10月26日

健康の為に頑張って歩いている最近です。

今日も健康登山してきました。

 

行った場所は、毎度ご紹介しているお気に入りの城山湖。

 

しかし、城山湖一周は毎回なので、そろそろ同じコースも飽きて来る パーウインク

そこで今回は、気分を変えて南高尾山稜を歩いてみる事に!

 

体力と時間に余裕が有れば、大垂水を経由して高尾山~草戸山と一周とグル~と回りたいのだが結構時間もかかる。

そこで、今回は大垂水手前の大洞山辺りまでの往復としました。

 

城山湖駐車場に車を停め、本沢ダム発電所脇の登山道を登って行きます。

19号台風以後の雨続きのためか、道には水が流れていた。

 

城山湖一周と南高尾山稜との分岐点までの、緩やかな長い坂を上っていると、軽トラックが停まっている。

その傍には作業着姿の人達。

この道は、一般車両は通行止め。

何かの作業をする人達のようだ。

 

近づくと、大きな倒木をチェンソーで伐採していた。

そう言えばこの辺り、倒木が電線に寄りかかっていた所。

見るとその倒木は、既に撤去されていた。

 

こうした方々のお陰で、安全な山登りが出来るのです。

お願い感謝の言葉を言いながら脇を通り抜けた。

 

駐車場から30分程で、城山湖一周と南高尾山稜の大垂水方面への分岐に到着。

階段の多い城山湖一周と違い、山中を延々と歩く南高尾山稜。

さあ!頑張って歩こうグーおねがい

 

その道は緩やかな登り坂だが、雨後で蒸していた。

汗をかきながら分岐点まで登って来たが、ここから南山稜の道は涼しくなりとても快適。チョキウインク

 

アップダウンも少ない南山稜の道を気持ち良く歩いていると、道脇の花を撮影しているご婦人一人。

傍に寄って見ると、レンズの先には黄色い可愛い花。

 

花の名前が分からなかったので、撮影の邪魔をしない様にしながらお聞きしてみた。

 

山野草に詳しいご婦人。

即座に答えてくれた花の名前は「ヤクシ草」

 

名前がヤクシ草?

薬草なのかな?

 

名前の由来を調べてみると、

・薬師堂(薬師如来を本尊とする仏堂)の傍に咲いていたから

・葉形が薬師如来の光背に似ているから

・昔は腫物などの塗り薬として用いられていたから

等とある。

どれが正解かな?ウインク?

 

その後、お花に詳しいご婦人と、しばしお花談義をさせて頂きました。

山の出会いは良いですね。

 

さらに歩いて行くと、西山広場に到着。

 

ここには綺麗なベンチや、リュック掛けがあります。

心地よいベンチで水分補給を兼ねて小休憩。

 

南高尾山稜の道沿いには、この道を愛するボランティアの方々が作った休憩所が数か所ある。

ここもその一つ。

さらに進んだ所にある二か所の休憩所では、それぞれ5~6人程のグループが歓談していた。

 

この他にも、道から少し登った所に、山仲間だけが集まる休憩所が二か所ある。

私も初めて南高尾山稜に来た時、そのグループのお一人と知り合いになり、誘われてお邪魔した事がある。

気心知れた山仲間との会話は楽しそうでした!

 

定年後、一人になりがちだけど、趣味の山を通じた人との交流は生き甲斐にもなりますね!

 

そうしたグループの方達は、南高尾山稜の道整備や案内表示、さらにベンチ制作などしているようです。

快適な山歩きを出来る南高尾山稜。

守っている愛好家達に感謝ですね!


どの山も、倒木や崩落で通行止めとなっている所が多いが、南高尾山稜は大丈夫そう。チョキニコニコ

 

でも、南山稜の道は急斜面に造られた道もある。

崩れたら!と考えると、とても怖いが、今日見る限りその気配もない。

しかし、その期待も直ぐ打ち砕かれることに!

 

城山湖一周との分岐点から大垂水の半分程来た所で「通行止め」のロープ。

そこには

「登山道崩落、この先危険!立ち入り禁止」

と書いてある。

 

少し前に、私たちを追い抜いて行ったトレイルランニングの女性は、ここから戻られるそうだ。

 

さて、どうしようか?

