３月１５日(日）
昨日は雨と思っていたら雪が少し降った。
幸いにも積もることは無かったのでほっとしました。
今日の天気は午後３時過ぎに雨が降る予報。
それまでに、少し歩いて来よう！
でも山は雪が積もっているかも？
こういう時に出かけるのが、歩きなれた南高尾山稜。
行ってみました。
日曜日と言う事で、城山湖の駐車場には車がいつもより多い。
歩き始めて、津久井湖の向こうに見える山は真っ白。
南高尾山稜は大丈夫？
さあ！登山道を登って行きます。
右側に城山湖
登って行く途中、都内方面がクッキリ。
スカイツリーも見えた。
四辻から大垂水峠へ続く南高尾山稜の道に合流。
左下の道を登って来て右側の道を行くのだが、真っすぐ行くと峯の薬師。
大垂水方面へは、右側の階段を登って行く。
この道が大垂水へ続く道。
ここを行くと直ぐに榎窪山だ。
城山湖一周では一番高い。
昨日降った雪が、回りに残っていた。
ここでこの位なら、これから行く道の雪は大丈夫だろう。
しかし、桜の開花宣言が出たというのに、今日はとっても寒い。
指先が冷たいので手袋を取り出した。
道脇にアオキの花。
赤い実も付いていた。
雪が降ったから寒いが、しっかり春の気配が漂っている南高尾山稜だ。
三沢峠のテーブルも雪で真っ白。
ご婦人が雨具の用意をしていた。
雨は降っていないが、木に積もった雪が雨のように降ってくるのだ。
自然と速足となる足元の土が、あちこち掘り返されている。
猪の食事？の跡のようだが、せっかく綺麗に踏み固められた道がグズグズだ。
それにしても、至る所が掘り返されていた。
猪の食事の跡を避けながら歩いて行くと、フクロウの彫り物がある休憩所に到着。
あれ？前回来た時には無かった彫り物があるぞ！
今までは、上のフクロウだけだったが、台となるフクロウの下の部分に彫り物。
その姿は鷹のようだ。
眼にはビー玉が付けられていた。
本当に上手だ。
どんな方が彫られているのだろうか！
一度お会いして見たい。
鷹に見とれていたら、足早に走って行くオジサン。
寒い！と震えている私だが、オジサンは背中の肌も見える程の薄着。
元気ですね。
今日は、やけにトレイルランニングする方が多い。
しばらくすると、団体で走る人達。
尾根道の風が吹き抜ける所には、一杯雪が積もっている。
雪後の南高尾山稜は、これで二回目。
でも、今日は前回よりも寒く、息が真っ白。
雪解けの道は大変！
滑りやすいし、靴底には泥がへばりつくし、ズボンの裾は汚れる。
しかし、空気は寒いが辺りの景色はすっかり春模様。
緑がグッと濃くなってきた。
アブラチャンの可愛い花が咲いていた。
春の息吹を感じながら歩くこと１時間２０分。
見晴らし台へ到着。
今日は結構速足だったようで、いつもより早く着いた。
ここが南高尾山稜で唯一景色が楽しめる所。
晴れていれば富士山も見えるのだが、今日は雲に隠れていた。
残念！
いつもここで景色を楽しみながらの休憩や昼食だ。
しかし、今日はベンチは濡れているし、上からは雫が雨のように降ってくる。
さらに厚い雨雲が迫ってきていた。
雨具の用意がないので降られては大変。
今日はここまでとして、早々に引き返します。
西山峠傍にある休憩所に戻ってきた。
ここで立ったまま水分補給。
しばらくしたら、とうとうパラパラと降って来た。
雨と思ったら霰だ！
回りは真っ白。
雨は３時過ぎ？と思っていたのに！
急ぎ足で来た道を戻りました。
しばらくすると、雪も止んできた。
フクロウのあるベンチでは、皆さんお食事中。
今日は急いで帰るつもりだったので、食事は持ってきていない。
早く帰って家で食べましょう。
南高尾山稜の道から分かれて、城山湖への緩やかな坂道を下ります。
この辺りまで来たら、空が大分明るくなってきた。
都内方面に青空も見えて来た。
道沿いに、ギブシの花がいっぱい。
和服に似合うカンザシを連想する花。
その下にはアオキの花。
近寄ってみると、花束のように美しい姿だ
。
アオキの隣に咲いていたヤマブキの花。
新緑に黄色が綺麗！
発電所傍には、つつじの花が咲いていた。
蕾もいっぱい。
咲き揃った花が楽しみだ。
雪が降るほど寒いのに、山には春の息吹がいっぱいだ。
もう少しすると、さらに草花の綺麗な南高尾山稜です。
また来るとしましょう。
駐車場脇の広場には、今日も大勢の子供連れの家族がいっぱい。
そして、駐車場は満車状態になっていた。
コロナウイルスのせいで、出かけられない子供や大人達。
自然の中へ逃げ出してきたのだろうか？
そんな人達を優しく受け止めてくれる自然は有り難いですね！
今日の記録
時間：２時間２０分
距離：８Ｋｍ
城山湖周辺や南高尾山稜。
雪は降るが、そこにはもう春の息吹が漂っていました。
最後までお付き合いありがとうございました。
