大月市の八重山に行ってきました。
八重山は元旦に登って以来、今年2回目です。
写真整理していたのですが、どうしても減らし切れず、
止む無く2回に分けての投稿となります。
その① ご覧ください
冬真っ盛りの元旦と違い、今日はポカポカ陽気。
行く道沿いの桜も満開。

駐車場に到着。
そこから富士山が見えました。

頂上から見える富士山の姿が楽しみです。
八重山登山は、いつも左回り。
駐車場から八重山展望台へ直行するのだが、
今回は逆回りで虎丸山へ向かいます。
10時半出発!

登り始めた道脇に、スミレの花がお出迎え

登山口を登って直ぐにある社

左が山の神、右が厄神
今日の登山の無事をお参りしました。
いつも下って来る道も、反対に歩くと別の山のような感じ。

新鮮な気持ちで登っていると、何か所か倒木。


この道は、駐車場から展望台への道と比べると、
登る人が少ないせいか、枯れ葉が厚く滑りやすい。
気を付けながら登ります。
最初の休憩所(ビールケースのみ)

水分補給だけして直ぐ出発。
下り始めたら、下からオジサンが一人で登って来た。
近ずくオジサン、何処かで見た顔。
なんと仕事仲間のAさんでした。
八重山近くに住んでいて、週に何回も登っている人です。
八重山をこよなく愛していて、
何年もかけて八重山に咲く「花の写真集」まで作り上げ、
図書館へ寄付したそうだ。
また八重山の案内板や登山道の整備などの、
ボランティア活動しているようで、
先日も、虎丸山への登り道のロープを張り直したそうだ。
少し立ち話をしたあとお別れ。
別れ際に、
展望台の下で工事しているから気をつけてね!
また、歩いていて、気に付いた事あったら教えて!
八重山の守人ですね。
守人と言うと、最初に来た時に「霜の花」を教えてくれたKさん。
その後の登山時に何度かお合いしたが、
登山客に声かけして八重山の紹介をしていました。
Kさんもボランティア仲間のようです。
水越八重さんから寄贈された八重山を、
大月市だけでなく、こうして八重山を愛する人がいるから、
いつも快適に登ることが出来るのですね。
本当に感謝です。
Aさんと別れ、下って登った所が虎丸山。

広場にある虎丸神社

ここにはベンチも無い。
以前休憩の時は、社の戸の前に腰かけさせて頂いた事も。
ここにベンチが欲しいね。
今度Aさんに行って見ようかな(笑)
立って水分補給していると、足元近くの地面に蝶が止まった。

ヒオドシチョウ
もう蝶が舞う季節、春ですね!
再スタート。
虎丸からの下りがとっても滑りやすい。
少し下って振り返る坂道。

新しいロープが助かります。
八重山は全体的に、道は細かい砂利の道。
とても滑りやすい。
しっかりロープを頼りに下りました。
そんな急坂の途中に「ヒトリシズカ」がヒッソリと咲いていた。

ここにも蝶(蛾?)がいました。

滑りやすい坂を降りた所が分岐点
左へ下ると「山風呂」右が「能岳」

能岳への道は上り坂。
その途中にある馬頭観音。

右の樹々の向こうに桜が一本満開。

馬頭観音から少し登った所に分岐点。

左が「向風集落」右が「八重山」
真っ直ぐの道で「能岳山頂」へ向かいます。
大分登って来ました。
道沿いにアブラチャンの黄色い花。

周りの木にも、新芽がいっぱい!

春の息吹を感じながら、登った所が能岳。

11時50分、能岳頂上到着。標高542.7m

いつもは、目の前に富士山が望めるのだが、
今日は雲の中。

元旦に来た時の富士山

ここで昼食。
しかし、ベンチ回りは陽を遮るものが無くとっても暑い。
止む無く陽を避けて、倒木の木陰で昼食です。
食べている周りを飛び回るヒオドシ蝶たち。

20分程休憩し、12時15分出発
今日はとっても静かで、Aさんに会ってから誰とも会わない。
昼食を終えて頂上に戻ると、男性一人。
今日はこれから下って下道までおりて、またここに戻り、
上の原中学校脇の駐車場へ戻るそうだ。
凄い!お元気ですね。
お別れをして、八重山へ向かいます。
その途中、幾つか見かけた「シュンラン」の花

八重山ではシュンランを良く見かけます。
お花は綺麗だが、能岳からの下り道はとっても怖い。
細かい砂利で、足を引っかける所も無い。
階段が無いので、兎に角転ばないようそろそろ下りました。
下り切った所に石仏。

思わず、無事降りて来られたことを感謝しました。
陽射しが暑い位の今日。
花や蝶が舞う素敵な五感の森・八重山です。
この後は次回に続きます。
ここまでお付き合い有難うございました。
