2月2日(日曜日)

今日はぞろ目の日です。

令和2年2月2日、また西暦でも、2020年2月2日

 

だから何?と言うわけではないけれど。パー照れ

 

さてさて、ぞろ目の記念すべき日?に山登りしてきました。

 

行った山は、山梨県の髙川山。

この山は登山ルートがいろいろあるようだが、今回は稲村神社側から登ります。

緑の線が今回の登山ルート。

弁慶岩のあるコース(赤い線)も考えたが、たまたま見た登山推奨コースが今回のコースだったので、こちらに決定。

しかし、この選択が後でちょっとトラブルの原因?となったのかも。ショボーン汗

 

歩き始めて直ぐ、時代を感じる建物。

これは尾県郷土資料館。

大正ロマンを感じさせる素敵な建物。(明治時代の建物)

後ろ髪を引かれながら、まずは登山を優先。

 

歩き始めて直ぐに分岐。

右側へ行くと髙川山。

案内の下に、貸出用の携帯灰皿があった。

山火事は怖いですからね!

 

案内の向こうすぐの所にリニア新幹線の実験線が見えた。

リニア新幹線は、静岡県との調整が上手く進んでいない様だ。

早く解決して欲しいものだ。

 

リニアを見ながら右折して山へ向かって歩き出す。

歩き始めたら、すぐに真っ白な雪景色。びっくりあせる

 

これでは、今回は登山中止?と思ったが、さらに行くと雪は無かった。チョキ

 

ここからは車も入れない登山道。

 

行く手を遮る倒木が目立ってきた。

 

道脇の小川にも台風の傷跡がビッシリ。

 

 

ここも、豪雨の時はかなり酷かったようだ。

 

倒木の間を縫って進む登山道を登る。

 

日陰の所には、まだ雪が残っていた。

 

岩がゴロゴロする道。

ここも台風の増水時には、川となっていたようだ。

 

登山道に入ってからは、急傾斜を九十九折で登って行く道。

 

息をつく暇がない。

何か所か、ロープが張ってあった。

ロープを頼りに乗り越える。

 

尾根道の分岐点に到着。

右へ行くと松葉入コースへの道。(最初に紹介した地図の赤線)

左が髙川山。

 

ここまで一人も合わなかった。

髙川山はそれ程人気ではないのかな?

この感想は、頂上に行ってみたら、違うことが判明。パーウインク汗

 

分岐点からは尾根道。数分で「髙川山」山頂到着。

ビックリです。

狭い山頂には大勢の人がいた。

通路まで、昼食をする人が溢れていた。

 

足の踏み場も無い位に、人人人。

 

それにしても、素晴らしい景色の髙川山。

 

目の前に富士山。その姿は大きく裾野まで見える。

 

山梨側から見る富士山は良いですね。チョキニコニコ

この富士山を見るために、静岡県の人達がいた。

静岡県側からも富士山は見えるが、見える姿が違うそうだ。

 

山頂にあった方位と山の名前。

この髙川山は、山梨県都留市と大月市の境にある山。

標高976mで、山頂からは360度の展望。

 

『秀麗富嶽十二景』の11番目の山。

紹介には初心者向けとあるが、登って来た道は急斜面を延々と登るのは結構大変だった。

駅からのコースの方がもう少し楽のようだ。

 

でも、この素晴らしい景色をみたら、疲れも一気に吹っ飛んでしまった。

 

スマホのパノラマで撮影してみた。


富士山左側の眼下には、住宅地が手に取るように見えた。

 

先ほど登山スタートした所で見たリニア新幹線が見える。

 

景色を眺めていた男性二人が、都内が見えますよ!と教えてくれた。

確かに、山の向こうの方にビルらしき姿が微かに見えた。

 

拡大してみると・・・

見えますね。都内のビル群が!チョキびっくり

 

反対の方に白く見える山並みはアルプスのようだ。

本当に素晴らしい景気にうっとり。

 

休憩を終えて席を立ったグループがいた。

早速、空いた所を場所取り。

やっと座ることができた。これで昼食が出来る。

 

素晴らしい富士山を見ながら、最高の昼食となった。チョキニコニコ

 

昼食を終わり、景色を眺めていたら、初狩駅の方より大勢登って来た。

山頂の広場は狭い。席を空けるとしよう!

