7月9日(火)

今日は雨が降りそうな天気。

しかし、天気予報を見ると雨は何とかもちそうです。

 

身体も運動不足で歩きたがっている。

雨も心配だが、歩きに出かけてきました。

 

行った先は津久井湖脇の城山。

いつもの様に城山湖一周も良いのだが、今日は最近ご無沙汰していた城山です。

 

城山は、津久井湖脇の花の苑地側から登る方法と、

城山の向こう側にある「津久井湖城山公園パークセンター」から登る方法があります。

 

今回は「津久井湖城山公園パークセンター」側から登ってみました。

このコースで登るのは2回目です。

 

 

パークセンターの駐車場は、こんな天気のせいか空いていました。

駐車場からパークセンターへの入口

 

センターへのアプローチ脇には綺麗なお花が植えられています。

 

 

 

ここは、城山登山以外にも周遊路がある様です。

今度歩いてみるとしましょう。

 

頂上への登山道へ向かいますが、登山道も幾つがありそうです。

今回は前回と同じく、この橋を渡って行きます。

この橋は城坂橋。片側には「牢屋の沢」と書いてありました。

牢屋? 気になっていたら、渡った所に説明が有りました。

字が読みにくいですね。

ちょっと抜粋すると、牢屋があった沢で、江戸時代初頭に代官がいたときに使われたようです。

 

登り口に地図が有りました。

今回登ったコースは緑色。下山は赤い色です。

 

昔はパークセンター辺りに根小屋があったようです。(この辺りの地区名は根小屋)

当時の侍も、この道を登ってお城にいったのでしょうね。

 そう言えばお城に行くことを登城と言うのは、ここからきたのかな?

 

途中に広場があります。

「御屋敷跡」

 

説明書き。

 

広場の周りでは、伸びた草を刈っている人達がいます。

邪魔をしないよう、道を避けてさらに頂上へ向かいました。

 

屋敷跡の周りは、ゆったりと登る道。

 

道沿いに、こんな看板が有りました。

「山野草は野山でみてこそ美しいものです。堀とって持ち帰らないで下さい」

持ち帰る人がいるのでしょうね。残念です。

 

山は自然のままを楽しむもの。草一つでも大切にしたいですね。

 

屋敷から少し進むと、登り坂が続きます。

息を切らさないよう、無理せずユックリ登りました。

 

そろそろ頂上が近そうです。空が見えてきました。

 

登山道の途中に、「家老屋敷」と案内があったので行って見ました。

それ程広くない場所です。

敷地が狭いので、家老と言えども小さい家だったかな?

 

この奥から、頂上へ行ける?と思ったが、危険なので来た道を戻ります。

家老屋敷の丁度上側辺りが太鼓曲輪。

 

ちょっとぼけてしまいましたが、ここが堀切に掛かる引橋があった所。

 

その説明書き。

 

引橋の直ぐ傍に、今回登山中で出会った数少ないお花が咲いていました。

ホタルブクロ。

 

トラノオ

 

引橋から直ぐに頂上です。

 

広場の中央にあった津久井城の案内。

この津久井城は、後北条氏の時代に、武田軍への最前線の城のようだ。

当然、当時は相模川は流れていたが、津久井湖は無かったですね!パー

 

詳しくはこちらを⬇️

 津久井城(ウィキペディア) 

  津久井湖城山公園HP

 

この城山は相模湖方面より橋本へ向かって走ると、三角に見えて来るのがこの城山。

写真はウィキペディアより。

続きの山が無いから、防御もしやすかったのでしょう。

城を造るには最適な山ですね。

 

お城のあった場所でしょうか?石碑が有りました。

 

石碑の前の説明書き。

当時は津久井城では無く、築井城と書いていたようですね。

当時の漢字のままなら、

この辺りの地名は「津久井」では無く「築井」となっていたのでしょうね!(笑)

 

頂上広場は、以前登った時とはずいぶん様子が違いました。

草が無かった広場には、今日は草がいっぱい。

手入れも大変なのでしょう!

蚊も多く、首筋を何か所か刺されてしまった(苦笑)

 

今回登って来る時、一人も出会わなかったが、頂上で一人の青年と会う。

調布在住のその青年は、自転車で相模湖の方より来て、津久井湖側より登って来たそうです。

 

「景色の良い所はありますか?」と問われたが、

残念ながらこの城山は見晴らしがあまり良くありません。

 

景色なら、ここから直ぐの所にある城山湖(津久井湖の上のダム湖)が良いよ!と道案内。

 

彼は自転車で旅をするのがお好きなようで、神戸まで自転車で行ったそうだ。

自動車でも遠いのに、自転車で行ったとは凄い!

 

いろいろ話は聞きたいが、老人との長話は彼には迷惑(苦笑)

話を切り上げ、先に下山開始しました。

 

下山は少し遠回りしてみました。

途中、根の土が洗い流された崖。大雨が怖いですね!

 

曲がり角に、大きな石碑。

そこには築井城址とありました。

 

その傍には注意書き。

あまり手が入っていない城山。自然がいっぱいですねパーウインク

 

道にはこんな案内が何か所も有りました。

 

下って行くと、狭いが軽自動車が通れるよう整備された道に出ました。

 

今日も、除草した草を運ぶために、軽トラックが忙しそうに走っていた。

 

広い芝生広場に出ました。

登る時に作業していた人達の草払い機のエンジンがまだ響いています。

 

そうです、下側の広場が登る時に見た「御屋敷跡」です。

 

御屋敷跡

 

パークセンターへ戻って来ました。

 

センター前の藤棚が綺麗。

 

藤の花は終わっていると思ったら、まだ少し咲いていましたチョキニコ

 

 

当時の屋敷を思わせる門が素敵です。

 

パークセンターの隣にある建物には、大勢のご老人。

という私も、人から見たらこの中に交じってもおかしくない年頃(苦笑)

 

何かサークルなのでしょうか?それともボランティアの方かな?

今度、お仲間に入れて貰おうかな?グッド!ウシシ

 

今日の登山記録です。

 ・総時間=1時間40分 ・距離=3.1km

 

この後、津久井湖城山公園パークセンターに立ち寄り中を見学。

そして、津久井湖脇の花の苑地へ立ち寄りました。

 

その様子は次回ご紹介します。

 

 

ここまでお付き合い有難うございました