緊急事態宣言が発令された。

不必要な外出は避けなければいけない時。

 

私も一生懸命外出を減らすよう努力中グーニヤリ

 

でも、健康維持のための運動はしたい。

そこで、人出の少なそうな場所を選んで山歩き。

 

 

昨日(4月8日)

小仏峠から一丁平を歩いて来ました。

 

公共交通機関は避け、車で小仏峠入り口駐車場へ向かいます。

当然昼食も持参。

 

行く道は、正月のように道路は空いていた。

快調にJR高尾駅前を通り、国道20号の西浅川信号を右に曲がり小仏峠へ向かう。

 

目の前の山肌は、山桜の花でピンクに染まっていた。

 

駐車場に到着してビックリ。

来る道はガラガラだったのに、駐車場には車がいっぱいだ。

皆さん、ここなら人出は少ない?と、出かけてきているのかな?

 

少し戻り、道幅の広いスペースを探しなんとか駐車できた。チョキニコニコ

皆さん外出自粛している?と思ったが、健康維持で出かけてきているのかな?

 

準備をして山歩きスタート。グー照れ

小仏峠に向けて一気に登って行こう!

 

森の空気は爽やかだ!

入り口からは休むことない上り坂。

有酸素運動バッチリ!グッド!ウインク

 

途中、未だに残る台風の傷跡が痛々しい。

また昨年の台風19号程の雨台風が来たら、また崩れ落ちそうだ。

コロナウイルスも怖いが、台風も怖い。

 

20分程で小仏峠に到着。

ここは、江戸時代には甲州街道のルートに指定されて交通の要所となり、小仏関所が置かれてあった場所。

 

関所の跡らしきものは無く、今は狸が守ってくれている。グッド!

 

ここでは毎回何人かの人と出会うのだが、今日は誰も居なかった。

皆さん何処へ向かったのだろうか?

 

「明治天皇小佛峠御小休所阯及御野立所」の碑

 1880年(明治13年)に明治天皇の山梨巡幸の記念碑。

脇にはミツバツツジが満開だった。

 

記念碑の反対側に相模湖の小原宿へ続く道案内がある。

 

その案内図。

 

ここから小仏城山まで登りが続く。

 

まき道との分岐点。

 

歩道崩落の修復はまだのようだ。

 

坂を上り切った所に桃の花が出迎えてくれた。

 

その先に小仏城山にある「城山茶屋」が見えて来た。

 

かなり広い場所に建物もいくつかある。

 

納屋?に天狗の面

 

客の姿はなかった。まだ昼前だからか?

 

そこには、茶店のご主人がテーブルにペンキを塗る姿があった。

まさか営業自粛?

人出が少ないからメンテナンスをしているのかな?

 

広場にあった案内図。

高尾山から神馬山への通り道。

 

周辺の通行止め区間の案内図。

 

茶店全体を包み込む桜が綺麗だ!チョキニコニコ

 

小仏城山の名物? 木彫りの彫刻。

この木彫りの天狗は2011年くらいに設置されたようだ。

既に9年も経っているからか、頭の部分が朽ち始めていた。

 

相模湖側の斜面に満開の桜。

 

その下に水仙が一面咲いていた。

 

見事に手入れされたお花畑だ!チョキニコニコ

 

広場にあった関東ふれあいの道案内図。

赤線=今回歩いたコース。

 

良く城山茶屋のテーブルで昼食するが、今回はもう少し先へ行ってみることにした。

 

道沿いに咲いていた「シャガ」の花。

 

ここからは下り坂。

下りた所に左側を歩く道がある。

そちらを歩いて行くと、目の前にパーと景色が広がっていた。チョキニコニコ

 

来た道を振り返ると桜が綺麗。

 

さらに進むと程なくして東屋が見えて来た。

 

一丁平到着。

 

一丁平展望台からの景色。

ここからは富士山が見えるそうだが、今日は霞みの中ショボーン汗

 

 

