1月3日
箱根駅伝をTVで見ていたが、自分も体を動かしたくなった。
正月です。混雑しているだろうが、高尾山へ行ってみるか!
準備して出かけてみたが、高尾山は人気の山。
ナビの高尾山近辺は渋滞で真っ赤だ。
これでは駐車場へ入るだけでも、どれだけかかるか?![]()
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そこで急遽予定を変更。
高尾山から近くの城山湖を歩くことに!
城山湖の駐車場に渋滞もなく到着。
準備して10時過ぎに出発。
駐車場脇の広場で凧揚げをする子供達。
私の子供の頃は、凧揚げしたりコマ回し、羽根つきなどしたものだ。
しかし、最近はそんな姿を見かけることも少なく無くなった。
昭和の正月の姿も、平成~令和と時代が変わるうちに、大きく変わっている。
少々寂しさも・・・![]()
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やっぱり正月に凧揚げや羽根つき・・・
良いですね~!![]()
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凧揚げを見て、心も軽くなりました。
さあ、元気で歩きましょう!
毎回お参りする金刀比羅宮に初参り。
神社前のパノラマの景色は今年も素敵だ!
スカイツリーや筑波山も見えました。
神社からすぐの所にあるゲートを抜け、堰堤へ歩いて行く途中、オジサン達が弦を引っ張っていた。
正月早々除草作業?
違いますね~、リュックを背負って除草は無い。
お聞きすると、長い弦を集めて籠やざる等を作るようだ。
趣味を持っているというのは良いですね~。
老後も色々楽しめる。
趣味の少ない私は、もっぱら歩くのみ。
今年も頑張って歩きましょう。![]()
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さらに歩いて行くと、昨年末には無かった危険を知らせるコーンと虎ロープ。
その上を見ると、今にも崩落しそうな斜面。
これも昨年の台風19号の後遺症か?
気を付けて通り抜けましょう。
堰堤の見晴らしベンチでは、幸せそうなお二人。
邪魔をしないよう、そっと通り過ぎましょう!![]()
正月の城山湖。穏やかです。
堰堤脇からは、急な上り坂のコース。
頑張って登った所が草戸山。
今日は、まだ三が日。
草戸山には誰もいないだろう!と思っていたら、3組も休憩していた。
さらに、高尾山口方面から次から次へとやってくる。
高尾山口?
そういえば今日は当初、高尾山へ行く予定だった。
行ってみるか!
新年そうそう「思いつき行動」発令。
予定を変更して行ってきました。
草戸山にある地図。
赤い線は私が書き込んだ今回歩いたコース。
ここは3回ほど歩いた事がある。
高尾山口へ向かって少し下った所から振り返った草戸山。
シルエットがとても綺麗![]()
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登ったり下ったり何度も繰り返し、高尾山口へ向かって歩きます。
途中、
太鼓の音が聞こえてきた。
この道は高尾山の横を歩く道。向こうには高尾山の薬王院などが見えるほど近い。
高尾山口への道は、結構足の鍛錬になる上り下りの道。
久しぶりに歩いてみて、そんな事を感じる程きつい。
それにしても、本当に歩いている人が多かった。
高尾山に近いからか、思ったより人が多い。
今日も本を見て初めて歩いている、というお嬢さんとすれ違った。
途中にある道案内。
ここへ登ってくる途中は、かなりハードの上り坂だった。
その坂の途中、一人のオジイサンとすれ違う。
お声をかけお話をすると、桜上水からお一人で来た様子。
お仲間は皆さん歩かなくなってしまったので、今は一人で山登りを楽しまれているそうだ。
もう歳だから早くは歩けないので、今回も皆さんに抜かれたんだよ!との事。
確かに、拝見するお顔から70歳後半かな?と思われる。
気になったので大変失礼だが、話ついでにお歳を聞いてみた。
快く教えて頂いた年齢は・・・
なんと85歳。
えっ~、85歳でこんなアップダウンの道を元気に歩いているとは・・・
びっくりです。![]()
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今日は、高尾山口から峯の薬師を経由して三井大橋を渡りバスで帰るそうだ。
その距離は約7km。普通に歩いても4時間以上かかるだろう。
私もオジイサンのように、いつまでも元気で歩けるといいな~。
互いにエールを送りあい、お別れしました。![]()
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お別れし、高尾山口へ向けて尾根道を歩いていくと、目の前に倒木。
台風で倒れた倒木は、だいぶ少なくなっていた。
オジイサンに笑われそうだが、アップダウンは結構きつい。
やっと高尾山口への分岐点に到達。
ここを下ると高尾山口。
住宅の間の狭い道を下ります。
登ってくる人とのすれ違いは、互いに譲りあわないとならないほど狭い。
住宅の庭には蝋梅の花が綺麗。
こちらの庭には桜の花。
高尾山には春の息吹が漂っていた。
高尾山口の国道にやってきた。
道路はのろのろ。
道向こうは、ケーブルカー駅へ続く道だが、入り口に「駐車場は満車」の表示。
やっぱり混んでいるようだ。
ケーブルカー駅前は行列。
お蕎麦屋さんも30人?以上並んでいる。
右側の1号路も大勢の人が登って行く。
これでは人を見に行くようなものだね!
