9月17日(木)
久し振りに山歩きしよう
と思っていたが、出かける前に急遽変更。
宮ケ瀬湖畔にある「神奈川県立あいかわ公園」へ行って来ました。
ここは、何度か訪れています。
春には40種類ものツツジが咲き揃い、今年も訪れました。
(今年4月中旬に撮影)
お花も綺麗で、子供用の遊具もいっぱい。
観光放流もあり、見ごたえいっぱいの公園なので、大勢の観光客で賑わう所。
今日はコロナ禍の影響かとても静か。
駐車場はガラガラです。
時間が9時前という事もあるかもしれないが、それにしても静かです。
駐車場を少し高い所から見た様子。
今日は運動不足解消の散歩が目的。
頑張って歩こう!![]()
公園内の案内図。
この地図を見ていたら、まだ行ってない所を発見。
ツツジがいっぱいある「花の森」の下側にある「冒険の森」へは入ったことが無い。
今回、時間はタップリある。
早速行ってみました。![]()
広い公園です。
まず今回歩いたコースのご紹介。
今回はいろいろな出会いもあり、一回では長くなるので2回に分けてご紹介。
その①は、駐車場~冒険の森~ダム管理事務所~水とエネルギー館まで。
最初に向かったのは「冒険の森」
冒険広場は、今回初めて行く場所。
そこは小高い丘の上のようです。
綺麗に整備された遊歩道を登って行きましょう!
これなら小さいお子さんや車いすでも大丈夫。![]()
遊歩道脇の林が綺麗。
「ヒガンバナ」が咲いていました。![]()
そういえば、もうお彼岸ですね!
今年は、季節の移り変わりの速さにビックリするばかり。![]()
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坂道を上り切った所に遊具のある広場。
利用規約がありました。
ここの公園も、先日訪れた「津久井湖城山公園」と同じ、神奈川県立公園。
津久井湖城山公園と同じく、年齢制限が12才まで。
ちょっと私も楽しんでみたい!と思うが、12才をちょっと超えている?のでダメだね。![]()
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大きな遊具がいっぱい。
大人も楽しめそう!
12才以下が羨ましい限り。![]()
向こうに、長~い滑り台が見えます。
何か所かに、消毒液がありました。
コロナ対策も万全です。![]()
一番高い所から眺めた様子。
目の前の遊具は「壁の迷路」
年寄りも、チャレンジしたくなるほど立派な遊具がいっぱいありました。
平日の今日は子供たちは学校。
当然、静かですね~。
冒険広場を一回りして、次はダムの上側(天端)へ行ってみました。
冒険広場からの道は車道の坂道です。
ここはダム管理事務所へ通じる道で、一般車は通行禁止。
関係車両だけなので、今回は数台すれ違っただけでした。
途中、自然観察林へ続く道がありました。
入り口に、こんな案内がありましたよ!
宮ケ瀬湖周りは、ヤマビルが多いようです。
入り口傍に、ヒル除けの薬か置いてありました。
道脇には、「ススキ」が白い穂先を見せています。
すっかり秋の気配!
ススキと言えば、車山高原や箱根のススキの原を思い出す。
見に行きたいけど・・・ 行けるかな?
今年は自粛自粛でどこへも出かけられない。
本当に寂しい![]()
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斜面が崩れている所がありました。
昨年の台風19号で崩れたようです。
15分程のんびり登っていくと、目の前にダムが見えてきました。
ゲートの先にはダム管理事務所。
あちこちに注意書きがありました。
コロナ対策はぬかりなく行われているようです。
ゲート脇から見る「宮ケ瀬ダム」
その先に「インクライン」が見えました。
インクライン=斜面に軌道を作り、昇降運搬する装置
見ていたら、ブザー音が鳴りインクラインが動き出した。
ユックリ、ユックリ動いています。
このインクラインは、ダム建設の時に活躍した施設を利用したものだそうです。
建設工事の時に、堤体コンクリートの打設のために大規模なインクラインを設置。20トンダンプトラックを運べる能力があり、コンクリートの運搬や資機材の移動に威力を発揮した。工期短縮に貢献。その一部は完成後、見学客用に残されており、乗車券を買って誰でも乗れる。「ダム便覧」より
それにしても、このダムの高低差は凄い!
