10月30日

一日降っていた雨も上がり、今日は朝から青空。

初冠雪した富士山を見たい!グー

 

行くとしたら、何処の山へ行こうか?

高尾山は先日行ったし、景信山や丹沢の大山はコース状況が未確認。

 

悩んだ末、今年は元旦と半年前に登った八重山へ行って見る事に決定したが、ここもコース状況が未確認。崩落していたら・・・と不安が残る。

 

しかし、八重山は強い見方がいます。

知人に、この八重山を週に何回も登り、八重山の植物図鑑を作る程愛する知人がいる。

早速電話するが出ない。

 

通じるのを待っていると、どんどん時間が遅くなる。

向かう車中から、電話して聞いて見ればいいし、もしダメなら他の場所を紹介してもらおう!と見切り発車。

 

途中、数回電話するが通じないうちに八重山登山の駐車場に到着。

駐車場には、数台の車があった。

登っている方がいるのだろう!と行って見ました。

 

駐車場から少し入った所の道が、大きくえぐられていた。びっくりあせる

 

脇の斜面は大きく崩れている。

崩れた上の方は、これから登って行く道があるが・・・?

 

さらに登って行くと、通行止めです。ショボーン汗

やっぱり、いつも登る道は崩落したようだ。

 

でも、違うコースでも登れそうです。行って見ました。

 

この八重山は、「八重山・五感の森」とうたっていて、その五感の説明があちこちにあり、山の楽しさを教えてくれる。

 

ここにも有りました。

昨年、孫娘を連れて来た時も、こういった案内を見て、勉強しながら登ったことを思い出す。

孫娘には、山へ来てまで勉強?と思われないか?と心配しながら、あちこちにある説明を見せながら、山の楽しさを教えました。パー照れ

 

その後も、「山へ連れて行って!」というので、嫌われないで済んだようです。チョキウインク

 

 

八重山は沢山の草花も楽しめます。

早速フデリンドウが咲いていました。

 

40分程で展望台に到着。

 

手前にある展望台の案内

屋根は五角形、デッキは桜形のオシャレなデザインです。

 

この展望台から見える山々。

大室山、高柄山や倉岳山、そしてお目当ての富士山がみえるはず。

だが・・・残念なことに、山の上側だけが雲。

富士山もその少しの雲に隠れてしまい、見えなかった。ショボーン汗

初冠雪の富士山を見に来ただけに、とても残念。

 

雲が無ければ、こんな素敵な富士山が見えたのだが・・・

(今年の元旦に登った時の富士山の姿)

 

富士山は見えないけど、ここから見える景色に癒されました。パーウインク

 

富士山の反対(展望台後ろ側)には陣馬山が見えます。

 

ズームアップしても、コンテジではここまでが限界。

でも茶店らしい姿は見える。

こんど双眼鏡持ってこよう!パーウインク

 

展望台の隣に、「鐘」のモニュメント

また、八重山へ来れます様に!と願いを込めて鐘を鳴らしました。

その鐘の音は予想以上に大きく、ちょっと恥ずかしい程。チョキ照れ

 

鐘から逃げるように、八重山を目指します。ランニング

鐘を少し行った所に道脇にヤクシソウ。

その昔、民間薬として皮膚の腫れものに外用として使われたことがあるようだ。

 

展望台から少し登った所に記念碑。

 

この山は、個人所有の物だったが、昭和4年に寄付された物。

その事がこの石板に書いてあります。

市民でない私も楽しませてもらっている八重山。

八重さんに感謝です。

 

所々に色ずいた樹々が見え隠れ。

八重山にもそろそろ秋が来ています。

 

八重さんの紹介石板の傍にあった五感の森の説明は「風景を考える」

 

八重山へはさらに急坂を登って行きます。

息を切らせながらの急坂。高尾山の健脚コースよりもきついかも!

 

ここまで来ると、回りの樹々も色ずき始める。

 

樹々の間から、先ほど立ち寄った展望台が見えた。

 

この辺りも、紅葉が楽しめます!

 

足元が滑りやすい坂を登り切った所が「八重山山頂」、標高: 531m

時間は12時半過ぎ。

お腹も空いて来たのでここで昼食にしました。

 

昼食を終えたら、次の山「能岳」へ向かいます。

八重山から少し下った所には、沢山の花が咲く所。

春来た時は、シュンランが咲いていた辺りに、白い花が咲いていた。

 

回りはロープで囲われて、踏まれない様に保護してあります。

花の説明が有りました。

 

この花は、センブリの花でした。

センブリと言うと薬を思い出す。

薬には開花期の全草が用いられる。乾燥させ、煎じてまたは粉末にして飲む。薬効は胃腸虚弱、下痢、腹痛、発毛など。マスカラや眉墨などの化粧品に配合。ゲンノショウコ、ドクダミと共に日本の三大民間薬の一つ(ウィキペディアより抜粋

 

苦い薬草だが、お花は可愛いいですね!

