新型コロナは益々猛威を振るっている。
ＴＶや新聞も、話題は常に新型コロナ。
とうとう全国の緊急事態宣言まで発令された。
先の見えない新型コロナの事を考えているだけで暗くなってくる。
早くワクチンが出来ることを願うばかり。
我々にできる事は「外出自粛」
じっと我慢、我慢。
そんな毎日だけど、少し新型コロナから話題を変えてみよう！
今日は筍の話しを少々。
我が家には竹林があり、毎年美味しい季節の味を楽しんでいる。
先日もご紹介したように、掘りたての筍はとても美味しい。
4月7日に、初筍堀できた。
初物は本当に美味しい。
我が家の筍は灰汁も少なく柔らかい。
筍の成長は本当に早い。
4月7日に初堀。
この時はまだ4本だけ。
次に掘ったのが4月14日。
この時は竹林いっぱいに筍が出ていた。
その時掘った筍がこちら。（一部）
６０本以上あっただろうか！
当然我が家で食べるのは、このうちの2本程だけ。
筍の出荷しても良いのだが、出荷するのもそれはそれで大変。
しかし、生命力の強い筍は、どんどん芽を出してくる。
なので、出て来た筍の大部分は、親戚やいつもお世話になっている人達へお裾分けとなる。
掘り終わった筍の根部分を綺麗にカットし、半日かけて11件に届けた。
届けた先では、玄関先に置いて失礼しました。
新型コロナの感染を互いに避けるために！
親交を深めるお茶のみは来年にしましょう！
初物に皆さん喜んでくれました。
掘るのは息は切れるし、後々体のあちこちが痛くなる。
若くない身体にはきつい作業だが、喜んでいただけると疲れも吹っ飛ぶ。
そして今日17日、
竹林を見に行くと、また沢山の筍が出ていた。
今回掘った筍がこちら
この入れ物３杯分。
全部で18本も取れた。
こちらは姉達に追加で頼まれた分として行き先は決定している。
お世話になっている人にお届けするようだ。
中には新潟の親戚へ届けたい！と言う希望もあった。
今回は、その要望分も含めてです。
夕方までに準備して届けるとしよう。
皆さんが喜んでくれる筍。
人は「筍が食べられて羨ましい！」と言うが、私にとってはかなり手のかかる筍だ。
毎年筍を掘るための作業が大変なのだ。
その作業は大きく分けて3つ。
①竹林の除草が年に数回必要。
エンジン刈り払い機で下草の除草。
生命力が強いヤブカラシ対策も大変だ。
②筍の整理
どんどん、次から次へと筍は出てくる。
そのまま放っておくと、竹林は密集して大変なことになる。
必要な物を伸ばし、不必要なものは取り除く。
③盗難との競争！
筍泥棒が多発。
竹林が鬱蒼としていると人目につかないから余計多くなる。
だから竹林の除草が必要となるのだ。
盗むことは悪いことだが、盗んでいく人は何処にもいるようだ。
そういう人は悪いことに、残すべき筍まで掘ってしまう。
防止策としては竹林をすっきりと綺麗にしておく必要がある。
中まで良く見通せると、盗みに入るのも勇気が必要だから防止となる。
近所の竹林では、ほとんどの筍を盗まれてしまったようだ。
伸びている部分を足で折り持って行くようだ。
畑の作物とは違うとはいえ、他人の所有物を盗むという行為は犯罪だ。
止めてほしいものだ。
我が家も以前はよく盗まれた。
盗む人を見かけ「ここは人の土地だよ！」と言うと、「自然に生えたものだから誰が掘っても問題ないだろう！」なんて言われたことも。
中にはもっと凄い人もいた。
「筍を掘る物貸してくれ！」と言って来た人がいた。
「何に使うの？」と聞くと、「そこの竹林の筍を掘りたいから！」
指さす竹林は我が家の竹林。これにはあきれ返った。
また、手入れがされていないと、粗大ごみを捨てていく人もいる。
我が家でも何回かゴミを捨てられた。
綺麗にしていないと、こういった行為はより多くなるようだ。
自分ファーストの輩がいることもあり、竹林の手入れはしなくてはならない。
本当に嫌な時代になったものだ。
筍の成長はとても速い。
不要な筍を整理するのには、3～4日間隔で作業する必要がある。
1日でどれぐらい伸びるのかと言うと、 伸び盛りには１日で４～５０センチも伸びるらしい。
兎に角筍の成長はビックリする程早いのだ。
今回、我が家の例でも、３日間で地上に顔を出して２０㎝以上伸びたことになる。
これだけ成長が早いので、うっかり１週間ほど見に行かないと大変なことになっている。
昔、親戚の家では、筍が床下から伸びて、畳を持ち上げたこともあったほど。
美味しい筍だが、今年も当分竹林通いとなる。
筍に負けないよう頑張ろう！
余談ですが・・・
筍の事を少し調べていたら目に付いたサイトがありました。
ご興味ある方は御覧ください。
⇒ 筍の話
それにしても筍の生命力は凄い。
人間の生命力も、この筍に負けないくらいなら、新型コロナも怖くないのだが・・・
一刻も早くワクチン開発出来ることを願うばかり。
健康に注意して、新型コロナに負けないよう頑張りましょう！
最後までお付き合いありがとうございました。
