2019年元旦
 
今年最初の登山、当初、高尾山と決めていたが、以前駐車場探しで大変だった。
正月も元旦は混んでいるに違いない。
なら何処へ登ろうか?と迷ったが、山梨の八重山に決定。
行ってきました!
 
中央道も快適で、いつもよりスムーズに駐車場に到着。
イメージ 1
 
元旦から山登りする人は少ないだろう!と思っていたが、既に6台停まっていた。
私達と同じように、元旦でも登る山好きな人はいるのですね パー
 
八重山は今回で4回目。
八重さんが市へ寄付をした山で、五感の森として管理されている山。
登る道沿いに色々な案内があり、子供達にもお勧めの山。
 
迷っていたので家を出るのが遅く、準備しスタートしたのは10時50分。
歩き始めると、早速道脇に霜柱の案内。
イメージ 2
初めて八重山に来た時、八重山を愛している人に教えて貰った氷の花だ。
 
今回見られるかな?と以前教えて貰った場所へ行って見た。
かなり奥まで行くが見当たらない。
今年は駄目かな!と戻り道、有りました!
イメージ 3
 
嬉しさのあまり、手が震えてしまいぼけてしまった写真ですが…
イメージ 46
 
この氷の花は、シモバシラと言う植物の枯れた茎に咲くようです。
何処にも咲くと言う訳では無いのですね。

詳しい事がこちらに書いてありました。

 
 
本道に戻り登山を進めると、またこんな案内板。
イメージ 4
下には上野原小学校の名。小学校で付けたのかな?
 
今日も寒く、厚着して歩く道には霜柱がいっぱい。
イメージ 5
 
道に大きな朴葉の枯れ葉
イメージ 6
 
この山にも倒木が目についた。
昨年の台風で倒れたのだろうか?
イメージ 7
 
コースの要所には、しっかり案内が有るので安心です。
イメージ 8
 
ここは、八重山展望台へ向かいます。
この辺りから、大きな「五感の森」の案内。
イメージ 9
 
前回、孫娘と来た時は、一つ一つ読みながら登りました。
なかなか良い教材。
勉強しながらユックリ登山です。
 
11時半に展望台に到着。
イメージ 10
 
ここから見える山の紹介パネル
イメージ 11
 
さて、今日楽しみにして来た富士山は?
見えました!チョキ
イメージ 12
 
後ろの方には、遠くに陣馬山
イメージ 13
 
アップしてみるが、陣場山の白馬は見えない。
イメージ 14
 
冬の山は葉が落ちているので良く見える。
八重山の山頂の東屋が見えました。
イメージ 15
 
展望台の横に鐘
イメージ 16
私たちが鳴らした後、子供達が鳴らしていた。
 
鐘からさらに登った所に石碑。
イメージ 17
八重山の謂れが書いてあります。
八重さんに感謝です。
 
葉が落ちた梢の尾根道を歩いて八重山山頂を目指します。
イメージ 18
 
この尾根道には、所々この境界標がありました。
イメージ 19
東相模CCとあります。
そいえば、八重山の北側には上野原カントリークラブがある。
旧名前が、東相模ゴルフクラブだったようで、その名残ですね。
 
展望台から八重山への道は、かなりの上り坂です。
その坂道を這いずって登っているお婆さんがいた。
上ではお爺さんが心配そうに見ているが、補助をする様子はない。
 
手助けをしようとするが、お婆さんが「大丈夫です、先に登ってください」というので、脇を抜けて頂上へ到着。
イメージ 20
標高531m
 
そこからの富士山がこちら
イメージ 21
今日は天候に恵まれました!グー
 
ところで心配なのがお婆さんです。
頂上に先に到着していた女性の親子お二人。
やはり、あのお婆さんの事が心配で、坂道を覗いていました。
 
皆で心配していたら、大分掛かりましたが、最後は何とか歩いて登ってこられ一安心。
 
お聞きすると、八重山の下にお住まいの方で76歳。
半年間寝たきりになってしまい、最近やっと歩くことが出来るようになったそうだ。
この一年、歩く事が出来なかったようで、「足が弱くなってしまって・・・」とおっしゃっていた。
少しでも元気になるよう、以前良く登っていた八重山に来られたそうだ。
だからお爺さんは、心配そうに見守りながらも、手助けせずじっと見守っていたようだ。
 
早く元の元気になるといいですね!
 
