8月30日(日)
土日の山は混雑することは分かっている。
でも、毎日ホームステイでは運動不足。
体形維持と健康維持のため、混んでいることが分かっていても歩きたい。
どうせ歩くなら、久し振りに高川山から見る富士山も見たいな~。
でも、越境しての山歩きはヒンシュクを買いそうだし。
コロナ禍が収まるまでは、我慢我慢。![]()
近い所で人が少ない所と考えると、南高尾山陵しかない。
いくら考えても同じ所となり、ここは8月だけでも4回訪れた。
こんなに歩いていると普通なら飽きて来る。
でも、「また行ってみよう!
」と思える素敵な所だ。
いろいろなコースがある事もその理由の一つ。
8月30日、南高尾山陵5回目の山歩き、行ってきました。![]()
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先週の土曜日来た時は、駐車場は満車状態だった。
今日は日曜日だから、駐車場は前回同様いっぱいかな?と心配していた。
しかし、心配はよそに思ったより空いていた。![]()
準備をして、9時過ぎに駐車場スタート。![]()
発電所脇の登山道入り口までやってきた。
周りには誰もいない。![]()
30分程の登り坂だが、すれ違った人は3組、5人ほど。
やはり平日と比べて人は多いが、先週ほどではないようだ。
登り切った所の合流地点に到着。
左が登ってきた坂。
中央が峯ノ薬師。右方面は大垂水方面だ。
ここから急に人が多くなってきた。
高尾山の方(草戸山方面)から大勢やってくる。
土日はトレイルランニングの人が多い。
平日は定年退職後の人が多く、土日は現役の若い人が多いからか?![]()
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のんびり歩いていると、走って追い抜いて行った中年の女性一人。
その女性が途中で戻ってきた。
どうしたのかな?と思ったら、
「高尾へ行きたいのだけど、どっち?」
片言の日本語で聞いて来た。
良く見ると外人女性。
どうやら一人でトレイルランニング。
高尾山から南高尾山陵を走り、また高尾山へ戻るようだ。
しかし、このコースは初めてで道が分からないようだ。
英語の苦手な私は「右の方へ真っすぐですよ!」と指さした。![]()
女性はニッコリ笑顔で、大垂水方面へ走って行った。
地図お持ちでないのかな?
大垂水までは一本道だから大丈夫だろうけど、その先がちょっと心配。
走る去る後ろ姿に、頑張って
!とエールを送った。
合流地点すぐ傍の榎窪山を過ぎると、間もなく三沢峠。
11時頃になると、ここで昼食や休憩する人が大勢いるが、今日は二人のオジサンだけと静かだ。
しかし、合流地点からここまでの短い距離なのに、大勢の人とすれ違った。
高尾山程ではなないが、それでも人気のコースは人が多いな~。![]()
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これからの時間はもっと多くなるだろう。
今日の予定は見晴台辺りまで歩く予定だが、今日も大勢の人で賑わうかも。
人が多いと、狭い道でのすれ違いはコロナの感染も心配だ。
そこで、急遽コース変更。
そのコースは・・・
三沢峠~梅ノ木平方面~草戸峠~城山湖。
このコースを歩く人は本当に少ない。
ここなら、人とのすれ違いを気にすることはない。
左は見晴台方面。右下の梅ノ木平方面へ進む。
ヒッソリした森の道。
春先は鳥の鳴き声が素敵な道だが、今日は蝉の鳴き声が響いていた。
その鳴き声は高架下を歩いているようにうるさかった。![]()
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三沢峠からしばらく歩くと道はどんどん下って行く。
鬱蒼と茂る草道は、静かで素敵だが、藪蚊にとっても住みやすいようだ。
あっという間に、藪蚊の大群が体の周りに寄ってきた。
半袖から出ている腕や、首回りを刺そうと競い合う藪蚊達。![]()
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あっという間に、あちこち刺された。
気が付くとズボンの上からも刺されたようで、太ももが痒い。
思わずボリボリ搔きむしった。![]()
前回用意していた蚊取り線香は、忘れて持っていない。
事前の点検が大切だね!
蚊取り線香が無いので、蚊を防ぐには人力しかなかった。
帽子で寄ってくる蚊を払いのけながらの山道となった。![]()
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藪蚊の多い道だが、楽しいこともありましたよ。
この道沿いには、沢山の「タマアジサイ」が満開。![]()
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その木は普通のアジサイよりも大きく、人の背丈よりも高い。
アジサイ園などで見るアジサイと比べ、派手さは無いが作られていない自然を感じる花だ。
タマアジサイの名前は、蕾が玉のような形からつけられたようだ。
まん丸の蕾を見て納得!![]()
タマアジサイは小川の淵にも咲いていた。
坂道を下り切り、平坦な道になった所に東屋。
ゆっくり休憩したいところだが、小川沿いのここも藪蚊が凄い。
藪蚊と闘いながら、水分補給!
水分補給していたら、スクッと立つ草がいっぱい。
その先には実があり、そろそろ割れて花が咲きそうな状態。
近寄って見てビックリ?
宇宙人?![]()
よくよく見ると、ネジ状なものが見える。
これ花なの?
花だとしたら、どんな花が咲くのか気になりますね~![]()
もう少ししたら咲きそうだ?
