草津温泉二日目です。

 

昨日は温泉をゆっくり楽しみました。

そして今朝も6時過ぎに温泉に入り気分は爽快。チョキニコニコ

 

さて、今日の予定は未定。どうしたものかと風呂の帰りにフロントへ立ち寄りして聞いてみました。

フロントのオジサンのお勧めの中に、まだ行った事がない場所が有りました。

 

それは、奥草津「チャツボミゴケ公園」

そこは「チャツボミゴケ」が一面に生えているそうだ。

 

平成27年、芳ケ平湿地群 穴地獄としてラムサール条約に登録され、平成29年には「六合チャツボミゴケ生物群集の鉄鉱生成地」として、国の天然記念物に指定されたようだ。

 

何度も訪れている草津だが、一度も行って無かったし、知らなかった。バイバイショボーン汗

 

今日は予定がない。

十分時間もあるので、早速行って見ることにしました。

 

その場所は、草津温泉から北へわずか10㎞離れた中之条町六合地区。

 

紅葉がもう少し!の樹林の道を進みます。

 

すれ違いがやっとの道。

気を付けながらユックリ走る事20分程で到着。

 

ここが公園の受付。

ここで入園料を払い、お目当てのチャツボミゴケ公園・穴地獄へ向かいます。

歩いても行けるのだが(1Km弱、徒歩15分程)送迎バスが出ています。

折角なのでバスで行くことにしました。

 

受付裏にあるバス発着所

殆ど待たずに乗れました。

平日だからか、乗客は私達だけの貸し切り状態。チョキニコニコ

バスのTVの下に案内があります。

「苔を見た後は”おいしい”ジェラート!!直売店内で1ヶ350円」

 

ジェラートは嫌いではない。

帰りに寄って見るとしましょうチョキウインク

 

5分程のバスだが、途中の滝が見える所ではゆっくり走ってくれました。

 

バスが到着した所にあった案内。

さあ、頑張って行って見ましょう!

平兵池という所の案内があるが、3.2Kmもある。

今回は山歩きの支度もしてないので、取り敢えず穴地獄まで行って見ましょう!

 

バス停の右奥に、先ほど車窓から見た滝が見えました。

 

赤い岩肌に大きな穴が開いた崖。

 

その手前に案内が有りました。

この辺は鉄鉱石が採掘されたようです。

 

バスを降りてからの道は緩やかな登り坂。

その足元には、ブルーの穴の開いたゴムマットが敷いてあり、とても歩きやすい。

 

途中、チャツボミゴケの案内が有りました。

この案内によると、世界中の苔類の中で、もっとも耐酸性があり、酸性水域を好む特別な苔。

このチャツボミゴケ群落は、国内最大で穴地獄周辺は類例のない景観とある。

 

楽しみです!

登って行く道の左側を流れる小川がとても綺麗。

 

上の方に小さい滝も見えるが、その下流が緑一色。

 

これがチャツボミゴケのようだ。

 

滝の周りも、一面にチャツボミゴケ。

水の白さに苔のグリーンがとても綺麗だ。

 

滝の周りに飛沫?と思ったが、湯気のようだ。

この小川の水は温泉のようです。

 

穴地獄に到着。

岩の間を流れる温泉。

その岩には一面のチャツボゴケが張り付いている。

 

初めて見る景色だった。パーびっくり汗

 

遊歩道を一回りしてみました。

 

 

チャツボミゴケと穴地獄の案内がありました。

 

流れている水は強酸性の温泉水。

この水に落ちた動物は抜けられなく、酸が強いので死んでしまうと言う事から穴地獄と呼ばれているようだ。

草津温泉のお湯は、怪我をしているとヒリヒリする程。

この流れている水も、同じなのかもしれない。

 

水を触って見たい所だが、苔を保護しているようで、水のある所へは近づけなかった。

それにしても、初めて見る凄い光景です。

 

 

 

 

 

 

穴地獄のチャツボミゴケを観賞した後、時間も有るので、大池の方へ行って見る事に!

 

その道は穴地獄脇の山を登って行く。

 

少し登った所に通行止めの案内

火山活動の規制が無ければ白根山の方へも歩いて行けそうだ。

 

登って行くと山合の道が続く。

 

ここも、紅葉はもう少し先のようですね!

