2020年1月1日
新年明けましておめでとうございます。
皆様のご健康とご多幸をお祈りします。
今年も宜しくお願いいたします。
令和2年元旦の今日、「初登山」「初富士」を楽しんできました。
登った山は、山梨県上野原市にある「八重山」と「能岳」。
ここから見る富士山は、高尾山から見える富士山にも負けない美しさ。
以前は、高尾山の山頂から初富士を見ていたが、有名になりすぎて混雑が凄い。
最近は、その混雑を避けて八重山に行くようになりました。
昨年は元旦に始まり、計4回登山。
お花や景色が素晴らしい八重山・能岳は季節を問わず楽しめる山です。
何度か孫娘も連れてきたことがあるが、今日は連れ合いと二人。
八重山・能岳元旦登山、スタートです。
年の初めは我が家の恒例行事からスタート。
元旦のお墓詣りです。
家族全員で年始めのお参りをしました。
お墓参りを終えたらすぐ出発です。
元旦の道は本当に空いていて快適。
上野原市立上野原中学校の隣にある駐車場に9時45分到着。
同じように、八重山の元旦登山する方は今年もいます。
駐車場には車が既に4台。
皆さん早いですね！
今日は天気が良いのに、目の前の山には雲がかかっている。
山の上から富士山が見えると良いのだが・・・
準備をして9時50分スタート。
駐車場には手作りの案内がいっぱい。
お正月にピッタリの案内もあります。
八重山で見られる縁起植物の紹介です。
八重山登山の「旧道発見」の紹介。
八重山展望台から見える陣馬山の紹介。
肉眼では無理だが、望遠レンズだと陣馬山の白馬も見えるようだ。
三つ峠も見え、アンテナなども見える。
うらやましい写真です。
こんな写真を撮りたくて毎回チャレンジするが、残念ながらコンデジカメラではズームしても白馬は見えない。
南高尾山稜の愛好家と同じように、この八重山にもここを愛する人達がいるようだ。
昨年の寒いときに来た時偶然すれ違ったオジサンが、わざわざ戻って来て「氷の花」の咲く場所を教えてくれたり、春蘭の咲く場所を教えてくれたり、八重山の素晴らしさを一生懸命話してくれます。
本当に八重山が好きな方達です。
このパネルもその人達が制作したものだろうか？
きっとそうだね。
今日も氷の花が見ることが出来るかな？
教えてもらった場所へ行ってみたが、今日は咲いていなかった。
まだ暖かいのかな？
気温は5℃以下。
日陰はもっと寒そうだ。
陽の当たらない寒い道を登って行きます。
途中に通行止めの案内！
昨年の台風19号の影響で、斜面が崩落し登山道が通れない。
また道脇の川がえぐられ、前回来たときは修繕工事中だった。
その道は綺麗に治っていた。
道が崩れないように丸太で押さえてある。
ここが崩落場所。
崩れている所を通って展望台へ行く道があったのだが、その道は崩落で消えてしまった。
当分治りそうもなさそうだ。
治らないかも・・・
ということで通行止め！
通行止めは当分開通できないかも。
残念！
八重山にはいろいろなコースがあるようで、別コースで展望台へ向かいます。
道は枯れ葉が厚い。
足の下で枯れ葉のつぶれる音を聞きながら、展望台への坂道を登って行きます。
こちらが、八重山の少し手前の展望台。
おしゃれなデザインの展望台です。
駐車場から40分で到着。
今日は富士山が見えるかな？
見えました。
初富士です。
綺麗な姿を見せてくれました！
今年も楽しく登山できるようお祈りしました。
ここからの展望が素晴らしい。
富士山の左のほうには丹沢連峰。さらに左には大山。
しかし、富士山以外の山々は雲に隠れていた。
富士山だけすっきり！
今年は良い年になりそうだね。
右のほうには八重山。
葉を落とした木々の隙間から東屋が見える。
その向こうには雨降り山。
展望台の後ろには陣馬山。
目いっぱいズームして見たが、陣馬山シンボルの白馬は見えないな～！
展望台には、大きなテーブルとベンチがあります。
今日はそのテーブルで、ご婦人二人が宴会中。
テーブルにはカップヌードルやビール、おつまみなど、美味しそうな物がいっぱい。
二人の世界に入っているのだろうか？
写真撮影で回りを動いていても、話は途切れることがなかった。
この素敵な景色を眺めながら、お二人で元旦を楽しまれているようだ。
こんな元旦もいいかも！
せっかくの楽しみを邪魔をしては悪い。
写真を撮り景色を楽しんだら早めに八重山へ向けてスタート。
展望台すぐ傍にある鐘。
幸せの鐘かな？と思ったが、名前は付いていないようだ。
その鐘を、富士山を見ながら幸せを願いつつ突いたら、良い音が山々に木霊した。
良い年になりそうです！
さらに坂道を登った所に石碑。
そこには、水越八重さんという方が、この八重山を市に寄付したことなどが記されていた。
その八重さんの名前をとって「八重山」と命名されたようです。