 

悩んでいたら、後ろから来たオジサンが「行ける所まで行って見る!」とロープを潜っていった。

 

気が付くと、私もそのオジサンにつられ、ロープを潜っていたチョキ口笛

 

しかし・・・

暫く進み、崩落場所を見てビックリびっくりあせる

斜面が大きくえぐられ、道の形跡が無い。

 

 

その崩落は、ずっと下まで続いている。

 

さっきロープを潜って先へ行ったオジサンは、崖の上側を超えて向こう側の斜面にいた。

でも、かなり危険な状態。

小枝に摑まりながら恐る恐る下っていた。

 

崩落場所はこの辺り。

(アプリ使ってなかったので場所は予想)

 

様子を見ていたら、後から来た若者が「手前から下へ降りて行けそうで、そこを通れば向こう側へ行けそうだ!」と下って行った。

 

しばらくしたら、その若者が向こう側から、「注意すれば通れますよ!」と声かけてくれた。

 

「ならば行って見よう!」と、私も行って見た。

しかし、足元の土は緩いし、もし崩れたら大変。

一人なら行って見ようとも思うが、連れもいる。

無理をしないで、ここから勇気のある撤退!としました。バイバイウインク

 

それに、私は行ったとしても、大垂水手前の大洞山辺りまでの予定だったし・・・

 

高尾山から大垂水経由して歩いて来たご夫婦は、危険な山側を登って超えていた。

落ちなければ良いけど・・・と見ている方がヒヤヒヤ。

 

危険な斜面を超えてる人は、高尾山から高尾南山稜を歩いて、小仏城山~高尾山というコースで歩く方達が多い?

そのコース半分程のここまで来て、来た道を戻るのは辛い。

多少無理しても!という気持ちも分からない訳では無いが、無理をして渡ろうとして大きな事故になり、救助をお願いすることになる事も多い。

 

無理は止めましょう!安全第一です!パーえー

 

戻る途中、通行止めの所でスマホ確認している人。

しかし、スマホ上にはコース情報が見つからないようです。

 

今見て来た状況をお話しすると、来た道を戻って行かれました。

 

さらに戻る途中、何人かの人とすれ違った。

皆さんに、崩落情報をお伝えしました。

 

皆さんの楽しい山歩きとなりますように!パーニコニコ

 

 

帰る途中、往きには気が付かなかった倒木が何本も!

 

 

この倒木の根元には枝など「つっかえ棒」。

効果があるかどうかは別にして、

「少しでも倒れないように!」という気持ちは分かります。グッウインク

 

帰り道、泰光寺山に到着。

 

ここの手づくりベンチで小休憩。

 

行きに出会った「ヤクシ草」の咲いている所まで戻ってきました。

 

記念に撮影チョキウインク

 

お花の咲いている所から少し歩いて城山湖一周との分岐点。

いつもはこの坂道を下り、本沢ダム発電所脇の駐車場へ戻るのだが、通行止めで戻ったので歩き足りない気分。

そこで、ここから右回りで城山湖一周することにしました。

 

分岐点から最初の休憩所「ふれあい休憩所」に到着。

その手前に、軽トラックなど自動車が停まっている。

 

この3台の車は、朝出会った倒木処理作業の車のようだ。

でも作業している人達がいない。

何処かで作業しているのだろうか?

 

取り敢えず、ふれあい休憩所で小休止。

城山湖一周で一番高い所なのでここからの景色は素晴らしい。

今日も都内方面がクッキリ。スカイツリーも見えました。チョキニコニコ

 

少し休んで元気も戻りました。

さあ!下り階段の多い城山湖一周右回り開始!

 

暫く歩いていくと、目の前をヒラヒラ飛ぶ蝶。

アサギマダラです。

 

止まった所をカメラ

 

 

さらに進むとエンジンの音が聞こえて来た。

倒木の伐採している人達です。

登山者が通る度に、手を休めて通してくれました。

本当にご苦労様です。そしてありがとうございます!お願い

 

松見平休憩所に到着。

ここは町田市で一番高い「草戸山」。

台風以後、人気が無かった草戸山も、今日は何組かの登山者がいました。

大分、賑やかさが戻って来たようです。

 

オジサンの独り言?が向こうのベンチから聞こえて来た。

 

良く見たらテーブルには無線の機器。

「CQ,CQ・・・」とアマチア無線していました!パー口笛

邪魔をしないよう、早々に先に進みました。

 

ここから、何か所もの急な階段を下り、最後の「はなさき休憩所」に到着。

夏時は、蚊が多かった休憩所です(笑)

蚊取り線香持って来た事もあったっけ!パー笑い泣き

 

そこから堰堤への道を歩いて行くと、またヒラヒラ、フワフワとアサギマダラが飛んでいた。

高尾山にアサギマダラは多いが、この城山湖も多い!

 

この辺りも倒木が何か所か有りました。

 

19号台風以後、堰堤脇の階段上は扉が閉まって通行止めとなっている。

でも、ここは危険がないので、扉脇を無理してすり抜けて堰堤に到着。

この扉は空けても問題ないと思うのだが、なかなか開けてもらえない。

 

階段を下って堰堤に到着。

ここまで来ると駐車場は直ぐ。

残念ながら途中で引き返すことになったが、その分城山湖一周出来、気持ちは満足しました。チョキニコニコ

 

堰堤回りにはススキがいっぱい。

そのススキとスカイツリーが見える景色が、今日の疲れを癒してくれました。グッ照れ

 

今日の記録

総時間:3時間40分(休憩含)

 

今日の教訓

危険な場所は避けましょう。バイバイウインク

 

 

最後までお付き合い有難うございました。