10月28日
半年以上、ご無沙汰していた相模原の友人と会ってきた。
心許した友との再会は、若かりし頃にタイムスリップ!![]()
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彼の家は相模川沿いの段丘崖の傍で、相模川の上大島キャンプ場(相模川自然の村公園)近く。
訪問すると相模川沿いを散策することが多い。
今回も、台風19号以後の様子も気になります。
老人福祉センター渓松園脇にある300段以上ある階段を下って行って見ました。
階段上の展望台から見る相模川
左が川下。
この流れは湘南の海に続いている。
昔は帆掛け船が行き来していたそうだ。
大きく蛇行している水の流れ。
台風19号で城山ダムが緊急放流した時は、向こうからこちらまで一面水でいっぱいだったそうだ。
上の方で鳥の鳴き声が聞こえてきた。
空を見上げると、トンビがゆったりと飛んでいる。
この辺は野鳥のメッカでもあるようだ。
展望台から下の河原の間は河岸段丘の絶壁。
その段丘に造られた300段以上有りそうな階段を下って降りて行きます。
途中、綺麗な花が咲いていた。
下り終わる頃、パノラマ花壇があります。
そこにはセイダカアワダチソウが、斜面を黄色に染めていた。
河原沿いまで行って見ました。
川向こうの土手のかなり上まで、茶色に染まっている。
向こうに見える建物(倉庫かな?)は浸水しなかったかな?
キラキラ輝く川の水は、まだ濃く濁って波立っている。
近寄ってみると、強い流れに足が持って行かれそう。
澄んだ水と違い、濁った川の流れは力強く怖い。![]()
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川上の方にも建物。
川向こうには小学校もあるそうだが、見えるのは社会福祉法人「城山楽寿会」。
この建物前の川岸ギリギリまで水が押し寄せていたようだ。
手前の川岸の樹々が茶色に変色しているのが見える。
こちら側の土手の雑草も、泥水に洗われて茶色に枯れている。
河原のあちこちに転がっている繊維質の物体。
水に流されて来た根っこだろうか?
土手上の駐車場。
この右側には下流沿いにキャンプ場がある。
その境にある木の根元には、流れ着いた枝や草などがいっぱい。
その残骸から、今立っている所も水が来ていたことが分かる。
植木の向こうはキャンプ場。
きっとそこにも水が入ったようだ。
増水時にここにいたら、どんなに怖かっただろう!
友人の話しでは、
こんなに増水したことは過去にないそうだ。
家は段丘の上だから心配ないが、避難放送や城山ダムの放流するから注意!放送が聞こえ、心配で夜も夜寝つかれなかったそうだ。
こんな事が当たり前になってきた最近の異常気象。
今まで他人ごとと感じていたが、身近に危険を感じるとつくづくと温暖化を止めなくてはいけない!と思ったそうだ。
私も、最近の異常気象の怖さは山歩きなどで見てはいるが、私もまだどこかで他人ごとなのかもしれない。
友人の話しを聞きながら、反省するばかリでした。
ところで・・・
前回来た時は、河原で大勢の人が鮎釣りをしていたのだが、今日は誰一人いない。
台風後で、川の水が濁っているから?と友人に聞いたら「解禁日は6月1日 ~10月14日までだよ!」とのこと。
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河原を一回りして、長い坂を上って友人宅へ戻りました。
その途中、斜面が崩れていないか、危険でないかの調査をしていた。
この辺りも河岸段丘の斜面を削って作られた道。
今後の雨で崩れない事を願うばかり。
その坂道には雨で流れだした枯れ葉がいっぱいだった。
帰宅し、友と過ごした日を振り返っていたら、友からラインが届く。
そこには、真っ赤な夕焼けの写真。
あまりに綺麗だったので、展望台まで行き撮影してきたそうだ。
自然の怖さを感じた日だが、見事な美しさも見せてくれる自然にビックリ。
怖い自然は嫌だが、この美しい自然がいつまでも見られることを願いつつ、お礼のラインを返信しました。
この美しさは人間一人一人が作る物。
もっともっと自然を大事にしたいですね!
最後までお付き合い有難うございました。


















