6月23日(火)
八島湿原を後にしての帰り道。
ビーナスラインを走っていると車山肩の駐車場に到着。
何時もはビッシリ埋まっている駐車場は予想以上に空いている。
駐車場に降り立ち周りを見回す。
ここも高原の景色が素敵だ。
一段と高い車山の山頂ドームを目にしたら、あそこまで行ってみたくなった。![]()
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思いついたら即行動。
行ってきました。
先ほど4Km弱の八島湿原を歩いたばかりなのにね!![]()
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ビーナスライン沿いには白い花がいっぱい。

ノギクかな?

小高い車山を、頂上へ続く一筋の道を登って行く!

道沿いには小さな花が沢山咲いていた。
緩やかな登り坂だが、足元は石ころがゴロゴロ。

グラグラして安定しないので歩き難い。
石ころを右へ左へと避けながら登っていく事となった。
そろそろ息が辛くなった頃、タイミング良く道脇にベンチ。

前回登った時は無かったと思う。
ベンチはまだ新しい。
ベンチにプレートが付いていた。

国際ソロプチミスト諏訪とある。
調べて見たら、奉仕活動をする団体のようだ。
女性と女児の教育と生活の向上、さらには社会的に弱い立場にある人を助けるための奉仕活動をされているようで、寄付もいろいろされているようだ。
皆さんの奉仕で車山も綺麗になっているのでしょうね!
感謝!![]()
車山高原は、周りに遮るものが無いので、素晴らしいパノラマの景色が広がる。
しばしベンチに腰掛けて休憩。
中央左に見えるのが、車山肩の駐車場。
中央右上に見えるハート形が、先ほど歩いて来た八島湿原だ。
ズームアップしてみると、
ハート形がよりハッキリ。![]()

景色を楽しみながら登っていくと、目の前にドームが見えてきた。
もうすぐ頂上だ!

歩き始めて50分ほどで、山頂に到着。![]()
標高1925m

平日でも人が多い山頂だが、今日はペア二組と若者6人だけ。
空いているのは良いが、静かすぎて寂しい。
360度の展望も、残念ながら曇っていた。
その雲の下には街並みがかすかに見える。
手前には美ヶ原・王ヶ塔のアンテナ群が見える。

アップすると王ヶ塔の姿はクッキリ!
美ヶ原高原も素晴らしい景色を楽しめる所。
昨年9月に歩いたことを思い出す。
今年も歩きに行こう!![]()
今日は梅雨の真っただ中。
何処を向いても雲が多く、北アルプスも雲の中。
雨に降られなかっただけでもラッキーと思わないとね。![]()
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キャーキャー言いながら記念写真を撮る若者達。
若いって良いね!![]()
こちらは八ヶ岳と南アルプス方面。

晴れていれば中央に富士山が見えるのだが…
残念!
山頂には「車山神社」があります。

お参りしましょう!
祠の四方に御柱。

早くコロナが治まるよう!お祈りしました。![]()
傍にこの神社の説明書。

内容を見ると、この神社は「山の安全祈願する神社」として建立されたようだ。
これからの山歩きもケガしないようお願いしましょう。
神社の後ろ下には、駐車場から続くリフトの山頂駅。
頂上まで来たので、あとは来た道を戻るつもりだったが、この景色を見て予定変更。
せっかくだからここを下って違う道を通って戻ることにした。 ![]()
そのルートは、この階段を下りて行く事になる。
さあ!下って行こう!
階段を歩き始めたら、足元に違和感を感じる。
足をついた時に不安定なのだ。
そうだ、この階段に敷かれた石は、とっても滑りやすいのだ。
前回来た時、危うく転びそうになったことを思い出した。
石だから滑らない!と安心していると、ロウが塗ってあるようにツルツルと滑る。
気を付けていてもツル~と滑ってしまう。
転んで骨折は嫌だ。
注意して一歩一歩下っていたら、今日もツルッ!と滑ってしまった。
危ない!![]()
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階段の手前に「滑りやすいから注意!」と案内はあるが、まさかここまで滑るとは誰も思わないだろう。
これから車山山頂へ行かれる方は注意して下さい!![]()
ゆっくりと注意をしながらリフトの山頂駅までやってきた。
何時も大勢の人がいる駅周りだが、今日は記念写真を取り合うご夫婦だけ。

近づきご挨拶。
お二人は滋賀県から来られたようです。
駅前が静かなことを話すと、リフトは7月3日まで休止中だったので、歩いて登って来られたそうだ。
リフトが休止中だから山頂は静かだったのかな?
滋賀のご夫婦にお別れし、さらに下へ下ります。

ここからも石段。
注意!してゆっくり下りました。
下る右側に、リフトが見える。
いつもだと、リフトで話す人の声が聞こえる程近いが、今日はひっそり。
さらに下って行くとショベルカーがポツンとあった。

新しい道を作っている?
滑りやすい道を迂回できる道を作っているのだろうか?
今日は休工中のようで、誰もいない。
さらに下る途中、真っ白い「コバイケイソウ」が咲いていた。

