄色くなっています。
発電所脇の車道を歩いていたら、蝶がいました。
「アサギマダラ」です。![]()
見晴台へ向かっている途中、一頭のアサギマダラと出会った。
写真を撮ろうとしたら逃げられてしまったアサギマダラです。
そのアサギマダラが目の前にいます。![]()
逃げられないよう、そっと近づき撮った写真がこちら。
撮影出来ました!![]()
![]()
高尾山では良く出会うアサギマダラ。
この南高尾山陵でも出会うのだが、なかなか撮影できなかっただけに、とても嬉しい出会いでした!![]()
この蝶は「渡り」をする事でも有名な蝶!
こんな小さな体なのに、数千キロを飛行するようす。
中には日本からアジアの国々まで飛んだことが分かっているようです。
この体のどこに、そんなパワーが潜んでいるのだろうか?
この「アサギマダラ」にも、元気を貰えた気がします。![]()
アサギマダラと別れて直ぐの所のイチョウの木。
緑の中に一枝だけ紅葉しています。
凄く目立つその一枝だが、なぜ?
気になり調べて見ると・・・
この枝は、病気か?虫害か?何か原因がありそうです。
紅葉している事は良い事ではなさそうです。
可哀そうだが、とても珍しい様子に思わず撮影!
来年は他の枝と一緒に仲良く紅葉出来ると良いね!
がんばれよ!![]()
![]()
一枝早い紅葉のイチョウから直ぐ駐車場です。
車に戻った時刻は12時半。
今日も無事完歩出来ました。![]()
![]()
今日の記録
距離:8.4km
時間:3時間25分(休憩含)
久し振りの山歩きでお腹もペコペコ。
近くのレストランへ急ごうと思います。![]()
![]()
帰り支度をしていると、コミュニティー広場が賑やか。
そこには犬連れの人達が大勢。
愛犬家の集会かな?
![]()
![]()
動物は良いですね!![]()
![]()
久しぶりの南高尾山陵は本当に静かでした。
そしてお花がいっぱいでした。
何度来ても素敵な所です。
また歩きに来たい!と思います。![]()
![]()
最後までお付き合いありがとうございました。






































