6月5日
蓼科で清々しい高原の朝を迎えました。
ユックリ支度して、今日は蓼科湖と御前水巡りに出かけました。
来る度に訪れている蓼科湖だが、ツツジが綺麗?
咲いているか不明だが、行って見ました。
1300mの高地は寒く、宿泊先では堀炬燵に潜り込んだ。
歳をとると、寒さはこたえます(苦笑)
出かけるときの外気温は19℃。
今日も涼しいです。
今日は暑くなると言うので半袖で出かけたが、駐車場へ降り立つと肌寒い。
慌てて長袖の上着を着ました。
平日の蓼科湖はとっても静か。

お目当てのツツジだが、グルっと見渡しても、ツツジの花が有る雰囲気はしない。
取り敢えず湖畔を歩いてみました。
ドウタンツツジの白い花が綺麗。

少し歩いては見たが、ツツジらしき花が見当たらない。
蓼科湖はツツジの花は少ないのかな?
そこで急遽予定変更し蓼科湖脇に隣接する、「蓼科高原芸術の森彫刻公園」を散歩することにしました。
この彫刻公園は何度も訪れている大好きな公園。
白樺湖側の入り口から入ると、子供の後ろ姿の彫刻が目に入ります。


形が椅子になっていて、子供達に抱っこするように座るのですが、私はちょっと可哀そうで座れない(苦笑)
彫刻には作品の紹介パネルがついています。
この作品名は「湖水の午後」峯田義郎作

小さくて読みにくいので拡大してみます。

子供の姿は力を貰えますね!
これからの人生。大きな夢を描いてほしいですね。
子供の彫刻を見て直ぐの所に、私の一番好きな景色。
それがこちら!

ゴッホの跳ね橋にそっくり!というより真似したのではないかな?
この景色は、ずっと見ていても見飽きない。
この橋を渡って直ぐの所に、小さな干支の彫刻コーナーがあります。
以前は迷路になっていたのですが、今はその迷路は有りません。
その分、彫刻達が目立つようになりました。
そのうちのいくつかをご紹介。
今年の干支の猪の像。掌より少し大きい位の像です。

羊

猿

牛

鼠

この像の作者は「北村西望」、明治から昭和にかけて活躍された人。
長崎の平和記念公園の「平和記念像」制作者。

この公園内には、北村西望の作品が半分程、後は現在活躍している作家の作品が展示されています。
何故蓼科に北村西望なのかは不明ですが、彫刻公園は当初ホテルの持ち物で、有料施設でした。
そのホテルが無くなり、茅野市が引き継ぎ、入場無料の彫刻公園として一般に開放されています。
市営になっても、公園内は手入れが良くされていて、山もあり自然がいっぱいです。
景色も空気も爽やかな公園内を散歩しました!
園内には様々な植物がいっぱい。
サラサドウダン

シャクナゲも咲いています。

黄色いツツジが綺麗。


山側の斜面に何段もの滝。その上には像。

山側の遊歩道を歩いてみました。
ツツジも綺麗です。

道沿いには彫刻が多数点在し、彫刻と緑深い自然を楽しみめます。

ミズキも満開。


バイオリンを持った女性の像。

像の前の小川の縁にクリンソウがいっぱい咲いていました。

あまりに可愛いので、近寄って


樹々の隙間から蓼科湖、その向こうに車山が見えました。

バイオリンの女性の像脇を登り、さらに山側の遊歩道を歩いて行くと、何かを見つめている可愛い女の子の像が目についた。

少女のあどけない横顔がとても素敵。


若い少女の心が伝わって来るようです!
心に残る少女像です。
少女像を見ていたら「先へ行きますよ!」と連れ合い。
像にヤキモチかな(苦笑)
苦笑いしながら後を追いかけました。
林の木の下に「ギンラン」

その脇にはタンポポの淡い綿帽子。

目に入るもの全て美しい!
林の中に点在する彫刻。どれも素敵な作品です。

シダの中心に茶色い葉?

近寄って見たら、小さい実のような物が付いている。めしべかな?

素敵な散策路です。


下の遊歩道脇の親子の像。今そこに歩いているようです。

公園は本当に広い。
山の中の彫刻はまだまだ有ります。
一度では紹介しきれないので、2回に分けてご紹介。
続きは次回をご覧ください。
ここまでお付き合い有難うございました。