 

下山始めて直ぐに、一歩一歩、ゆっくりゆっくり下るお婆さん。

そのお婆さんを優しい眼差しで見守るオジイサンが後に付く。

 

追い越すときにお声掛けした。

 

気さくなオジイサンがいろいろ話してくれた。

お婆さんは認知症との事。

その認知症が、山登りしていたら先生がビックリするほど回復したようだ。

 

山登りは、認知症改善に効果あるのかもしれない!

 

私も、認知症予防のためにも、山登り頑張らなくてはいけないな~グーニヤリ

 

ところで、このオジイサン、とても山に詳しい。

いろいろ教えて頂いた。

 

山頂よりすぐの所に狼煙台跡。

オジイサンが案内をしてくれた。

昔はここで、敵の襲来を狼煙で知らせていたのだろうか?

狼煙を上げる程見晴らしがよい。

 

さらにオジイサンが指さす左下を見ると、そこに岩殿山が見えた。

高速を走っている時見ると、とても大きくそそり立っている岩殿山。

ここから見ると、本当に小さく見えた。

 

さて、帰りのコースだが、分岐点を最初の地図にあった赤線コースで下ろうと思っていた。

その話をすると、赤線コースは大きな岩やアップダウンがあるので、登って来た道の方がお勧めだよ!と教えて貰った。

 

ゆっくり歩くオジイサン達とはここでお別れして先に下山する。

 

急坂は登るより下山が怖い。

滑らないよう、注意しながら下りました。

 

注意して下っていたからか、途中で30人程のツアーの人達に抜かされた。

皆さん元気だ。

 

また雪の積もった道にでた。

轍は溶けて凍っている。

轍以外の所を、雪を踏みしめながら歩いて行く。

 

しかし、ここでアクシデント発生。パーびっくりあせる

連れ合いが転んでしまった。

痛い!と起き上がれない。

 

様子を見ると、お尻と肘を強く打ってしまったようだ。

幸いにも打撲だけで骨は折れてない。

だが、腕の打撲は内出血していて曲げると痛いようだ。

 

まず応急処置として冷やさないといけないぞ!

ビニール袋に足元の雪を入れて、打撲した所を冷やしながら下山。

 

冷やしているせいか、腕を曲げなければ痛みは治まってきたようだ。

一安心。

 

歩き始めた頃見た尾県郷土資料館に戻ってきた。

中から大勢の人が出てくるところだ。

あの人達は、さっき私達を追い越していったグループ。


明治初期に建てられた学校のようだ。

 

資料館前には子供の遊具。

資料館は見学もできそうなので、私達も中を拝見することにした。

 

係のオジサンが丁寧に説明をして案内してくれた。

先ほどのグループは、栃木県からマイクロバスで来たようだ。

 

明治時代などの古い教科書や資料が沢山展示されている。

教室では先生と児童の人形で授業風景が演出。

 

内部の様子をご紹介したいが、残念ながら内部の写真撮影は禁止。

後で紹介する都留市HPをご覧ください。

 

二階のテラスには、大きな太鼓が吊るしてあった。

これで時刻を鳴らしていたのだろうか?

 

 

 

テラスの天井は菱組天井と言う作り。

 

色や作りが素晴らしい。

今の先進的なデザインも良いが、こういうデザインも素晴らしい。

 

目の前には素敵な景色が広がっていた。

 

さっき見て来たリニア新幹線も見える。

 

有形文化財として保存されているようだ。

この郷土資料館について、詳しい説明はこちら。

都留市HP

 

資料館の隣が稲村神社

 

境内には大きなエノキ。

 

樹齢は書いてないが、かなり古そうで貫禄十分。

樹高27mもある。

このエノキのパワーを頂いたからか、転んで打った肘もだいぶ楽になったようだ。

 

山頂のお婆さんではないが、私も足元に注意が必要な歳です。

無理をせず、認知症予防も兼ねて、これからも山登りを楽しむとしましょう!

 

初めて登った髙川山はとても素晴らしい山でした。

また季節を変えて来るとしましょう!

 

今日登った髙川山は秀麗富獄12景の一つ。

帰宅後、資料を整理していたら、12景のうち4つ登っていた。

 

さらに残りの8景全部は無理でも、少しずつチャレンジしていきたいと思う。

 

 

今日の記録

時間:4時間10分(休憩40分含)

距離:6.2Km

 

 

「髙川山」登山に

最後までお付き合いありがとうございました。