寒い日は、お風呂で温まるのが一番。
健康の為にも、ぬるめのお風呂に入るのが良いようだ。
温泉大好きなので、家に温泉があれば良いが、残念ながらない。
熱海辺りに引っ越ししたいがそれも無理。![]()
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そこで、自宅でいかに入浴を楽しむか!を考えています。![]()
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●お風呂の効果は、
①身体も心もくつろいでストレス解消
②血行が良くなり新陳代謝が活発化。結果として免疫力UP。
女性は美容にも良いそうだ。
●この効果を得るためには
ぬるめのお湯でじっくりと身体の芯まで温まる。
体温より2~4℃高めの38~40℃くらいが適温のようだ。
でも、この温度ではぬるい!と感じて、どうしても高温足し湯をしてしまう。
だけど、これがいけない様だ。
体温との温度差が大きいと、交感神経が刺激され血圧や心拍数が急激に上がる。
その結果、脳卒中を起こしかねない。
いわゆるヒートショック。
データによると、
高齢者の入浴中起こる溺死事故が増加。2015年は家のお風呂内での溺死事故が、4,804人超え。そのうち、溺死者の92%が65歳以上の高齢者だそうだ。さらに風呂場での死亡者数は10年前に比べ1.7倍増加。
いくらお風呂が好きだと言っても死んでは元も子もない。
入浴するには十分注意が必要ですね。
私も反省です。
でも、ぬるい風呂に入って風邪をひいてはいけない。
そのためにはゆっくり湯船につかり、そっと身体を温めるしかないですね。
そこで入浴の工夫が必要となる。
私が行っている工夫は二つ。
1つは音楽。
家を造るとき、取り付けてもらったお風呂場用スピーカー。
当時、設計師に「液晶TVもつけられる」と言われたが、TVだと観ることに集中し、心のリラックスは得られないと思い、スピーカーだけにした。
お陰で、ラジカセやスマホなどを繋ぎ、お風呂に入りながら音楽を聴くことができる。
音質はオーディオ装置よりだいぶ劣るが、音楽が流れていると余計なことを考えず、ゆっくりくつろぐことが出来る!
我が家唯一の贅沢です。![]()
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でも、前にも書いたが、湯温は38~40℃だと、どうしてもぬるく感じてしまう。
高温足し湯をしがちなので、注意が必要だね!
お風呂で倒れるのは嫌だから。![]()
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もう一つの工夫は入浴剤。
好みは発泡タイプ。
いろいろな香りや色があり、その時の気分で楽しめる。
寒い冬は、柚子の香りが合う。
昔から「冬至に柚子湯に入ると風邪をひかない」と言われている。
風邪をひかないのなら冬至だけではもったいない。
幸いなことに、我が家では柚子の木がある。
大きくなり過ぎてしまい、二階の屋根程育ってしまった。
この木に今年もいっぱい柚子がなった。
沢山実ってくれたのは良いが、この柚子もぎが大変。
手の届く下の方から採るので、今では手の届くところには無い。
そうなると、高い所の柚子を取らなくてはならないが、その時役立つのが高枝ばさみ。
伸縮するので、伸ばすと3m程の長さになる。
この歯でカットし、落ちないように掴んで取る。
柚子もぎは取るだけだが、注意しなくてはいけないことがある。
それがこの大きな棘。
枝の至る所に、長く太い棘がいっぱい。
指に突き刺さると、棘の先の茶色い所が刺さった傷跡に折れて残る。
この残った小さな棘を、刺さった所から取るのが大変なのだ。
虫眼鏡で覗いても見えない程小さい。
なので棘を取るのは難しく、いつまでも痛い思いをすることになる。
棘に刺されないように防ぐ唯一の物が手袋だが軍手やゴム手袋では棘は刺さる。
最近は「トゲ手袋」と言うものがあるようだが、我が家で使っているのが鹿革の手袋。
この鹿革は棘を通さない。
手はこれで棘を防ぐことはできるが、もう一つ困るのが地面に落ちた棘だ。
長くなった枝や、もぐ時に枝も一緒に取る。
その枝や、枝から取れた棘が地面に一杯落ちている。
この棘は、枯れても固く、長靴を履いていても靴を突き抜ける。
枯れた棘は、枯れ葉や土に混ざってどこにあるか分からない。
これを防ぐには、踏み抜き防止の鉄板が入った靴が必要だが持っていない。
いつ震災が起きてもおかしくないとき。
防災品の一つとして、安全靴1足位用意する必要があるのだが・・・
今回も懲りずに、棘に弱いクロックス履いての柚子もぎ。
作業終わって靴裏を見たら、しっかり足裏に5本も刺さっていた。![]()
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年末に、この棘が足裏に刺さり、痛い思いをしたばかりだというのに。![]()
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この棘が靴底から表まで突き通り、足裏に突き刺さる。
さらに悪いことに、履いていると裏面に出た部分は折れて取れてしまう。
棘を取りたくても小さいのでどこに刺さっているか分からない。
なので、足の痛い所を手で触り、棘の場所を確認。
次は靴裏のそれらしき穴を探して、割り箸を細く削って穴にさし、外に棘を押し出さないとならない。
取れた棘は、針の先より細い程。
棘が嫌なら、枝の片づけをしっかりすれば良い事だが、それも難しい。
何故難しいかと言うと・・・
棘があるから剪定するのが大変。
一番大変なのがその剪定した枝の処理。
昔は剪定した枝を庭や畑で燃やしたものだが、今は燃やすことは出来ない。
そこでゴミ出し。
枝は束ねて出すが、柚子の枝は棘があるのでゴミ袋へ入れても破れてしまう。
棘があるから縛るのも大変。集積場所へもっていくのも大変だ。
だからと言って、棘を1本1本取るのも大変なので、剪定作業がつい遠のいてしまうのだ。
体が温まるありがたい柚子だが、この棘だけは苦手だ。![]()
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棘に悩まされながらも、今回もいだ柚子がこちら。
保存期間が長いと、腐ってしまうので1週間使う分だけもいでいる。
もいだ柚子を見ると、少し黒いものもある。
これは黒点病と言うらしい。
この病気は気温が20℃前後になって雨などで濡れた状態になると、粘質物と混ざった胞子が胞子角となって柄子殻から出てくるようだ。
今年の長雨で痛みも例年より多い。
この黒点病は皮は食べられないが中は大丈夫。
お風呂に入れるときは、綺麗なものを選んで入れている。
柚子湯の効果は、
香りにあるようでで柚子の香りはリラックス効果を高めるそうだ。
アロマテラピーでも「柚子」を使うところもある程。
この柚子の香りは、風呂にいれると皮から香りが発散され、ストレス解消してリラックスできる。
香りを強くしたいときは、皮の表面にカッターナイフで切れ目を沢山入れると、より香り立つようです。お試しあれ!
我が家の柚子も、風に吹かれて木から自然に落ちるようになってきた。
そろそろ、柚子も終わりの時期です。
残り少ない柚子湯で、今夜も柚子もぎの疲れを癒します。![]()
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最後までお付き合いありがとうございました。










