8月13日からお盆。
我が家は旧盆なので、8月13日からがお盆。
12日に盆飾りを用意して、ご先祖様をお迎え準備しました。
そのお盆の仕方も、昔と今とでは随分変わってきた。
昔の迎え火は、お墓でお線香をあげオガラを炊き、家に戻り入り口でオガラを炊く。
そして、整えた盆棚にお線香をあげてお出迎え。
それに比べ、今の迎え火は本当に簡略化。
時代と共に変わっていく。
13日の夕方、お墓でお線香を供える。
我が家のお墓は、家の直ぐ近くにあるので、灯したお線香を少し手に持ち、その煙と共にご先祖様を自宅へ一緒にお連れする。
そして、用意した盆棚の線香立てに、持ってきたお線香をあげてお迎え完了。
お墓を見ると、自宅へお迎えしたお墓にお花を添える人もいる。
我が家では、お墓はお留守になると考えるので、お墓への献花は送り火の時にお供えするようにしている。
いろいろ考え方があるようですね。
気持ちがあれば、どちらでも良いのでしょう!
お位牌はこの期間、仏壇から盆棚へお引越し。
その間、仏壇はお留守です。
昔の盆棚。
我が家では、竹は四隅ではなく前の両側。
そしてその竹に熨斗を付けた縄を張る。
これが現在の我が家の盆棚。
いつも夕方に迎えに行くのだが、今年はお昼前。
今年の迎え火は、孫娘がお泊りに来ていたので一緒に行きました。
夕方お迎えするのだが、泊りに来ていた孫娘が午後一番で帰る予定。
出来れば一緒にお迎えに行きたいので、昼前のお迎えとなりました。
孫娘と一緒にお迎えしたご先祖様。
喜んでもらえたかな~?
今年のお供えは、桃とブドウ。
親戚からの贈り物で、昨日勝沼から届いた果物です。
午前中晴れていたが、天候が急変し午後ビックリするほど激しい雷雨だった。
最近の天候はとても変動が激しい!
ご先祖様もビックリしているかも!
雨が止んだ夕方、お坊さんが来訪。
今日は突然の雷雨で、袈裟を着ての檀家回りも大変だったようだ。
「濡れないでよかった!」
そう言いながら笑顔で盆棚の前に座り、お経をあげて頂きました。
これでご先祖様も16日の送り火まで、ゆっくりして頂けます。
お帰りにお布施をお渡ししながら、庭までお見送り。
帰りながら庭の花を見て、「ユリの花が綺麗だね!」とお褒め頂いただきました。
そのユリの花がこちら!
マンサクの木の間に生えて、高く伸びたユリ2本。
他のユリは、人の腰から肩の高さ程だが、このユリは2mを超す程高い。
花も大きく元気です。
ユリの花はお盆の頃咲く。
こころ鎮まるお花ですね。
お坊さんが帰られた後、しばらくすると空が明るくなった。
夕日だ!
真夏日から激しい雷雨。
そして夕日。
最近は異常気象続く。
そして新型コロナウイルスと、何かと賑やかな今の世の中。
ご先祖様は、今の世をどんなふうに感じているのだろうか?
帰って来たばかりのご先祖様には、忙しなく映っているかもしれないですね。
今日からの4日間。
騒がしい現世だが、精いっぱいのんびりして頂きましょう!
我が家の迎え火の様子でした。
最後までお付き合いありがとうございました。