6月23日(火)
今日は梅雨の中休み?
空は曇りだが雨は降りそうにないぞ!チョキ

今回は静養に来たのだが、貴重な曇り空だ!
お出かけしてきました。

行先は八島湿原。
いろいろ調べていたら、ここのツツジが見頃のようだ。

行く道の途中、道沿いの樹々が白い。


昨日来る時は雨が降っていて気付かなかった。

まるで木に雪が積もったようにも見える程の「ヤマボウシ」の花。
 
大門街道を走り白樺湖を経てビーナスラインを走る。

昔は有料道路だったが今は無料。

高原の道路は気持ち良い。
途中、見晴らしが良い広場で休憩。


ここからの景色が素晴らしい。
スマホのパノラマで撮影!

晴れていれば左の方に富士山が見えるのだが、今日は雲に隠れている。

雪の残る穂高連峰も見えた。チョキ


御岳山も頭を雲に隠している。

 

ここは標高1800mの高地。

 

360度遮るものが無い高原ドライブを楽しみながら八島湿原を目指す。


湿原が近くになると、こんな看板が道路脇に立ち始めた。

人気の八島湿原。
平時の土日祝は、駐車場待ちの車がいっぱいになるのだ。

しかし、今日の駐車場は御覧の通り。

一台づつ開けて駐車していた!


車の駐車までコロナ対策か?爆  笑


時間も10時前。
これから混んでくるのかな?

停まっている車のナンバーを見ると、諏訪や松本の地元に交じって県外も!

愛知、三重、大阪、都内の見慣れたナンバーもある。

県外の人が多いとホッとする。

越境の外出自粛が解除されたとはいえ、県外の私としては少し気が楽だ。

駐車場脇にあるビジターセンターやお土産屋さん。

 

道路の向こう側が湿原。
道路の下を潜って湿原へ向かいます。

 

トンネルを潜ると広場。

久し振りの八島湿原だ。チョキニコニコ

この八島湿原を訪れるのはこれで5回目。

季節毎の美しさを楽しめる湿原です。


さあ、今日はどんな姿を見せてくれるか楽しみだ!グーウインク

早速、満開のツツジがお出迎え。


広場にはいろいろな案内がある。
これは天然記念物の霧ヶ峰湿原植物群落の案内。


「あざみの歌」の石碑。

この歌は昭和24年、ラジオ歌謡で有名になったようだ。

流石に流行った頃の事はわからないが、この歌を知っている私も昭和人。

歌詞は作詞家・横井博が八島湿原に来た時に作った詩なので、この石碑が出来たようだ。

その時にもここには「あざみ」の花が咲いていたのであろう。

石碑周りには沢山の「あざみ」が咲いていた。


もう一つがこの石碑。

ここは恋人の聖地。

その理由は、湿原の全体の形がハートハート形だからチョキ

霧ヶ峰湿原植物群落で、恋人の聖地である八島湿原がこちら!

広い草原だ。パー

ツツジを見ながら湿原を一周してみよう!

今日は左回り。

木道脇には野草があちこちに咲いていた。
「アヤメ」


「グンナイフウロ」


大きなレンズのカメラで撮影している人がいた。


そのレンズの先に見える景色がこちら。

 

湿原のあちこちに咲くツツジ。

緑色の草原に映えてとても綺麗だ。チョキ


湖畔脇の遊歩道。

ツツジも綺麗だが、この遊歩道がまた素晴らしい!

植物の生育期の梅雨時は、活気に漲っている。グー

 

アヤメの傍に「アカギキンポウゲ」


少し移動するだけで、見える景色が刻々と変わる。


その度に感動で立ち止まってしまう!グーニコニコ



大きな葉の下に咲いていた花。



最初は肌寒く長袖を羽織っていたが、薄日が差すと暑いくらい。
木陰を吹く抜けるそよ風が心地良い!

 

半周程して、ハート形の下側辺りにやって来た所にゲート。

鹿避けのようだ。

上と下のフックを外し、通り抜ける。


そのゲートは上下二段式。
子供なら、下側の扉だけ開ければ通れそうだ。パー

丁度、ハートの下側辺りに、清らかな小川が流れている。

湿原から流れ出て来る水だ。

傍には白い花が群生。
「クガイソウ」かな?