インクラインはその斜面をユックリ動いていました。
こちらが「ダム管理事務所」
平時は内部へ入れるようだが、コロナ禍の今は休館中。
ダムカードを!と思っていたけど、またの機会だね!
管理事務所脇からみる、宮ケ瀬湖。
本当に広い湖です。
堰堤から覗いてみる下の景色。
下にいる人が蟻のように小さく見えます。
あまりの高さに、足が竦んでしまった。![]()
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私は、あまり高い所が好きではない。
高所恐怖症とは思っていないが、それにしても、この高さには怖さを感じた。![]()
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怖いけど、高い所からの景色は素晴らしい。
雲が晴れていれば、横浜ベイブリッジや相模湾も見えるようです。
向こう側へ行ってみます。
途中、作業をしている人が数人いました。
何かを運び入れているようです。
ダムの部品かな?
でも木の箱に黒い筒みたいなものだけど・・・?
近寄って見ると、筒と見えたものは黒いビンのようだ。
何なのだろうか?
気になります。
気になると抑えきれない私。![]()
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傍で立ち会っていたお姉さんがいる。
仕事中申し訳ないが、お声掛けしてみました。
「何をしているのですか?」と私。
「お酒をダム内部のトンネルに貯蔵しているのですよ」とお姉さん。
お姉さんは「公益財団法人・宮ヶ瀬ダム周辺振興財団」の方で、作業している方は酒造メーカーの方達。
手にしている箱は一升瓶を入れた木箱のようです。
そのお酒を、ダム内部に運び込んでいるようです。
さらにお聞きすると、
ダム内部には使われていない空洞(監査廊)があり、そこへお酒を貯蔵し熟成をさせるようです。
貯蔵場所となるダム監査廊は、天端(頂上部分)から地下80mにある一般入場できない通路。
ダムの大量の水が同所の温度を1年を通じ10℃前後に保ち、日本酒の貯蔵に適しているという。
その紹介記事がありました。
このお酒は、厚木市七沢の黄金井酒造(株)で製造された日本酒。
お酒が大好きで、晩酌を欠かさない相方は、早速「どこで売っていますか?」と聞いていた。
残念ながら私はお酒を飲むと蕁麻疹発生。![]()
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きっと、近いうちに我が家にも「宮ヶ瀬ダム貯蔵・盛升」を食卓で見る事になるでしょう!.![]()
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ダム内部はどんな構造?
興味があります。
調べて見たら、構造図がありました。
赤〇が、お酒を運び込んでいた所。
以前他のダム内部を見学したことがあるが、このダムは見学できるのだろうか?
でも、お酒の貯蔵してある場所は見学出来ないだろうね。
いろいろお話をお聞きしたが、仕事の邪魔をしては申し訳ない。
感謝を申し上げ、その場を離れました。
天端に何か所かある建物の一つの「展望塔」。
コロナ禍の為、休止中。
ここはもしかするとエレベータがある建物かも?
運航していれば、下へ降りることができたかもしれないな~。
残念!!
天端から見る宮ケ瀬湖。
本当に大きな湖です。
晴れていれば、目の前に丹沢の峰々が見えるはず・・・。
残念ながら今日は雲の中。
湖側にこんな施設があります。
もしかすると、放水するときのゲートを上げ下げする錘かな?
向こう側に見える建物はとエネルギー館。
行ってみましょう!![]()
水とエネルギー館手前に、インクラインが見えた。
こちらが「インクライン山頂駅」
帰りはこれを使って下まで降りよう!と思ったが、次の時間まで30分程あります。
水とエネルギー館は休館中(内部のトイレは使用可能)
待つのは苦手です。
トイレを兼ねて、内部を少し見学。
木造の可愛い品が展示されていました。
休館中とはいえ、内部は本当に綺麗です。
さて、広い「あいかわ公園」の散歩はまだまだ続きます。
ここまでは、子供達に喜ばれそうな大きな遊具と素敵なお酒との出会いがありました。
後半は来た道を戻り、途中から「風の丘」を経由してダム下側へ行ってみます。
その様子は次回でご紹介。
ここまでお付き合いありがとうございました。
















