ところで、先に到着していた女性の親子さん。
「コモアしおつ」にお住まいで、近くの山を完歩しているようです。
お勧めをお聞きしたら、高川山と即答。
富士山も良く見えるようだ。
 
いつか行って見るとしましょう!
 
このお二人は、来た道を戻られるそうだ。
私たちが、これから虎丸山を経由して駐車場と言うと、虎丸山のコースは道が険しいから行かないそうだ。
確かに!結構厳しい登り道。
 
お婆さん達は、虎丸山へ登らず、その脇を下の村へ降りるそうだ。
私達は能岳へ登るので、その分岐まで一緒です。
 
分岐でお別れしてからが大変だった。
能岳への登りは、砂利と枯れ葉の滑りやすい急な登り道。
転ばない様に注意して何とか能岳へ到着。
イメージ 22
 
ベンチも有ります。ここで昼食としました。
イメージ 23
 
30分食事休憩。
富士山を見ながら、美味しい昼食でした!
イメージ 24
 
12時40分再スタート!
下り道に一輪の花。
イメージ 25
 
花の少ない冬の八重山、枯れた花がとても綺麗だった。
 
これからは急な下り坂だが、それが大変だった。
歩く人も少ないからか、枯れ葉が厚く積もり、その下は砂利。
気を付けていてもズル~と滑る。
イメージ 26
 
蟹さん歩きや、ガニ股歩きで恐る恐る下りました あせる
 
下る左山の上に、八重山の東屋が見えた。
イメージ 27
 
急な坂を下りきりホッとした所に夫婦岩
イメージ 28
 
さらに少し先に馬頭観音。
イメージ 29
 
少し上にある祠
イメージ 30
 
観音様の頭の上に馬の顔
イメージ 31
 
これが頭の上の馬
イメージ 32
元旦の登山が無事に終われるよう、お祈りしました。
 
さらに道は枯れ葉の厚い道。とっても滑る。
イメージ 33
 
この辺りも倒木が目立った。
イメージ 34
 
すこし緩やかになった所が虎丸山への分岐点。
イメージ 35
 
お婆さんご夫妻は、この道を真っ直ぐ下りた所がお住まい。
私達は虎丸山を目指し登って行きます。
 
目指すは、向こうに見える虎丸山
イメージ 36
 
ロープが張ってある急坂を、息を切らして登り切りました。
イメージ 37
 
標高468M
狭い山頂には虎丸神社。
イメージ 38
新年のしめ縄と、お餅が添えられていました。
 
富士山は梢の隙間から見えました。
イメージ 39
 
下から八重山へ登った道とは違い、
能岳からの道は厚い枯れ葉の積もった滑りやすい道です。
イメージ 40
 
何度か上り下りを繰り返す途中、祠が道脇に出現。
イメージ 41
 
この祠は、下の村を見守っているようです。
イメージ 42
お参りして先を急ぎます。
 
下って、また登った所にある広場。
イメージ 43
ビールケースがベンチ代わり。
ここで水分補給。
 
あとは下るだけです。
気を付けながら下り駐車場が見えて来た頃、最後の祠。
イメージ 44
 
山神と厄神の二つ、祭ってあります。
イメージ 45

今日の山登りが無事終わった感謝をして、直ぐ下の駐車場に14時丁度に到着。

 
能岳からの道は、結構きつかった。
八重山山頂で戻られた女性の親子さんの気持ち分かりますね。
 
連れ合いは、いつになく疲れた様子。
高尾山の何倍もキツイ!と一言。
 
元旦早々、転んで怪我が無くて良かった。
 
今日の記録
時間:3時間10分(休憩45分)
距離:4.26㌔        
 
元旦の山登り。
綺麗な富士山を堪能でき、幸先良い山登りとなりました グー
 
 
 
最後までお付き合い有難うございました。