このお話の詳細はこちらを
尾根道の向こうに見えるのが八重山。
展望台から10分程。
最後の急な階段を登った所に東屋。
ここが八重山の山頂です。
標高： 531ｍ
ここからも富士山がよく見えます。
昨年は、この東屋で二組の方にお会いした。
病気を克服したお婆さんが、急な階段をはいつくばって登っていた。
そのお婆さんをやさしく見守るお爺さん。
もう一組と一緒に、お婆さんが無事登頂するまで皆で応援したことを思い出す。
そのお婆さんに会えるかな？と思ったが、今年は誰もいない静かな山頂です。
富士山を眺め、水分補給をしてすぐ出発。
八重山から10分程で「能岳」です。
最後の急坂の下にお地蔵様。
今回の初登山が無事で完歩出来るようにお祈りしました。
八重山と能岳の周りにはお地蔵さんが多数あります。
お地蔵さん脇のこの急坂を登った所が能岳。
頑張って登りました！
この頃には体も温まり、重ね着した上着を脱ぐほど。
でも、寒いので汗をかかずに済む。
寒い冬の山登りは、雪が無ければ快適だ。
能岳頂上 標高542.7ｍ 高尾山（599ｍ）とほとんど同じ高さだ。
能岳頂上からの見る富士山。
綿のような花？がいっぱい。
見ていたら、だんだん雲に隠れ始めてきた富士山。
山の午後は雲が多くなりますね～。
時間は11時20分過ぎ。
能岳には東屋は無い。
テーブルとベンチが一組だけ。
ここなら空いているので、ここで昼食を！と思ってきたが、今日は先客がいた。
高齢のご婦人二人が、持ち寄った食べ物を広げて談笑中。
ご婦人達は私達に気が付いて、テーブル上の荷物などを片付けようとした。
でも、狭いベンチはお二人でいっぱい。
せっかくの楽しみを邪魔しては申し訳ない。
写真撮影だけして直ぐ頂上を離れました。
今年の八重山や能岳は、女性が頑張っていますね～！
オジサン達！女性に負けずに頑張りましょうよ
ところで今日の予定コースは、ここで昼食。
以後虎丸山を経由して駐車場へ戻るつもりだったが、虎丸山にはベンチがない。
そしてそのコースは景色も良くない。
そこで、急遽コース変更。
今来た道を戻って、八重山か展望台のベンチが空いている方で昼食することに。
コースが決まれはすぐ行動！
来た道を戻りましょう！
途中、八重山には誰もいなかったのでここで昼食。
時間は１１時半。
富士山を見ながら、元旦の昼食を楽しみました！
でも、メニューはオバサン達のように豪華ではありません。
コンビニで買ってきたお結び
です。
でも素敵な景色が最高のおかず。
ゆっくり20分程昼食休憩しました。
後は展望台を経由して下山です。
展望台へ行く途中、山向こうに見える展望台で元気な子供達の声が響いていた。
尾根道の北側下はゴルフ場。（上野原カントリークラブ）
流石に元旦のゴルフをする人は少ないようだ。
展望台傍の鐘まで戻って来ました。
小学校低学年の男女のお子さん連れのお母さんとお爺ちゃんとお婆ちゃん。
楽しそうに展望台の上で景色を楽しんでいた。
私は、行きに景色を楽しんだので、帰りは脇を抜けて下山です。
展望台脇にあったハイキングコース図。
下山途中に見た冬桜。
かろうじてまだ咲いていた。
桜を眺めていたら、展望台にいた子供達が下山してきた。
先頭の男の子にあっと言う間に追いつかれた。
小さい子供は本当に元気ですね！
追い越された時、歳を聞くと6歳とのこと。
今年新一年生だね！
砂利で滑りそうな坂道も何のその！元気に走って行きました。
お母さんが離れないように後を追って行く。
元旦早々、お母さんは子供の世話で大変だね～。
駐車場に着くと、トイレ脇のベンチで子供達の元気な話し声が聞こえてきた。
後からゆっくり降りてきたお爺ちゃんとお婆ちゃんが到着。
どうやら、ここでお爺ちゃんとお婆ちゃんとお別れのようだ。
今日は孫との初登山を楽しまれたようです。
お爺ちゃんとお婆ちゃんは、私の隣に停めてあった車で帰って行った。
子供達とお母さんは歩いて帰るようです。
家がこの近くなのかな？
当然子供は元気に走っています。
駐車場に着いたのは、12時50分。
2020年元旦の初登山は無事終わりました。
綺麗な富士山を拝むことが出来ました。
これで今年一年、楽しい登山出来るかな！
初登山の記録
時間：3時間（休憩含）
距離：約4.2ｋｍ
元旦の道路は帰りも空いていて、随分早く家に到着。
ポストを見ると年賀状が届いていた。
その中に、今年5年生になる孫娘からの年賀状もありました。
文面を見ると、
今年もいっぱい山登りに行こうね！
楽しみにしているね。
嬉しい年賀状です。
今度は、孫娘とどこの山を登ろうかな？
その日が楽しみなジージです。
元旦の初登山に、
最後までお付き合いありがとうございました。
追記
八重山の事がわかるサイトをご紹介！