気になるので、その頃また来てみようかな。![]()
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蚊が凄いので、蝉の事を忘れる程だが、蝉の鳴き声も凄かった。
耳鳴りのように耳に響く森を抜けた所に通行止めの案内。
この辺りは、春頃にはバードウォッチングするオジサンたちでいっぱいになる所。
レンズが狙う鳥は「サンコウチョウ」だが、今日は蝉の声以外聞こえなかった。
グリーンセンターまでやってきた。
春頃は、営業していなかったが、今はやっているのかな?
この周りにもタマアジサイが咲いていた。
でも・・・花も暑さのせいか、くたびれた様子。
熱射病?![]()
今年は暑いしね~。水分補給してね!![]()
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割れて、今にも咲きそうな蕾。
見方を変えると、何かを吐き出しているようにも見える。![]()
暑さに負けずに頑張れよ!![]()
三沢峠からここまで誰とも合わなかったが、やっと一組のお兄さん達と会いました。
本当に静かな山道でした!![]()
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グリーンセンターからは緩やかな森の道。
木陰の道は、藪蚊さえいなければ最高!![]()
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春のバードウォッチング季節は、道沿いには車がいっぱい停まっているが、今日は一台も無い。
代わりに、今日はオートバイ一台。
ドライバーは見当たらない。
何処かへ写真撮りに行ったのかな?
通り過ぎにナンバーを見ると、「杉並」だった。
オートバイで杉並からここまでやってきたのかな?
電車やバスと違い、これならコロナ禍も心配ないね!![]()
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草戸峠への分岐点に到着。
角にあるお地蔵様にお参りしましょう!
ここから草戸峠までは急な上り坂。
道の下の斜面に、〒マークの付いたコンクリートの洞?
以前調べたが、これは電話線に関連する設備らしい。
電話の通信電流が弱まるのを防ぐための中継施設(装荷線輪)
知らなかったが、昔は電話も郵便も「逓信省」が管轄していたので、そのマークである「〒」が付いている?
(未確認)
登り始めて10分ほどで、高尾山口ー四辻ー草戸山の道に合流。
周りは鬱蒼とした森。
合流点から少し歩くと草戸峠に到着。
ここで水分補給休憩とした。
ベンチには誰もいなかったが、休憩していると大勢やってきた。
三蜜は避けたいので、急いで出発!
さらに登っていくと、草戸山が見えてくる。
ここは町田市最高地点。
標高364m
まず草戸山の祠にお参りです。![]()
誰もいないので、展望台に上って休憩。
都内方面は霞んで見えないが、爽やかな風が流れていた。
誰もいないと思っていたら、隅のベンチで休憩しているオジサン二人発見!
左奥の方は昼食中。
時間は10時45分ごろ。
早めのお昼かな?![]()
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さて、ここから駐車場へ戻るコースは二つ。
一つは堰堤を経由して金刀比羅宮でお参りして駐車場。
もう一つは、草戸山から榎窪山傍の「ふれあい休憩所」経由して駐車場。
このコースは、これから急な上り坂4カ所を登ることになる。
今まで歩いてきて野急な登坂は結構きつい。
そこでいつもは体力を使わない堰堤周りのコース選択なのだが、今日はもう少し歩きたい気分。
そこでコース変更!
草戸山から榎窪山傍の「ふれあい休憩所」経由して戻る事に決定。![]()
足腰鍛錬には最高!
4カ所の登り坂だが頑張って歩こう。
息切らせながら最後の坂を上り切った所に「ふれあい休憩所」
そこからの景色が素晴らしい!のだが、ここにも大勢の方が休憩中。
写真撮影、休憩なしで通り過ぎる。![]()
榎窪山方面と駐車場方面の分岐点を、朝登ってきた道を下ります。
最後の休憩所「野鳥観察休憩所」脇から見る城山湖。
堰堤脇の「しろやまこ」の文字が、草刈終わったようでクッキリ見えた!![]()
ここから駐車場は直ぐ。
予定変更しながらも、無事戻りました。![]()
時間は11時40分。
先週の土曜日の昼頃は満車だったが、今日は少なかった。
夏休みも終わるからだろうか?
広場では野球を楽しむ子供達がいた。
広場脇の藤棚下のベンチには、心地よい風で疲れを癒す人達。
私も疲れた体を癒しました。
心地よい風は、濡れた衣類も乾くほど気持ちいい。
こんな素敵なところで、のんびり本を読むのも素敵だな~。
今度は山歩きではなく、本を読みに来るとしよう!![]()
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今回の歩いたコース。
(スマホ地図=YAMAP)
距離と標高。
今回の記録
距離:6.9m
時間:2時間40分
歩数:約12,000歩
当初予定の南高尾山陵の「見晴台」までだと、
距離:8km、時間:約3時間(休憩なし)
今回のコースは藪蚊に悩まされたが、タマアジサイ咲く森の道は最高だった!![]()
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いろいろなコースを楽しめる南高尾山陵。
次はどのコースを歩こうかな?
それにしても、越境しての山登りを早く楽しみたい。
しかし、今はじっとその日を待つとしましょう!![]()
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最後までお付き合いありがとうございました。






































