紅葉の栂池自然園一周その①の続きです。
草もみじの湿原が終わり、「ヤセ尾根」までやって来ました。
この森も紅葉が始まっていました。
赤い実が綺麗。
ここから展望台までは、長い登り階段が続きます。
久しぶりの山登りなので、この長い階段は結構きつかった！
ところで、写真に丸い縁取りが写り込んでいます。
理由は、レンズフードを外すのを忘れて、周りを「ケラレ」た失敗作。
失敗なのだが面白い。
そこで、以下2枚は丸い枠付きでご紹介。
下の方に見えるのが「栂池」
階段を登り切った所が展望台。
以前来た時より整備され、ベンチも新しく沢山有ります。
そのベンチで数組がお食事中。
ベンチもまだ空いています。
私達もここで昼食にしましょう！
運動の後の食事は美味しかったです！
展望台の周りは
紅葉真っ盛り。
ここからは、夏でも雪の残る「白馬大雪渓」が見られます。
しかし、今日はガスの中。
残念！
皆さん、ガスが切れるのを待っています。
少しだけ、山頂が見えました！
でも…、見えたのは頭だけ。
残念ながら、雪渓は見えませんでした。
皆さんと一緒に、雲の切れるのを待っていたが切れそうに無い。
雪渓はまたの楽しみとして、展望台を離れました。
展望台からは帰り道。
来た道とは別のコースで、「モウセン池」を回って戻ります。
その道も紅葉が素敵でした。
展望台からは下り道。
目の前に広がる紅葉が綺麗です。
白樺の林も染まっています。
展望台から5分程下った所に「展望湿原」
目の前に草もみじに染まる湿原が広がっています。
その向こうには雪渓も見られるはず…！ですが、残念。
雪渓が見られなくても、この景色はため息をつくほど。
大勢の人が、この素晴らしい景色を楽しんでいます。
グリーンの針葉樹に黄色が綺麗！
紅葉に包まれた木道。
帰りのコースも、綺麗な湿原の道が続きます。
木道を歩いて行くと、小さな池「モウセン池」
ここだけが別世界のようです。
モウセン池から見下ろす湿原。
木道を歩いて行くと、龍の彫刻像？
違いました。雪で倒れ枯れた木でした。
ここは豪雪地帯。
雪が深く、先ほど登ってきたロープウェイ駅も、冬季は閉鎖のようです。
その豪雪と戦った姿なのですね！
草原に樹々の枯れた姿が寂しそう！
木道を治している所がありました。
木材は、ヘリコプターで運んでくるようです。
今日は休工中で人影はありませんでした。
その木道に置き忘れられた大きな木槌。
高所の作業、大変でしょうね！
ありがとうございます。
大きく横に枝を伸ばす樹々の道。
ここにも豪雪の厳しさがありました。
一瞬、ガスが少し晴れて、山が少し見えました。
右向こうに、赤い屋根の「栂池ヒュッテ記念館」が見えてきました。
そろそろ「栂池自然園」一周も終わりです。
本当に素敵な紅葉を楽しむことが出来ました。
今度は春の季節に来てみたい！
ここなら子供も来られるので、孫娘を連れて来たいな～！
帰りに、ビジターセンターの中を覘いて見ました。
大きなパネルに湿原の映像が流れています。
向こうに見えるのは、クライミングの練習が出来る壁。
奥には広い部屋にベンチがいっぱい。
イベントや勉強会も出来そうです。
相方は勉強より食べ物のほうが好きなようです。
ビジターセンター脇でソフトクリームを買って食べていました！
ソフトクリームの冷たさと甘さが、完歩した疲れを癒してくれました。
目の前に広がる景色。
霞んでいるが遠くに街並みが見えます。
長野市や上田市の街並みだろうか？
雲海の上にかすかに見える山脈は八ヶ岳？
晴れていたら素晴らしい景色が見えそうです。
また春に来るとしましょう！
さて、一息ついたところで今回の記録です。
（ビジターセンターから、一回りして戻ってくるまで）
時間：3時間22分（昼食・休憩含）
距離：7.2km
（YMAPより）
足の指が痛いながらも、無事完歩できました。
さあ、帰りましょう。
ロープウェイ駅へ向かいます。
帰りの道沿いには可愛い花が咲いていました。
数少ないアザミの花には、蜂がいっぱい！
今の季節の自然園には花が少なかった。
蜜を求める蜂にとっては、アザミの花は貴重なのかも？
駅に到着。
駅舎内には次の運行を待つ人の列。
私達も列に並びました。
待ちながら駅舎内を見回すと、天井に紙で作られたロープウェイ発見！
待つ人の心を癒してくれますね！
20分間隔で運行しているロープウェイ。
少し待っていると、次のロープウェイがやってきました。
乗る時には、皆さんルール通りマスクをしています。
出発時間になり、ゆったりと動き出すロープウェイ。
窓から見える山は、今も雲の中。
ロープウェイは5分程。
次は少し歩いてゴンドラリフトに乗り換えです。
ゴンドラは待つことなく乗れます。
ゴンドラリフトは20分。
ひと時の空中散歩を楽しみました。
一番下の栂池高原駅に到着。
駅舎内にゴンドラリフトとロープウェイの案内がありました。
駅舎脇からは、今降りてきた山頂方面が見えます。
あの山の上の向こうからゴンドラで降りてきたのです。
凄く長いですね～。
駐車場に戻ってきました。
15時半過ぎだが、まだ１/3程の車が停まっています。
駐車場で気になるのが、車ナンバーの地域名。
見ると「山形」「岐阜」「成田」「富士山」「横浜」「京都」といろいろな地域名。
「八王子」ナンバーもありました！
10月1日から東京都もゴーツートラベルも可能となります。
新型コロナウイルス対策を十分にし、地元の方に迷惑かけないようにして出かけましょう！
ところで時間は15時40分を過ぎています。
帰りに穂高神社へお参りする予定だったが、もう遅い。
そこで、近くにある温泉に入って帰ることにしました。
駐車場から直ぐの所にある日帰り温泉の「倉下の湯」
茶褐色のにごり湯が人気です。
露天風呂から晴れた日は、お湯に浸かりながら白馬の山々が見られるようです。
今日は生憎雲の中。
山の天気は難しいですね！
お湯は、源泉かけ流しで茶色で肌がツルツル。
ユックリ茶色いお湯を楽しみ、今日の疲れも洗い流しました。
本当にいい湯！でした！
疲れを落としてさっぱり気分で蓼科まで戻ります。
車で3時間程。
かなり遠くまでやって来たな～。
高速に乗る前には、すっかり暗くなっていました。
振り返る空は、夕焼けが綺麗。
夕日に見送られながら帰りました。
紅葉の栂池自然園一周に、
最後までお付き合いありがとうございました。
