10月9日

小諸城址・懐古園の続きです。

 

園内を見て歩いていると、草刈り機を持ったオジサンが前を歩いて行きます。

広い園内です。手入れも大変ですね!

 

オジサンの後をついて行って見ましょう!

 

石垣の脇に懐古園の由緒が有りました。

写真だと小さくて読めないのですね。

内容は違うけど、以下に懐古園のご紹介。

 

「懐古園」は、小諸城址に残る「三の門」や苔むした野面石積の石垣、樹齢500年といわれるケヤキの大樹の中、四季折々の風情が楽しめる公園です。小諸城は、武田信玄のころ山本勘助らにより現在の縄張りとし、豊臣秀吉天下統一のとき小諸城主となった仙石秀久により完成された城です。城下町より低い位置に城を築いた「穴城」は全国でも珍しい城で「日本百名城」でもあります。仙石秀久が築いた「大手門」や野面石積みの石垣は400年前のまま当時の姿で残されています。
 また、明治の廃藩置県により役割を終えた小諸城は、本丸跡に「懐古神社」を祀り「懐古園」と名付けられました。現在の「三の門」に掲げられた扁額は徳川宗家16代当主・徳川家達の筆によるものです。
 明治の文豪・島崎藤村をはじめ、若山牧水、高濱虚子、臼田亜浪のゆかりの地であり、多くの歌碑を見ることができます。先の大戦では小林亜星、永六輔が小諸に疎開していましたが、このご縁で「小諸 わが想い出」をお二人に作詞作曲いただきました。また「上を向いて歩こう」は永六輔氏が戦時中の小諸時代、この懐古園での悲しい思い出から作詞されたということです。

(小諸市観光協会HPより)

 

世界的に愛された「上を向いて歩こう」はこの懐古園の思い出からとはビックリパーびっくり

 

由緒などは事前に調べて来るのが当たり前。

何も知らずに来るとは・・・。

思いつき行動の欠陥ですね。反省!ショボーン汗

 

懐古神社

明治13年4月に小諸城跡を懐古園として整備した際に、旧小諸藩の士族らにより、同藩を治めた牧野氏の歴代藩主の霊を藩政時代から城内の鎮守神として祀られていた天満宮・火魂社と合祀して現在地に建立。ウィキペディアより

 

お参りさせていただきました。

 

噴水のある綺麗な池も有りました。

 

そこには大きな鯉がいっぱい!

 

天守台

 

天守台にあった天守閣の石碑

 

天守台の石垣は一番高い。

下を覗いて見ると子供達が小さく見えます。

 

天守台下にある馬場。今は樹々が植えられた広場。

 

馬場の広場で幼稚園生?が大勢休憩していました。

今日は大勢の子供達とすれ違いました。

歴史エリア以外にも公園内には動物園や児童遊園地などあるようです。

子供達にも楽しめる懐古園ですね。

 

園内には大きな木がいたる所にあり、涼しい木陰を作っていました。

 

水の手展望台。

小高い開けた所です。ここからは千曲川が目の前に見えました。

戦国時代には、ここから敵の動向を見ていたのでしょうね!

 

水の手展望台から見える地獄谷と酔月橋。

小諸城は城郭が城下町よりも低い場所に位置する「穴城(あなじろ)」で、これは日本で唯一といわれているようです。

千曲川へ流れる水により土地が削られ、天然の要塞だったようです。

 

酔月橋から見る水の手展望台

 

渡って来た酔月橋

 

橋を渡り、酔月料金所を出て少し歩くと鹿島神社が有りました。

 

 

江戸時代中期に建立された神社

静かで重厚感が漂う神社です。

こちらでもお参りさせていただきました。

 

鹿島神社の向こう側にある小山敬三美術館へ向かいます。

 

道沿いに「渥美清こもろ寅さん会館」

入り口脇に黄金色の寅さんがいます。

入ってみよう!と思ったが、残念ながら閉館中。

 

こちらが小山敬三美術館

共通券で入れます。

 

小山敬三画伯は小諸市出身で文化勲章受章、小諸市名誉市民である洋画家、小山敬三画伯が1975年、美術館を建設し、作品と共に小諸市に寄贈したもので、画伯の代表作品、浅間山、城シリーズ、さらに肖像画をはじめとした、水彩、デッサン画など素晴らしい作品を展示しています。(小諸市HP

 

入口

中は撮影禁止。館内の様子は上記HPをご覧ください。

 

酔月橋を渡って園内へ戻ります。

橋手前の樹々が少し色付いていました。

紅葉の懐古園も綺麗でしょうね!

 

天守台の下を入口に戻ります。

 

天守台の石垣

 

1㎝程の赤い実がありました。名前は?

 

赤い実のすぐ先に「藤村記念館」

 

 

藤村の銅像

ここも共通券で入場。

こちらの記念館も内部撮影は禁止です。

中の様子はこちらをご覧下さい。

⇒ こもろ観光局

 

陽の光に透ける紅葉

紅葉しているかな?と期待して来たけど、もう少し先になりそうです!

でも今日のモミジも綺麗です。

 

最初の料金所のある「三の門」広場に戻ってきました。

三の門。立派ですね!

 

この三の門の右の方に、共通入場券では入れる小諸義塾記念館があります。

行って見ました。

 

三の門を右に歩いて直ぐの所に小諸義塾記念館。

向かって左側が小諸駅(信濃鉄道)

 

明治26年(1893年)に、小諸の青年らの熱い要請に応えて、明治女学校の創立者の一人であった木村熊二によって開塾されました。自由主義的で、人物養成を目指す私立学校でした。木村の教え子である島崎藤村をはじめ、東京物理学校(現東京理科大学)創立者の一人である鮫島晋、明治から大正にかけての水彩画の先駆者である三宅克己や、丸山晩霞などもここで教鞭をとりました。(こもろ観光局より)

 

新しい世の中を目指して人づくりの場。

志が凄いですね!

 

駅側から見る三の門。

 

これで懐古園を一回りしました。

歴史がいっぱい詰まっている懐古園。

また季節を変えて来たいと思います!

 

草津を出て、あちこち立ち寄りして来た懐古園ですが、また時間はあります。

 

当初の予定は二つ。

一つは懐古園と白駒池。

 

さあ、白駒池へ向け出発です!グー照れ

もみじ紅葉していると良いのですが!

 

白駒池へ向かう道沿いは、黄金色に輝く稲穂が見事です。

 

山道へ入ると白樺の林が綺麗だ。

 

メルヘン街道沿いにある「レストハウスふるさと」

ここからの景色が綺麗です。

ちょっと景色を撮影!

 

目の前に広がる景色。浅間山の噴煙は見えないですね!

素晴らしい景色を楽しんだ後、ここから間もなくの白駒池へ向かいます。

この辺は標高が2000mを超える麦草峠。

窓を全開にして走って行きましたグッウインク

 

白駒池の紅葉は?

 

次回でご紹介します。

 

 

懐古園のお話にお付き合い有難うございました。

 

 

追記:

台風19号が過ぎ去りました。
 

TVニュースを見た親戚・知人から見舞いの電話も頂きましたが、幸いな事に我が家では被害はありませんでした。

 

でも庭は強い風で落とされた庭木の枯れ葉がいっぱい。

台風一過の昨日、強い日差しにジリジリと肌を焼きながら、何とか掃除完了。

 

買い物に出かけた多摩川は水でいっぱい。

被害の出た所もある様です。

異常気象の当たり前の昨今。これ以上酷くならない事を祈るばかりです。

 

被害にあわれた方には、心よりお見舞い申し上げます。

早い復旧をお祈りしております。