生活の中で、かなりの部分お世話になっているパソコン。
毎日数時間は使っている。
そのパソコンも人間と同じで、長年使っているとあちこち悪い所が出て来る。
10年ほど使っただろうか?
4月中旬頃、そのパソコンが起動しなくなってしまった。
症状から、ハードディスクが壊れたようだ。
なんでも直してみたい私だが、流石にハードディスクの修理は無理。
生活に無くてはならないパソコン。
直ぐに買いに出かけ、今のレノボのパソコンを購入。
このお話は以前ご紹介したことがあるのだが、使い始めて3か月、いまだに慣れずにいる。
微妙に操作方法が違ったり、キーボードの機能ボタンが違うとか戸惑うことばかり。![]()
でも慣れるしかない!と、頑張って使っています。![]()
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そのパソコンにはマウスが付属していない。そこで、今まで使っていたマウスを使っていたが、最近調子が悪い。
長年使い、疲労もしたのだろう。
不具合の症状は、使用頻度の多い左クリックの反応が悪くなってきたのだ。
このマウスもそろそろ限界か?
マウスはいくつも交換してきたが、悪くなるのは大体左クリック。
使用頻度が多い左クリックは接触不良を起こしやすいようだ。
買い替えるのは簡単だが、長年使ってきたマウス。
少し治療してあげることとした。
裏返して分解だ。
電池を取り出して、分解するためのネジを探す。
このマウスは、4か所で上蓋と本体をネジで固定している。
2か所は電池を取り外した下。
もう二か所は、前の滑り用シールの下だ。
そのシールは接着剤で張り付けてあるので、強引に剥がす。
ネジの頭が見えたら、あとはネジを外すだけ。
蓋を開けたら治療です。
中を見ると、長年使ってきた汚れも見える。
特に、真ん中のホイールボタンの取り付け部に埃が溜まっていた。
ティッシュなどでそっと取り去り綺麗にする。
赤矢印の所の白い物が、クリックしたときに押されるボタン。
この内部の接点が接触不良を起こしているのだろう!多分?
写真下側が左クリックのボタンだ。
治療としては、そこへ用意しておいた「接点復活剤」を吹き付ける。
この接点復活剤は、オーディオ用に持っていたもの。
オーディオでは、ボリュームの裏にあるスライド部分の接触が錆びたり汚れが付くと、ガリガリと言う音が出やすい。
その時に役立つのがこの接点復活剤。
シューっと吹き付けると、接点面の汚れや錆などが落ちてガリ音が消える。
出来れば、復活剤をスプレーする前に、ゴミをエアーを使って吹き飛ばすのがベターだが、生憎エアーは手元にない。
そこで、息を強く吹きかけて、埃を飛ばした?![]()
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埃を吹き飛ばした後、復活剤を吹きかける。
ついでなので、右クリックのスイッチや、ホイールの左右に動かして動作するスイッチにも吹き付けた。
そのあと、スイッチを何度かクリックして接点に着いた液を浸透させる。
多分、これで多少は良くなるだろう!
あとは組み立てるだけだが、蓋を閉じる前に電池を入れて動作テスト。
結果は、以前の反応の悪さより良さそうだ。
そこで蓋をして完成。![]()
随分良くなった!![]()
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当分まだ頑張って貰えそうです。
機械も人間も、疲労してくるものだ。
早めの治療が大切ですね!
これからも、労わって付き合っていこうと思います。
最後までお付き合いありがとうございました。






