2月7日(木)
今年初めての大山(神奈川県)へ登って来ました。
 
大山は、日本三百名山や関東百名山のひとつ。
大山は富士山のように三角形の形をしており、遠くから眺めると、その山姿はとても目立つ山。
信仰の山としても有名のようですね。
私も好きな山の一つで、ブログを始めてからだけでも5回登っていました。
 
今回は6回目のチャレンジです。
登山コースは色々ありますが、今日はヤビツ峠より登ります。
行く道も色々あるが、渋滞を避けて宮ケ瀬湖を経由。
 
ところが、分かってはいたのだが、宮ケ瀬湖を過ぎてから山道はとてもとても狭い。
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すれ違い場所も少ない林道です。あせる
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対向車は来ないで~!
 
祈りながら、時速30kmのノロノロ運転。
 
すれ違ったのは3台。
運良く、すれ違いが出来る場所が近かったので、
譲りあいながら無事通過 チョキ
 
道は狭いが山間の道はとても静かで風景は綺麗です。
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さらに深く入って行くと、工事中が何か所もありました。
 
この道は、かなり長い間通行止めとなっていたが、この辺りのがけ崩れが原因。
綺麗になってはいたけど、まだ工事は続いていました。
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深い道を進むと、突然建物が道脇にあります。
ここは国民宿舎の丹沢ホーム
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こんな山奥に何の施設かな?と気になる程山奥です。
 
ここから少し進んだ所が、ミツマタの群生地でも有名な所。
道沿いの杉林の中に、ミツマタの花が咲き始めていました。
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もう少しすると見頃ですね!
 
写真を撮るのに窓を開けていたら、くしゃみ連発 しょぼん
そうです、回りは杉の木でいっぱい。
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そろそろ花粉が飛び始めているようです。
花粉症の私は早速マスクを取り出した あせる
 
クシャミしながらも、ヤビツ峠に到着。
宮ケ瀬湖から20km程、50分弱でした。
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トイレもある整備されたヤビツ峠駐車場
 
駐車場には沢山の車。
これから山登りする人達が大勢いました。
 
ここからは塔ノ岳経由で丹沢山への登山道入口もある。
丹沢を目指す人もいました。
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私達は大山です。ここから2.3kmの登りが続く。
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道は整備されていますが、延々と続く登り坂。
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途中からは相模湾が一望。
春霞の中に伊豆の大島が見えました。
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昨秋の台風で倒れたとみられる倒木があちこちにいっぱい。
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ここは相模湾まで遮る山も無い斜面地。
強い台風の風が一気に吹き上がったようです。
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この倒木は、まだ根が付いている様で青々した葉がついていました。
生命力は凄いですね!
 
道脇もえぐれており、いつ崩れてもおかしくない状態の所も…
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大雨が降ったら、この道は無くなるかも?
 
緊急連絡用の場所を示す案内。
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ところで、歩き始めてから徐々に風が強くなってきた。
 
花粉も飛んで来る様で、マスクをしていても鼻水が凄く、ティッシュが足りない あせる
 
ヤビツ峠からの道は整備されていて歩きやすい。
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ただし、一か所だけ鎖場があり、昨年4月に孫娘と来た時、
孫娘がやっと通過出来たことを思い出しながら登ります パー
 
今日は暖かいという予報だが、ヤビツ峠の車外温度は4℃。
さらに風が強いので体感温度はかなり低い。
 
 
阿夫利神社からの登山道と合流手前の開けた所に到着。
 
ここからの景色が素晴らしい!
丹沢の峰々の左に、クッキリと見える富士山 チョキ
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それにしても風が強い。
ここは風を遮るものが無いので強い風が抜けるようだ。
その風に帽子も飛ばされそうだ。
 
阿夫利神社からの道との合流地点到着
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ここからの道は、石ころだらけの道
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鹿避けのグレーチングの道を抜けた所に鳥居。
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ここから程なくして阿夫利神社・本社
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いつもは、この階段を登って行くのだが、
今回は左側(西側)へ回り、まず富士山を見に行って見ました。
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さっきの景色とあまり変わらないですね!パーあせる
 
綺麗に富士山が見えました!
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山の上に見える建物は、塔ノ岳の山荘かな?
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手が届きそう。一度はあそこから大山を見たい!
 