とても目立つどっしりとした花だ。
綺麗だが、この花には毒があり誤食による食中毒が毎年のように発生しているらしい。
注意が必要な花のようだ。
名前の由来は、花が梅に似ており、葉が蕙蘭に似ているからだそうだ。
下り切った所に分岐点。
左が喋々深山方面。
向こう側は車山高原駐車場。下のリフト乗り場だ。
昨年、駐車場からこの道を登って来たことを思い出す。
道脇には白く長いパイプが林立している。
これは冬のスキーシーズン時に、ここから水を霧状に出して雪を作るものらしい。
今回は喋々深山方面へ進みます!
進む道脇にツツジが咲いていた。

八島湿原の景色も素敵だったが、ここの景色も素晴らしい!![]()

蝶々深山方面へ進む途中に分岐点。
喋々深山へ進み、さらに行くと八島湿原へ続く。
今日は八島湿原を歩いてきたので、もう行きませんよ!
車を停めた車山肩へ向かいます。![]()
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この道脇には、一面に咲くコバイケイソウ。

歩いている道脇には毛虫がいっぱい。![]()
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歩いている他の人も、この毛虫の多さにはビックリしている様子。
車山周辺には毛虫が多いようだ。
この毛虫はどんな成虫になるのだろうか?

ここまで歩いている途中、踏みつぶされた毛虫もいっぱい見かけた。
それ程車山周辺には毛虫が多いようだ。
毛虫が多いが、野草もいっぱい。
今回のコース沿いでは、特にこのあたりに沢山咲いていた。
お花目当てのカメラマンなのか?
ツツジやコバイケイソウを撮影する人が多かった。
パノラマで見る車山高原の様子。

そろそろ駐車場も近い。
花を見ながら歩いて行くと、程なくして建物が見えてきた。

駐車場より高い所にある山小屋の前には車が止まっている。
ここまで車で来れるのかな?
ここではコーヒーも飲めるようだ。
テラス席で食事を楽しむ人達が見えた。

ここにも天然記念物の湿原植物群落の案内。

お休みしているお店の傍に散策マップ。

ここも猿橋と同じように、150年前の噴火の溶岩流によって形成されたようだ。
自然の力は凄いですね~!![]()
その自然を壊しているのが人間。
シベリアでも30℃を超す程の異常気象が起きている昨今。
このまま異常気象が進み、氷が解けると日本沈没?![]()
小説が現実となる日も近いかも。
温暖化対策は一刻を争うことだと思うが、その対策は今の便利さを捨てることにも?
どこまでその便利さを我慢できるだろうか?
難しい選択だ。
自分の選挙の事ばかり考えている政治家が多いのが現実。
今日もアメリカの大統領や日本の政治家夫婦が話題となっている。
これから先、地球全体の事を考えて行動できるリーダーが出て来るだろうか?
この綺麗な自然を、後世の孫たちに残せるか心配になった。
あれあれ?
思わず柄にもなく難しいことを考えてしまった。![]()
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でも現実に今も新型コロナが猛威を振るっている。
無視できない所まで来ている!と感じてしまうのは私だけだろうか?
右下が車山肩の駐車場。
ここは「ニッコウキスゲ」がいっぱい咲く所だが、まだ咲いていなかった。

右中腹を右上に続く道を上り、ドーム横を左に下りグル~と一回りしてきた。
ニッコウキスゲはもう少し先だね。
ここが黄色く染まる頃来るとしよう。![]()
駐車場脇のお店の前を通って駐車場へ戻ります。
人で賑わうお店も今日はお休み中!

リフトの動く7月4日辺りから営業開始?
コロナの影響で、お店の営業も大変だね!
気になるリフトの営業開始ですが、調べて見ました。(6月26日現在)
お出かけされる場合は再確認してくださいね。
2020年7月3日(金)まで休業(営業自粛)期間の延長をさせていただきます。
尚、車山展望リフトのみ7月4日(土)、7月5日(日)の二日間限定でプレオープン。
さて、今回の思い付きで歩いた車山高原散歩も、駐車場に無事戻りました!
車山をグルッと一周完歩です。![]()
今回の記録
時間:2時間
距離:4.5Km
結局、八島湿原と合わせると結構歩いてしまった。
今日一日の記録。
時間:3時間半
距離:8.2Km
予定以上に歩いたが、思ったより疲れを感じない程、高原散歩は快適でした。![]()
車山高原は何度来ても飽きない大好きな所。
充実感を、いっぱいお土産に帰るとします!![]()
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帰り道、爽やかなビーナスラインを走って白樺湖畔に到着。

愛犬と歩いた思い出の白樺湖。
当時は大勢の人がいっぱいだったが、今日は走る車も少なくヒッソリ。
当分はコロナに気を付けながらお出かけし、観光地を応援しよう!![]()
最後までお付き合いありがとうございました。









