9月15日(日)
久し振りに美ヶ原高原を歩いてきました。
ここを訪れるのは2回目。
早いもので、前回訪れたのは5年前です。
前回は、とても風が強い日で大変だった。
でもその景色が素晴らしくて忘れられず、2回目の再訪問となりました。
今日は風も無く、秋の風が吹く美ヶ原高原は素晴らしい景色を見せてくれました。
何処を見ても素敵で、写真枚数多くなってしまいました。
絞りに絞っても枚数が多い。そこで2回に分けてご紹介としました。
今回は、「美ヶ原高原散歩 その①」です。
白樺湖を経由して、高原の爽やかな風を肌で楽しみながら約50Km、1時間以上のドライブです。
途中、霧ヶ峰に到着。
道路脇の広場には、グライダーがいっぱい。
以前来た時は傍へ行き、グライダーの滑空を楽しんだが今回は素通り。
見学はまたとしましょう!![]()
平日はのんびり走れるビーナスラインも沢山の車やバイクでいっぱい。
今日は三連休のど真ん中の日曜日。
休日はこんなに大勢の人出なのですね!
私は仕事の関係から、休日は平日。
なので、どこも割と空いているのが常でした。
しかし、今日は車が多い。
煽られはしないが、後ろにピッタリ付かれると自分のペースで走れない。
今度来る時は平日にしようかな!と独り言。![]()
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(仕事は今年の春辞めたので、毎日が休日なので)
爽やかなこの季節のビーナスライン。今日はライダーが特に目につきました。
窓を開けて走る車より、身体全体で風を切って走るバイクは最高でしょうね!
私は大型自動二輪免許を持っているので、いつかはナナハンに乗ってドライブしたい!と思っていたが、すっかり似合わない歳となってしまった![]()
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もっと早く、チャレンジすれば良かった!と反省しても遅い。
若い頃は結構飛ばしていたものです(苦笑)
今はコンパクトカーとなったが、一応スポーツタイプ。
混んでいる!と愚痴りながらも、ライダーに負けじとアクセルワーク。
窓を全開、心も全開。
久々に心熱く高原ドライブを楽しみました![]()
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しかし、カーブの多いビーナスラインです。
混んでいるので直ぐブレーキを踏むようになり、列が出来てしまうのでスピードも控えめとなる。
年寄の飛ばすドライブは心配です。
スピード控えめの方が安全運転となるので、結果オーライですね。![]()
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事故も無く、山本小屋へ到着。
休日は何処も混んでいるようです。
駐車場はいっぱいで空きがない。
どうしようか?と悩みながらも駐車場へ入ったが、空きを待つ車が求めて行ったり来たり。
離れた所へ車を置くのも大変。
待つのを覚悟で駐車場所を探す車の仲間入り。
幸いにも、一台出た所へ何とか駐車出来ました!
今日はついている![]()
早速準備して10時40分に出発。
今回のコース予定は、前回歩いたコースと同じ道を辿ってみようと思います。
そのコースは・・・
山本小屋 → 美しの塔 → 塩くれ場 →(アルプス展望コース経由)=その①でご紹介。
王ヶ鼻 → 王ヶ頭 → 王ヶ頭ホテル→塩くれ場 → 美しの塔 →山本小屋=その②でご紹介。
さあ、出発です![]()
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元気よく歩き始めたが、標高2000mを超える高原は半袖では涼しい。
思わず上着を着こみました。
それでも、広い草原を吹き渡って来る風は心地良い。
その草原には、のんびりと寝転ぶ牛達。
さらに進むと、道脇の柵に餌用のニンジンが置いてある。
その傍には2頭のポニーが餌目当てでこちらを見ていた。
そのうちの1頭が近寄って来て柵から首を出し、ニンジンをねだっている!
隣にいた幼稚園くらいの男の子。
早速お父さんにおねだりして、餌を買い求め人参を上げていました。
美味しそうに食べたポニー。
食べ終わると、仲間の方へ行ってしまいました![]()
さらに進むと美ヶ原高原のシンボル「美しの塔」。
美ヶ原は濃霧になることが多く、遭難が多発したそうです。
その対策の一つとして「霧鐘を備えた避難塔」として建てられたようです。
この塔の高さは約6m。そこには、美ヶ原を愛した自然詩人・尾崎喜八氏の「美ガ原溶岩台地」が、北側には山本俊一翁の顔のレリーフが埋め込まれており、松本の彫塑家、上條俊介氏の作日本で一番大きな文学碑でもあるそうです。
(信州ビーナスライン連携協議会HPより)
その鐘を鳴らす人達。
素敵な鐘の音が、草原に響き渡っていました。
それにしても、この広大な景色。
見ているだけでも心が洗われます!
牧場の景色を見ていたら、NHKの朝ドラを思い出す連れ合い。
そう言えば、今回の朝ドラでは北海道の自然も描かれていますね!
ドラマに負けない程素敵で気持ち良い美ヶ原高原です![]()
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草原の道を進んでいくと、ぽっかりと浮かび上がる電波塔と王ヶ頭ホテル
雲海も出る美ヶ原高原に、ぽっかりと浮かび上がる姿は素晴らしいそうです。
残念ながらまだ見た事がない![]()
その素晴らしい景色を背に寝転ぶ牛さん達が羨ましい!
牛と一緒に、いつまでものんびりできたらいいな~と独り言。
家でも牛に負けない程のんびりしているでしょ!と声が聞こえる。
振り向くと笑顔で私をにらむ人がいた![]()
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草原には、所々に可愛い花が咲いていました。
ハクサンフウロ
王ヶ鼻(アルプス展望コース経由)と王ヶ頭ホテルへの分岐点の「塩くれ場」に到着。
その脇には、畜魂碑
分岐点にあった案内図。
私達はアルプスを見ながら「王ヶ鼻」へ向かいます。
板状節理の岩がそそり立っています。
高い所が苦手な私です。
足元が怖くて、右から3つ目の所までしか行けませんでした![]()
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目的地の王ヶ鼻はまだまだ向こうの方です。
誰が積み上げたのか大きなケルン
ここにもハクサンフウロが咲いていた。
ヤマハハコ・・・かな?
王ヶ頭ホテルが見えてきました。
あのホテルの右脇下を抜けて行きます。
綿毛の付いた花とアルプスの山々。
何を見ても絵になってしまう。
ツリガネニンジン
ここにも、垂直に切り立った岩場。
その先端まで行き、撮影をする人。
私にはとても出来ない(苦笑)
横から見るとこんな所です。
淡い紫色のマツムシソウ
さっき、突端で撮影をしていた場所を横から見る。
やっぱり怖いですよね!![]()
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来た道を振り返って見た景色。
キオン。黄色い色がとても綺麗。
コースはずっとこんな石の道。
輝石安山岩質溶岩が水平方向に割れ目が入り、小さく割れています。
一般的には鉄平石と呼ばれる石だそうだ。
平たいので歩きやすいが、板状の石が重なり合っているので、結構グラグラする。
転ばないよう注意して歩きました!
ノコンギク
王ヶ鼻まで、あと700m地点まで到着。
あのこんもりした丘の向こうです。
草原を行くと道は林の道となる。
道沿いに、ひと際目立つマルバダケブキの花。
王ヶ鼻は、もう直ぐです。
天気が良いと、素晴らしい景色が見られるのだが、今日はどうかな?
今回は、素敵な景色が多く写真が多くなりすぎました。
なので、その景色のご紹介は次回に続きます。
ここまでお付き合い有難うございました。




