それに、帰りもある。
ここから城山湖まで戻らなくてはならないし・・・![]()
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なので頂上へは行かずに戻りましょう。
時間はそろそろ昼時。
「TAKAO 599 MUSEUM」の隅をお借りして昼食とした。
中は結構混んでいる。
一角に、「山ガール、599人」と書いたコーナー。
大勢の山ガールの写真がいっぱい。
そういえば一時期、山ガールは凄い人気だった。
ツイッターで募集もしているようだ。
25分程昼食休憩させて頂きました。
いよいよ帰り道スタート。
ここからは1.5Km程国道20号の舗装路を歩くことに。
舗装路苦手だが仕方ないですね。
599ミュージアムのすぐそばにある祈祷所。
ここには広い駐車場があるので、高尾山登るときは時々利用させてもらっている所。
その駐車場も満車のようだ。
正月の高尾山回りの駐車場はどこもいっぱい。
やっぱり高尾山来なくて良かった。![]()
599ミュージアムから20分程、国道20号を歩いて梅ノ木平に到着。
ここが、関東ふれあいの道の起点。
その川(入沢川)沿いのフェンスが倒れている。
台風19号の増水で倒れたようだ。
この川沿いを山へ向け歩くのだが、その周りの畑も大変なことになっていた。
さらに川沿いを進むと、被害状況はさらに凄いことに!
民家の間の道を進むと、京都のような雰囲気。
うかい竹亭です。
静かに、
琴の音が流れていた。
さらに進むと人里離れた山道。
その道沿いに真っ白に霜柱。北斜面の山合いは寒い。
この道沿いには、老人介護ホームがあったのだが、今は移転して跡形もない。
すっかり静かになってしまった山の道。
道沿いにお地蔵さんが出現。
ここを左へ山を登った所が往きに通った草戸峠。
そっちへ行った方が、駐車場へ戻るには近そうだが、頑張って三沢峠を目指す。
途中、こんな光景が目に飛び込んできた。
道は削られ、山側の斜面も削られ凄いことになっている。
あちこちに、台風の傷跡が一杯。
最後の建物「高尾グリーンセンター」が見えてきた。
さらに少し進んだ所に、この道で唯一の東屋。
ここでしばし水分補給休憩。
そこからは山道を川沿いに登って行く。
その道沿いは増水で傷んだ川縁と道。
増水の時には川となっていたと思われる程えぐられている。
斜面は流木が凄いことに!![]()
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崖下までえぐられた道脇の斜面。![]()
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被害の大きな川沿いを離れ、さらに登って行く。
途中、上から下ってくる人と何組かすれ違った。
その中で、見覚えのある人が2組いた。
その人達は、草戸山から高尾山入り口へ向かって歩いている時にすれ違った人達だ。
皆さんは、私の逆コースを歩いているようだ。
このコースは、右回りか左回りで迷う所。
今回は左回り。
このコースは草戸山から高尾山口までアップダウンを繰り返す。
帰りは「関東ふれあいの道起点」から三沢峠の先の榎窪山まで、長い坂道(3kmで200mの標高差)が続く。
右回りは最初ゆったりと長い下り坂なので随分楽だが、後半の高尾山口から草戸山までが上りがきついアップダウンが続く。
小学3年生だった孫娘と昨年右回りを歩いた。
子供の歩みに合わせて歩いたため、時間は6時間もかかってしまった。
でもゆっくり歩いたせいか、疲れは少なめだった。
左回りの、どこまで続くの?と思える程長い上り坂。
頑張って歩いていると、目の前に三沢峠が見えてきた。
この風景を見るとホッとする。
ここまでこれば、完歩もまじかだ。
三沢峠にあった案内。
ここにはベンチとテーブルがある。
ここで休憩!と思っていたが、先客いたので休まず進む。
少し先にある榎窪山(標高420m)のベンチで休憩とした。
ここは、今回のコースで一番高い所。
国道20号沿いの「関東ふれあいの道」の起点から約1時間程。
榎窪山の景色は良くないが、目の前に高尾山の薬王院が枝間に見えた。
榎窪山のすぐ先が分岐点。
右向こうが今休憩していた榎窪山。左下へ下ると城山湖の駐車場。
後ろ側は草戸山
当然、今回はこのまま左側の下りの道を駐車場へ向かいます。![]()
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途中の樹間から都内・横浜方面が綺麗に見えた。
でも、朝と比べると霞が出たようだ。
緩やかな坂道を下ると発電所が見えてきた。
この発電所を見るとホッとする。
無事駐車場に戻ってきた~ ![]()
時間は14時丁度。
城山湖から高尾山口、そして三沢峠を経て歩いた今回の山歩きでした。![]()
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今回の記録
距離:約11km
時間:4時間(昼食休憩など含)
予定外で歩いた今年最初の長距離山歩き。
途中で出会った85歳のオジイサンのパワーを頂いて、頑張って歩こう!![]()
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最後までお付き合いありがとうございました。













































