6月25日
すずらんの咲く入笠山の下山の様子です。
下山を始めたら、隣の登山コースに小学生の一団が登っていく。
元気な声で「ヤホー」を連呼していた。
急な上り坂も息切れなさそうです。羨ましい![]()
私も下りは余裕です。
ただ滑って骨折しない様に注意だけ!![]()
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青空に緑がとっても綺麗です。
下りは余裕があります。足元に沢山のお花が咲いていました。
ツマトリソウ
サンリンソウ
下る途中の電気柵で囲まれた斜面の花畑。
そこにはレンゲツツジが咲いています。
ゲートを潜り、見に行って見ました。
花畑と森の境が登山道。その道を下る人が見えます。
レンゲツツジ
所々に咲くレンゲツツジだが、広い斜面に赤い色が映えて綺麗だ。
花畑には、所々にすずらんもあるが、下の群生地と比べると少なかった。
ゲートを出て、さらに下る途中。カゴメの森と書かれたボード。
長野県森林の里親「カゴメの森」協定者と書かれてある。
自然保護の支援をしているようです。
そう言えば、入笠山の下にカゴメの工場があり、先日工場見学をしましたね!
すずらん自生地に戻ってきました。
中央に入笠湿原の紹介。
標高1,734m 面積約18,500㎡
南アルプスとしては珍しい湿原のようです。
ここで湿原のご紹介。
入笠湿原
入笠山麓の標高1,734mに位置する、面積約1.85ヘクタールの湿原です。春から秋にかけて様々な草花が咲くことから、入笠登山と共に多くの人々が訪れています。
「入笠湿原」の名は富士見町や山小屋関係者によって、1977年(昭和52年)に名付けられました。それ以来地元では、湿原や草原の立ち入りを防止する柵の設置や湿原への木道整備など、入笠湿原や周辺の草原存続・保護に努めてきており、すずらん大群落を始めとする多くの草花を増やすことに成功すると共に、湿原植生は維持され、貴重な植物も生育しています。
白樺の林と湿原。大好きな風景です!
向こうは上り坂。頑張って木道を登って行きましょう!
頑張って木道を登り、ロープウェイの山頂駅まで戻りました。
後はロープウェイで降りるだけだが、ここまで頑張ったご褒美があります。
それがこのソフトクリーム
楽しみのソフトクリームは、割引券をチケット買う時に貰ってあります。
しかし、少し注意が必要。
山頂駅の売店は3時半で営業終了。
前回は時間を過ぎてしまい、食べそこなった苦い思い出のソフトクリーム。
今回は時間に間に合うように、時間を見ながら歩いたので、
午後3時21分。ギリギリ間に合いました!
売店前のこのベンチで頂きました!
左がミルク。右がフバーブとミルクのミックス。
乾いた喉にとても美味しかった![]()
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食べ終わったら、少しお花見物。
お店の横が珍しいお花が咲いています。行って見ましょう!
途中、タワワに咲いていたサラサドウダン。
お目当ての花がこちら。
幻の花『釜無ホテイアツモリソウ』
咲いているかな?
咲いていました![]()
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このような斜面の草原の中に、いっぱい咲いています。
このホテイアツモリソウは、本州で生育が確認されている県は、長野県・山梨県・福井県の3県だけであり、長野県では富士見町でのみ自生しています。環境省及び長野県のレッドリストで、近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い、絶滅危惧類に区分されています。現在、日本国内で自生している固体数は、わずか100個体程度と推測され富士見町ではさまざまな保護活動を行っております。(富士見パノラマリゾートHPより)
幻の花を今年も見る事が出来ました。
売店の前に広がる入笠すずらん山野草公園。
すずらんは見頃を過ぎていたが、向こうに諏訪市内が広がる素晴らしい景色です。
この景色とすずらんを見に登って来る方も多いようです。
ソフトクリームも頂き、ホテイアツモリソウも見る事が出来ました。
ロープウェイに乗って戻りました。
下る途中からも富士山が見えるのだが、今日は雲の中でした。
さて、下山した後は帰るだけだが、もう一つ楽しみがあります。
それは、チケットにある「山野草の苗」引換券。
ゴンドラに乗ると、苗が貰えるのです。
チケット売り場の脇の売店で交換できます。
皆さん、迷いながら選んでいます。
今回が3回目の入笠山。
2度とも苗を頂きました。
最初はマツモトセンノウ。地植えしたら数年で枯れてしまった(涙)
次はコツラ。鉢植えにしたら、元気に育っています。
今回選んだのがタイワンホトトギス
上手に育てると、こんな素敵なお花が咲くそうです。
一人1株なので、二株頂きました。
枯らさないよう、大切に育てるとします。
さあ、これで入笠山の予定は全て完了。
時間は午後4時過ぎ。3時間半。
とても楽しい入笠山でした。また来るとします。
最後までお付き合い有難うございました。






