山の紹介がありました。
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大山山頂のアンテナの鉄塔
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見晴らしが良い大山です。

電波を送受信するには最適ですね。
 
このアンテナ群は、遠くからも見える程大きい。
 
 
しかし・・・
今日は強い風が吹いています。
 
この辺りは富士山を見ながら昼食をする人も居るのだが、弁当を飛ばされそうな今日は、誰もいません。
 
風を避け、都心が見える北側のベンチで昼食。
ここには大勢いました。
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ここは、さっきの風がウソのように穏やかで温かい。
 
ここから我が町も見えるはずだが、今日は春霞。
持って来た双眼鏡で見ても分からなかった。
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方向を確認しようとスマホを出すが、電波が届かない(涙)
これだけ高い山でも、電波が届かないのですね~。
 
ところで…
このベンチ辺りは、風を除けられ温かいのだが、回りの樹々やアンテナに当たる風が、
ゴーゴーと怖い位大きな音を立てている。
 
さらに、時折唸るような風音に、皆、食べるのを止めてアンテナの方を振り向く事も度々。
 
風音以外は平穏な休憩所(苦笑)
時々アンテナを眺めながらも、食事をしました チョキあせる
風音が気になりながらも、ここからの景色は素晴らしく、ゆっくり休憩出来ました。
 
そろそろ下山です。
南側へ回ると、大山山頂奥の院
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その隣に「山頂標識」
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6回目の登頂記念として撮影!
 
撮影をしていたら、奥の院前のベンチで寛ぐ親子。
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お子さんはかなり小さく自分の足で登山は無理だよね?
大きなお世話な心配をしていたら、ベンチ脇に子供を背負うリュックが目に止まる。
 
お子さんを背負っての登って来られたようだ。
凄い!お父さん頑張って!フラッグ グー
 
阿夫利神社・本社前からの景色
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相模湾が一望。
霞が無いと伊豆半島も見えるのだが・・・
 
左下に見えるのは伊勢原だろうか?
第二東名の工事が見えた。
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下山を始める事は、登りの時より強い風が吹いて来た。
場所によっては、身体もよろける程強く台風の中にいるようだ。
さらに花粉避けのマスクも飛ばされそう。
 
もう帽子も飛ばされそうなので被っていられません。
マスクと一緒にリュックへ仕舞い込んだ。
 
今でも倒れそうな風、
台風の時は、どれ程強い風が吹いたのだろうか?
 
沢山の樹々も倒れたのが分かります。
 
風を除けば、快適な登山日和なのだが・・・!
 
 
強い風が吹いていても、帰りは登りと比べると軽快。
でも無理をせず、鎖場手前のベンチで水分補給をしました。
 
休憩していると、下から登って来る中年の男性二人連れ。
オレンジ色のベストと帽子、さらに細長い袋を肩にかけている。
細長い袋は猟銃かな?
 
二人は隣のベンチに腰かけてタバコ休憩。
山でタバコを吸う人は苦手だが、銃が気になり声を掛けてみた。
 
「狩猟ですか?」
「県の職員で、丹沢山系のニホンジカ管理事業としての調査です」
 
県で鹿の調査をしているの?
 
初めて聞く話です。気になり帰宅後調べてみました。
有りました。
その調査の詳しい事はこちらを!
 
こんな事業があるのですね!
 
 
「鹿はいました?」とお聞きすると、
「ヤビツ峠駐車場脇の自販機上に、二匹いましたよ」
 
丹沢には沢山いて、被害も出ているようですね。
上手く共存できるよう、県では頭数調整もしているようだ。
肩の猟銃は、そのためのようです。
 
風が吹いてきてタバコの煙がこちらに漂ってきた。
退散しましょう!
 
お別れのご挨拶し、
早々にその場を離れました!(苦笑)
 
「タバコの火に注意してね!」と心で願いつつ。
 
さらに下り、
鎖場の下の方に、オレンジのベストを来たオジサン発見。
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肩に銃を持っています。
さっきの二人連れと同じ県の職員のようだ。
 
このオジサンは一人で仕事していますよ!
上司かな?パー
 
見ていると、向こうの森へ入って行きました。
この奥には鹿がいそうだね!
 
気をつけて頑張ってくださいね!
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さらに下ると、ヤビツ峠から秦野へ続く道が見えてきた。
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ここまで来ると駐車場は直ぐ。
 
間もなく駐車場に到着。
駐車場にはまだ沢山の車が有りました。
今度は、丹沢山も登ってみたいな~
 
以上、風が強いが、富士山の綺麗な大山登山でした。
 
今日の記録です。
活動時間:3時間30分(休憩60分含)
距  離:4.7km(往復)
 
 
最後までお付き合い有難うございました。