6月17日(月)

今週は、長野へ出かける予定だったが、急遽自治会の会合が入ってしまった。

そこで今週はお泊まりのお出かけは中止。

でも、気持ちはすっかりお出かけ気分。

そこで、富士山を見に出かけて来ました。

 

行った先は河口湖の新倉山。

富士山と桜、そして忠霊塔の絶景ポイント。

 

こちらがその素晴らしい景色。

富士吉田観光HPより

 

桜の時期は大勢の観光客で身動きが取れない程人気の場所。

人が多いのは苦手なので、桜の季節は避けていたが、この季節なら空いているかも!

 

中央道を河口湖の方へ向かうと、早速富士山が見えてきました。

雲がかかり始めています。

着く頃、隠れなければ良いが、ちょっと心配。

 

初めて行く新倉山。行く道はナビにお任せ。

富士吉田線の西桂SICを降りて、街並みをのんびり走っていきます。

初めて通る所は、発見も多くとても楽しい。

最近、TVでバス旅など行き当たりばったりの番組が多く、どれも楽しい。

その楽しさは、予想しないハプニングや新しい発見がそこに有るからなのだと思う。

太川さんと蛭子さんの掛け合いがさらに楽しさを増している。

 

私達の旅も、時間があれば高速道路はあまり使わず、のんびり一般道を走る事が多い。

行き当たりばったりの思いつき旅。

「楽しさは同じなのかもしれないな~」

「誰が太川さんで、誰が蛭子さん?」

「貴方が蛭子さんで私が太川さん」と互いに言い合いながら、

いつもの弥次喜多ドライブとなりましたパー爆笑

 

ところで、もう少しで駐車場という所に線路があり、ナビは踏切の傍を右折と案内。

ところが、踏切を渡った所で、右折の道は?と迷ってしまった。

 

渡りながら気づいたが、どうやら踏切の中のような道を右に行くようだ。

えっ?線路の中を走るの?というような道に戸惑ってしまい、曲がり損ねた。

 

止むを得ず少し先へ行き、Uターンして踏切に戻り、踏切の中のような道を左折。

ちょっと分かり難い道に冷や汗を流す。これも旅の楽しさ!と思うことに(苦笑)

 

そこからの道は、狭い道で、対向車が来たら譲りあいながら進むと駐車場。

桜の季節では無いが、それでもかなり埋まっていた。

やっぱり人気の場所のようです。

 

駐車場脇から階段を登って行きます。

 

少し登った所に新倉富士浅間神社があります。

 

手水舎で清めてからお参りしました。

 

絶景ポイントへは、神社から長い階段を登って行きます。

かなり長い階段です!

息を切らしながら、ユックリ登りましょう!

 

登り切った所にお目当ての忠霊塔。

朱色と白がとても鮮やか。

 

ビューポイントはさらに上。

忠霊塔前の広場で一息ついて、さらに上を目指します。

 

広場にあった案内図

 

この広場から見える下界の景色。

まるで箱庭のように綺麗です。

 

ちょうど電車が走って来ました。富士急行の冨士吉田線です。

 

忠霊塔脇からさらに階段を登ると、良く写真で見る景色の場所に到着。

そこは狭い通路の一部。

 

今日も観光客が列をなして、順番を待っています。

今日は少し待つだけで素晴らしい景色を見られました。

 

その景色がこちら

残念ながら、雲が増えてきて頂上が見えません。

でもこの景色は桜は無くても素晴らしい。見事です!チョキ爆笑

 

狭い所に大勢の観光客。

日本人よりも海外の方が多かった。

 

自撮り棒で、何枚もポーズをとって撮影する女性。

この後も、場所を変え、笑顔を作って撮影していました。

良い日本の思い出になると良いですね!

 

皆さん、良い場所で映したいですよね。

そんな方のために長居は失礼。

早々に写真を撮り終わり、場所を開けましょう!

 

ビューポイントの撮影は終わったが、まだ上に行けるようです。

折角だから登ってみました。

 

ビューポイント直ぐ上に銅像が有りました。

台座に明治大帝聖像と書いてありました。

 

さらに登って行くと石垣の上に東屋がありそうです。

 

行って見るとここからも富士山が良く見えました!

 

東屋のテーブルに蝶

 

蝶のいるテーブルで、景色を楽しみながら少し休憩しました。

 

休憩していたら、さらに上の方から降りて来る人がいます。

何かあるかな?ちょっと行って見ますか!

 

道沿いの木には熊出没注意が・・・

地図によると、15分程登った所にアヤメの群生地がある様です。

丁度下山してくる人達に、アヤメの開花状況をお聞きしてみました。

今年は花付きが悪く、そろそろ終わりそうのようです。

 

見頃を過ぎているようなので、今日は戻るとしました。

だって、ここまでも十分登って来ました。高度は1176m。

素晴らしい景色を堪能したので良しとしましょう!

 

下る道沿いに、ニガナの花。

 

下る途中、女性二人連れに道を聞かれる。

ところが、何を聞きたいのか分からない。韓国語のようです。

手ぶり身振りで何とかなりましたが、言葉が話せると良いな~とつくづく思う。

思わずスマホの翻訳ソフトを調べる私。

今度インストールしておくとしましょう!

 

先ほどのビュースポットの左側の方に展望が素敵な所があったので行って見ました。

 

ここは李 良枝(イ・ヤンジ)さんの文学碑が有りました。

芥川賞100回の受賞者です。

在日韓国の方で、日本国籍を取得し日本名は田中 淑枝さん。

素晴らしい功績を残されたようです。

残念ながら37歳の若さで亡くなられたようです。

 

なぜここに記念碑が有るのかと言うと、山梨県南都留郡西桂町生まれ。

納得!

この方は富士山がとてもお好きだったようです。

 

石碑がいくつかあり、そこには李さんが富士山の事を書いた一節が有りました。

「3日間富士山を見続けた。雲をかぶっている富士も、眩しい光泉の中に雪の白さを輝かせている富士も、夕暮れの濃い藍色の空に浮き上がった富士も、どんな瞬間の姿を目にしても、美しい、と私は口の中で繰り返していた。」

 

そうですね!本当にそうです!

今日は残念ながら、富士山は雲の帽子を被っていました。

でも、その富士山も美しい。本当にそう思います。

 

いままで李さんの本は読んだことがなかった。

一度読んで見たくなりました。

 

そろそろ下ります。

少し下った所が忠霊塔。

 

本当に綺麗な忠霊塔です。

 

階段を下る途中に、愛宕神社。火防の神様。

 

さらに下った所に、塩釜神社。

ここは安産・子育ての神様です。孫の成長をお祈りしました。

 

新倉富士浅間神社へ戻って来ました。

境内は静かです。

一角に富士吉田市観光案内所の車がありました。

早速立ち寄って、近くの観光案内地図を頂きました。

これからの予定がまだ決まっていないので、頂いた地図を見たいと思います。

 

ここから下る参道がまた綺麗。

 

皆さん、写真を撮っていました。

 

駐車場入口まで降りてきました。

 

忠霊塔からの富士山。

確かに桜があるともっと綺麗だったかもしれないが、

今日見た富士山と忠霊塔のツーショットも、とても綺麗でした。

 

また季節を変えて、見に来たいと思います。

そうそう、来年はアヤメも見たい!

 

さて、これからの予定だがどうしましょう?

頂いた地図を頼りに、立ち寄りしてみたいと思います。

 

その立ち寄った所のお話は次回にご紹介します。

 

 

ここまでお付き合い、有難うございました。