広場に書いてあったように、ここには天然記念物の湿原植物がいっぱい。

 

取って良いのは写真だけ。

残して良いのは思い出だけ。だね!パーウインク

 

素敵な自然を見ていると、嫌なこと全て忘れられる。チョキニヤリ

花の季節は蝶の季節。
足元に蝶がいる。

慌てて写真を撮った。


ご飯中の方は御免なさい!お願い
黒く見えるのは石ではなく、ビックリするほど太い〇〇だ。
大きな野生動物の〇〇のようだ。


遊歩道を進むと、まっすぐ伸びる道に突き当たる。


その道をハートの上の方に向かって進みましょう。

後方面へ進むと車山肩の駐車場へ続く道。

この道は、数年前に来た時に通った道。
その時は車山肩に車を置き、車山山頂⇒喋々深山⇒八島湿原⇒車山肩と一周した。

林の中には、雉の鳴き声が響いていた。


野鳥もいっぱい。
鶯やホトトギスの声も聞こえた。

また喋が石の上にいた。


歩いて行くと道脇の枝に泡がいっぱい付いている。
虫の卵のようだ。


ハート形の右上辺りにやってきた。

車山山頂方面ら来る道と合流する当たり。


綺麗な小川が湿原に流れ込んでいる。

とても綺麗で、触ってみると冷たい!
この水でご飯を炊いたら美味しいだろうな!グッド!ウインク

背丈の長い草の中にもツツジが点在。

緑とピンクのコントラストが綺麗だ。チョキ

樹々の間から見える湿原。


数歩歩いただけでも違った姿を見せてくれる。

歩いては立ち止まり、歩いては立ち止まりの繰り返し。
見飽きない程素晴らしい景色が続く!

ハートの上の辺りから見る湿原。


今回は手の入らない野生ツツジの美しさを堪能!


そろそろ一周も終わりです。

駐車場から歩き始めた所の木道が見えてきた。


丁度、その道を団体が歩いて行く。

平時より人出が少ない一周だつた。

 

いつ来ても素敵な湿原です。

早く大勢の人が楽しめるようになると良いですね!パー


木道脇に「ニッコウキスゲ」

ニッコウキスゲの開花時期は7月頃だから、早咲きかな?

駐車場から入った所の広場まで戻って来た。


広場では整地作業をする人達。


広場から、今歩いて来た湿原を振り返って見る。

向こうの中ほどに、車山のドームが見える。

これで八島湿原一周完歩です。


ところで、私事だがこの八島湿原には苦い経験もある。
それは数年前に、車山肩からグル~と一周した暑い夏日の時だ。

夏日の高原は遮るものが無い。さらに無風状態で本当に暑かった日。
高原道を歩いていたら、喋々深山辺りから連れ合いの具合が悪くなる。


様子から軽い熱中病のようだ。
水を飲ませたいが沢山飲んだので、既に空となっていた。

木陰のベンチに座らせて、駐車場脇のお土産屋さんへ水を買いに駈け込んだ。

水を飲ませて休んだら元気を取り戻し、車山肩の駐車場へ戻ることが出来た。

本当に大事にならずに済んで良かった。

この時の経験から、どんな時でも準備と無理をしない計画が大切なことを思い知らされた。

自然を甘く見てはいけないですね。


今回も同じコースを一周しようと思ったが、無理をせずここだけとした。

苦い経験は無駄にしないために!グー

今回は、ゆっくり景色と草花を楽しみながらの一周でした。パー

今回の記録
時間:1時間半
距離:3.7km 



駐車場に戻ると、一台置きだった駐車場は満車状態。

外出自粛解除となったので、平日でも出かけてくる人が増えてきたようだ。

今日の湿原一周は、マスクをしていない人が多く見られた。

広い自然の中なので、マスクは不要と思うけど、それでも人とのすれ違いには気を遣う。


事前にマスクをしたり、手ぬぐいで口を押えたり。
まだまだ新型コロナウイルスは心配です。


早く何も気にせず自然を楽しめるようになることを願うばかり。

車に戻ると車内はサウナ状態。
窓を全開にして、高原の空気を味わいながら、来た道を戻りました。

でも帰り道に予定外の行動発生。

やっぱり「思い付き行動」で、車山まで歩くことになりました!

 

経験が生かされていない私です。爆  笑あせる

その様子は次回で・・・


最後までお付き合いありがとうございました。