もうすぐ8月になろうとしています。
今年は本当に季節感無く半年過ぎてしまった。
今年は自治会の班長。
任期は4月からの1年間だが、6月までは1回顔合わせしただけ。
自治会の最大の行事は7月の夏祭り。
その祭り準備で、4月から祭りまで忙しく、会合も多いのが例年だ。
しかし、コロナウイルスのため、今年は例年とは様子が違う。
会合がほとんどない。
4月始めに自治会長から用紙が届く。
そこには、行事予定などが書いてあり、班長からの意見などを提出する用紙。
書類での意見交換となっていた。
6月になり、初めて４役と班長の顔合わせが行われた。
マスクをしているから、顔が分からないし名前も覚えられない。
本来なら役員・班長全員集まるのだが、三蜜を避けて、班長を4つのグループに分けての顔合わせとなった。
内容は、簡単な連絡事項のみで、形だけの会合？
それまでは、自治会長からの連絡は連絡用紙がポストに入れられた。
しかし今は電子媒体の発達した世の中。
会議の最後に、
スマホのラインアドレスを交換する。
以後はラインで連絡取り合うことが出来、集まることも減らすことが出来そうだ。
7月は神社の夏祭り。
お神輿や出店もでて、子供達には嬉しい祭りだ。
しかし、その夏祭りも今年は中止。
でも、関係者だけで式典を執り行なわれる。
そのため集会場の掃除をすることになった。
そして当日、班長全員集まり庭掃除。
草もいっぱい。植木も剪定が必要。やる事はいっぱいだ。
しかし、慣れていない自治会長。
掃除場所の区分けも無く、それぞれが思いのまま掃除を始める。
効率的に行うよう指示を出せばよいと思うのだが・・・
会社とは命令系統や責任の重さが違う自治会だから、止むを得ないだろう。
気にはなるが、流れに従っての作業となった。
当日は珍しく猛暑日。
暑い日に、マスクをしての作業は結構きつい。
休憩を取りながら3時間ほどで掃除完了。
まだ気になる所が見受けられるが、ほどほどで終了となる。
翌週の日曜日には、無事式典が執り行われた。
神主を招き、関係者だけで無事終わったようだ。
私も祭り委員をしているが、その日は施餓鬼会。
私はお寺の役もしているのでそちらに出席。
施餓鬼会は、大勢のお坊さんが来られ読経。
寺役は、受付とお金の受け渡しと塔婆のご案内。
いつも長い列となる受付。
三蜜をどうしようか？と心配していたが、当日は生憎の雨。
その雨のお陰で、皆さん一時に集中することなかった。
マスクをしての対応で、任を終了することができた。
自治会や施餓鬼会。
いつもは賑やかに行われるのだが、今年は例年と大きく違う形となった。
これもコロナウイルスのせいだが、今までを見直す良いきっかけとなっているのかもしれない。
戸惑いながら、立ち止まりながらだが・・・
当日は石屋さんや、仏具店の方も手伝いに来てくれる。
その人たちの話にビックリしたことがある。
それは、葬儀社の倒産。
日本は老人大国。
これからますます老人が増え、葬儀需要も増えて忙しいのでは？と思っていた。
しかし、葬儀も簡素化の流れが止まらないようだ。
さらに新型コロナウイルスが追い打ち。
葬儀社は普段、病院へ出入りして紹介もらったりするそうだが、コロナのせいでそれも駄目。
大勢集まる葬儀も無くなり、家族葬がさらに増えたようだ。
そういえば「結婚式も随分減っている！」と、知り合いの牧師さんが話していた。
結婚式も変わりつつあるようだが、新型コロナウイルスが拍車をかけているようだ。
この変革の中で、私はどう変わっていくか？
柔軟性が弱りつつある私としては、他人ごとではない話だ。
ところで、施餓鬼会の終了後には、お寺さんのおもてなしがある。
寺役とお坊さんとの懇親会。
そこには料理が出て、お酒もある。
お酒が好きな寺役さんは、これが楽しみのようだが今年は無し。
集まっての宴は三蜜ですからね！
今年は、宴の代わりにこれを頂きました。
お弁当です。
小食の私としては十分な内容。
コンビニ弁当？よりは良いですね
大分宴より慎まやかだが、これも良しですね！
お弁当？には、お酒が付いていました。
アルコールが苦手な私は飲めません。
これは我が家の「山の神」にプレゼント。
外出自粛でストレスが溜まっている。
お酒を飲んで、笑顔になってもらえるといいね。
新型コロナウイルスで変わりつつある行事でした。
最後までお付き合いありがとうございました。