この景色を楽しんでいたら、一人のオジサンがやって来た。

誰も居ない展望台だが、互いに距離を取りながらお話を楽しむ。

 

このオジサンは南大沢在住の高尾山ボランティアガイドさん。

今日はお休みで、ひとりで山歩き。

 

お話が上手でいろいろなお話をしてくれた。

 

高尾山でも気を付けないと危険だよ。

つい最近も十一丁目茶屋から病院脇へ下る急坂の道で、60歳代の男性が転落死された。
 

しかし、街中を歩く靴のまま来られる人達や軽装備で来られる人達。

ケーブルカーで来るならまだしも、その姿での下から歩くのは怖い。

 

確かに、軽装の人が多いのにはビックリする。

 

そういえば、一昨年正月にも、ここで死亡事故が起きている。

たかが高尾山!と甘く見ずに、十分気を付けなくてはいけないね!パーニヤリ

 

いろいろな話の中で心に残ったのが「自然の忠告」と言う話。

 

昨年の台風で、高尾山も随分痛めつけられ、未だに通行止め箇所が残る。

そして今起こっている新型コロナウイルス。

これらは「自然が人間に忠告」しているのではないだろうかグープンプン

 

便利さを求め、経済優先の今、自然をどんどん破壊している。

このまま行くと、人間は地球上に存在できなくなるのでは?と心配していた。

 

これには私も同感。パー

 

スマホや車など便利なものを手放すのは厳しいが、昔の生活も良い所はいっぱいある。

いつかはブレーキをかけることが必要な時が来るような気もする。

それとも、このまま地球崩壊へ突き進むか?

 

どうする?人間!グー

 

この自然の問いかけに私たちはどう答えるか?

子孫のためになる答えだと良いのだが・・・

 

さあ、今年の気候はどうだろうか?

新型コロナウイルス後も、穏やかであることを願うばかり。

 

ボランティアをしているオジサンの話しは楽しく随分長く話込んでしまった。

お腹も空いてい来たので、キリの良い所でお別れしました。

 

ここで食事とも思ったが、二組が昼食中。

来た道を戻り城山茶屋で昼食とした。

 

戻る道は終わりかけの桜が綺麗だ。

 

城山茶屋に戻ってきた。

茶屋の前にいっぱいのベンチとテーブルだが数組だけ。

これならコロナウイルスも心配ない。

 

ベンチの上には、わずかに残る桜が綺麗だ。

 

食事をしていると、頭上をヘリコプターが景信山方面へスピードを落として飛んでいく。

災害救助だろうか?

 

この城山茶屋の名物は「なめこ汁」

頂こうと思ったが、オジサンはいるがペンキ塗り中で、お店は休み。

ここのかき氷も美味しい。チョキニコニコ

また来るとしよう!

 

ベンチの前には相模湖が見える。

ここは相模湖から登ってくる道もあり、何組かの人達が登って来た。

 

食事も終えたので、そろそろ戻るとしましょう。

 

戻る途中にあったベンチ。

来る時はまきみちを通ったので、ここは通らなかった場所。

城山茶屋が混んでいる時はここで昼食もよさそうだ。

 

程なくして小仏峠に到着。

一人だけ、若い女性がいた。

 

ここから坂道を下って駐車場に到着。

駐車場には、朝と変わらず満車だ。

皆さん景信山か陣馬山の方へ行ったのかな?

 

人気の奥高尾だが、それでも高尾山と比べ人は少ない。

そして、さらにいつもより人が少なかった。

 

人との接触を避けての登山、今なら奥高尾はお勧めです。

 

それでも、山道は狭い。

すれ違う時は風を感じるので、息をしばらく止めて感染予防しました。グーウインク

 

 

今日の記録

時間:約3時間(休憩1時間含)

距離:約6Km

 

久しぶりの奥高尾は静かだったが、安心して山歩き出来る日が待ち遠しい!

 

 

最後までお付き合いありがとうございました。