 

そう言えば最初に出会ったリンドウも、薬草として使われる種類もあるようだ。

今回、八重山で出会った花はどれも薬に関係する花でした。

 

八重山は薬草の花が多いと言う事では無いだろうが、ちょっとビックリですねパーニコニコ

 

この辺りの樹々の葉も、赤く色づいていて綺麗です。

 

お花や紅葉を楽しみながらさらに登って行くと、開けた所に出ます。

 

ここが能岳頂上(標高542.7ⅿ)

 

相変わらず富士山は見えなかった!

 

小休止した後、次の山「虎丸山」へ向かいます。

道は、能岳から少し戻った所から右下へ下って行くきます。

その道沿いに夫婦岩。

 

さらに下った所に馬頭観音。

 

さらに下ると、道を塞ぐ倒木。

 

木の下を何とか潜って通り抜けると、虎丸山への分岐点。

真っ直ぐ行くと新井集落。

 

この虎丸山。結構登りがキツイのです。

ロープを頼りに、息を切らせながら登って行くと、頂上が見えてきます。

 

頂上には虎丸神社

13時5分に頂上到着。

神社にお参りしました。

狭い広場には神社以外何もなく、立ったまま水分補給休憩。

 

木に付けられた山名の札一枚。標高は468m

 

小休憩後、直ぐ下山開始。

ここから駐車場までは、ずっと下り坂。

 

登る人が少ないのか、道には蜘蛛の糸がいっぱい。

その糸をストックで取り払いながらの下山となりました。えー汗

 

道の真ん中に作られた綺麗な蜘蛛の巣。

光に照らされて、とても綺麗です!グッニコニコ

 

思わず立ち止まり見とれてしまったが、狭い道では巣を避けては通れない。

壊すのは心苦しいが、御免ね!お願い と声を掛けながらストックで取り払いました。

 

下って来た道を振り返るが、道が何処だかわかり難いほど、登山客はいないようだ。

足腰鍛えるには、程良い道なのだけど!

 

途中、少し開けた所があり、そこにはビールケースが置いてある。

ビールケースに腰かけて、最後の水分補給をしました。

 

さらに下る道。

何処が道だかわからないような道?に倒木が行く手を塞ぐショボーンあせる

倒木の下側を落ちない様に抜け、道?に戻れました。チョキショボーン汗

 

道脇には大きな倒木。

この辺りに来たら、急に倒木が増えて来た。

今までなかった笹がいっぱいになって来ると駐車場が近い!

 

暫く下ると、下の方に祠が見えてきます。

 

「山ノ神」と「厄神」の祠です。

無事登山出来た事をお礼しました。

 

祠の直ぐ下が駐車場。

駐車場に戻って来たのが13時50分。

駐車場直ぐ下が、上野原中学校

 

駐車場広場にある建物はトイレ。

いつも綺麗です。

駐車場下の中学生が、トイレ掃除などしてくれているようです。

 

いつもはいっぱいになる駐車場だが、今日は少ない。

今日歩いたコース中に出会ったのは、歩き始めて一人、展望台手前でご夫婦、八重山頂上で能岳から戻って来たご婦人二人組の、計5人だけ!

とても静かな八重山でした。

 

今日の記録

 時間:3時間05分(休憩含)

 距離:約5Km
 

八重山の登山コース

黒い太線が今回のコース。

赤バツ印は崩落場所。(コース図は上野原市観光協会より

 

帰り道、前を走る車のナンバーが変だ。

気になり調べて見たら、自衛隊車両のようだ。

 

バンパー左に「百里」、右に「7空団」と書いてある。

茨城県にある防衛省航空自衛隊百里基地所属の車かな?

 

自衛隊の車両ナンバーは一般車両のナンバーと違うのですね。

 

この車両は、中央高速道相模湖ICより都内方面へ行きました。

どこか災害援助の帰りなのだろうか?

 

あまりに大きな被害をもたらした台風19号。

何かにつけて、その被害に関連した事が多いですね。

 

一日も早い復旧心より願うばかりです。

 

最後までお付き合い有難うございました。

 

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追記

帰宅後八重山を愛する友人から電話がありました。

私が電話を変えたために新しい電話番号を知らない彼は、着信番号知らない人から?と出なかったようです。

私が新番号を伝えていなかったせいです。反省!

 

彼の話しによると、展望台傍にあったセンブリの花は、彼達が種を採って増やしているようです。

他の山野草も育成をしているようです。

また違う散策コースも作っているそうで、今度案内してくれることになりました。

 

ただし、突然の電話では無く、前もって電話して!と念を押されました。パーウインクあせる

 

友と歩く八重山を楽しみに、また行こうと思います。