先を歩いていた一団。

お聞きすると、東京から来た方達で、山仲間との事。

平兵衛池まで行くそうだ。

 

大勢で楽しむ山も素敵ですね。

しばし、最後列の方とお話をしながら、一緒に水池を目指しました。

 

穴地獄から800mの所にある水池に到着。

小さな池だが、樹々に囲まれた静かな池だった。

 

その道沿いには、チャツボミゴケではない普通?の苔が生えていたパーウインク

 

大池まで行って見たかったが、地図も無い初めての山の道。

迷ってもいけないので、水池までとし、穴地獄へ戻ります。

 

穴地獄へ戻り、穴地獄の周りを散策しました。

穴地獄の上の方に東屋がありました。

 

緑に黄色い花がとても綺麗でした。

 

少し赤みを帯びた葉もありました。

 

綺麗な蝶がいっぱい飛んでいました。

 

ツバメシジミでしょうか?

 

穴地獄の山に向かって左の方に小さな池が有りました。

一面に水草?枯れ葉?

綺麗です!

 

グリーン一色の草原に、数輪のフデリンドウの紫色が際立っていた。

 

所々に赤くなった木があります。

もう半月もすると、緑のチャツボミゴケと紅葉の競演が楽しめるかも!

 

白花が咲いていました。一部は綿毛になっていました。

 

初めて見た穴地獄のチャツボミゴケ。

来てよかった!と思える場所でした。

 

そろそろバス乗り場へ向かいます。

振り返ってみると、穴地獄から流れ落ちる滝が綺麗。

 

バス乗り場に戻ってきました。

帰りのバス運転手さんの話しにビックリ。

そのお話は、1ヶ月ほど前に上皇上皇后両陛下が、このチャツボミゴケを見に来られたとの事。

この行幸はお忍びだったようで、何処のマスコミも報道無しだったようです。

 

バス乗り場から穴地獄までの道にはブルー色のマットが敷いてあったが、普段は無いマットで上皇閣下が来られるので敷いたもの。

もう少しで撤去のようで、上皇上皇后両陛下の歩かれた所を歩けるとは皆さんはラッキーですね!と話されていた。

 

マットは穴の開いたゴムで出来たブルーのマット。非常に歩きやすかった。

いつもある物だと思っていたが、上皇閣下の歩かれたマットを歩けたとは、なんとラッキー!チョキウインク

 

まさか上皇上皇后両閣下が歩かれるために敷いたものとは知らなかったので、マットの写真はありません。

たまたま少しだけ遠景だが映っていたのがこちら

ブルーの帯状の物がそのマットです。
 

上皇閣下はハゼ類の研究をなさっていると聞きます。

きっと珍しいここのチャツボミゴケに興味をもたれたのでしょうね!

 

お話しを聞きながら下のバス乗車場へ戻ってきました。

最後に運転手さんのお話は花豆。

 

この花豆は低温を好み、温暖地では花が咲いても結実しないため、現在は主として北海道で栽培。

一部、東北地方や長野県、群馬県などの冷涼な地域でも栽培されている豆のようです。

希少なこの豆は受付の建物の脇に弦を伸ばしているというので、早速見に行って見ました。

 

その花豆(花インゲン)がこちら。

 

花が少しだけ咲いていました。

ピンクの可愛い花ですね。

 

実がこちらです。

その大きさにビックリパーびっくり

とても大きい実で、写真の実は20㎝以上ありました。

 

花豆の甘納豆がここのお店で販売しているというので行って見ました。

 

珍しく、なかなか目にする事が出来ないので、一つ買い求めました。

その甘納豆がこちら

 

袋に入った状態では大きさが分からないですよね!

お土産用に購入したので、帰宅後袋から出して計ってみました。

大きいものだと3.8㎝も有りました。

 

お味は?甘納豆の味。甘納豆だから当然ですねパーニコニコ

 

大きいので、1個でも口の中がいっぱいっていう感じ。

食べ応えありました。

 

ところで、行きのバスの中吊りで紹介していた「美味しいジェラート」が気になります。

花豆の甘納豆を購入する時、一緒に購入しました。

 

そのジェラートがこちら。

濃厚な味で、とっても美味しかったです。グッウインク

 

何度も来ている草津温泉で、初めて知ったチャスボミ公園のチャツボミゴケ。

それはビロードのような素敵な苔でした。

そして、公園のお店で見た花豆と花豆の甘納豆。

 

まだまだ知らない事が多いですね!

もっといろいろ勉強ですね。頑張ります。グーウインク

 

チャツボミ公園にご興味ある方はこちらを

⇒ ググっとぐんま

 

この後ホテルへ戻り、またまた温泉三昧。

草津の湯は良いですね!

 

最後までお付き合い有難うございました。