10月9日
10年ぶりに「秋の高山祭り」を見にへ行って来ました。
この祭りは、日本四大美祭~日本三大曳山祭の一つ、秋の高山祭。
安川通りの北側に11台の屋台が集まり、屋台が町を巡る曳き廻しや、布袋台のからくり奉納などの伝統的な祭行事が楽しめます。
写真も沢山有るので2回に分けてご紹介。
今回はその1回です。
今日は良い天気です。
朝早起き?して、7時45分に出発。
中央道から長野自動車道を走ります。

松本ICより国道158線をひたすら走り、上高地へのトンネル前を通る。

真っ直ぐトンネルを行くと上高地。私達は左の高山方面へ向かいます。
また上高地も行きたいね!
ここを過ぎ、長い安房トンネルを抜け高山市内へ到着。
出発して3時間30分。約140Kmのドライブでした。
さて、駐車場探しだが、時間は11時過ぎ。
この時間では空いている駐車場が見つからない。
そこで、事前に調べていた臨時駐車場へ行って見た。
駐車台数700台なら、今からでも大丈夫だろう!
しかしそこには住所も電話もない。
ナビ設定できないので、印刷してきた地図を頼りに進む。
それでも迷ってしまい、途中コンビニで聞きながら、何とか駐車場に着きました。
そこからは無料送迎バスで駅前まで送ってくれた。係の人もとても親切。
大型の観光バスに乗り10分程で高山駅に到着。

祭の場所は駅の向こう側。跨線橋を渡ります。
橋の両側には高山祭りに関連した品々が展示してあった。

常設展示なのかな?
「匠通り」と言うらしく、その説明書きがあった。

祭屋台に関する展示の品々



戻し車

この車は、山車が方向を転換する時に、この車を使う。
ハンドルが無い時代に考えた車のようだ。
これは祭屋台に掛かる織物。


反対側(こちらが表かな?)の高山駅入口

高山祭りの屋台行事が、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されたようだ。

知らなかったな~。
そこで、少し調べてみました。
高山祭を含む山・鉾・屋台等と呼ばれる山車が巡行する日本の祭33件からなる国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産である。2016年(平成28年)11月30日に登録が決定した。
(ウィキペディア)より ←33件の祭りも紹介されています。
高山市の号外も有りました。
駅周りから祭り気分が始まっています。

高山の駅前から、あちこちに歴史のある建物がいっぱい。

街の中を流れる宮川

街の案内も茶色で邪魔にならない。

古い建物の街並みが綺麗です。



安川通り沿いに「匠館」が有りました。
こちらの写真は川沿いからの入り口(裏側)

ここは飛騨の家具メーカー「シラカワ」のショールーム。
インテリアが好きなので、興味があります。
祭とは関係ないが、ちょっと立ち寄りしてみました。
飛騨には沢山の有名家具メーカーがあり、協同組合 飛騨木工連合会の管理の元、伝統文化の精神性を大切にした上質な家具づくりを通して「飛騨の家具」のブランドを守っている。そして「飛騨の家具」という名称を保護するため、地域団体商標を取得しました。
最近、価格優先の消費の流れがある中で、飛騨で作られた物だけに許される「飛騨の家具」のマーク

詳細はこちら → 飛騨木工連合会HP
壊れたら買い替える家具ではなく、末永く愛用する家具。作る者の自信の証でしょう。
普通の海外生産の家具の保証は1~3年が通常だが、飛騨の家具の多くは『10年間保証』と長い。
店内の撮影は失礼なので、詳細はHPをご覧ください。
↓
そう言えば、昨年の11月のカンブリア宮殿で、同じ飛騨の家具メーカーの飛騨産業が放映されました。
この放送は「飛騨産業」のお話だが、その飛騨で作られる家具の良さが分かる内容です。
良かったらご覧ください。
↓
トイレ前のディスプレーもオシャレ

2階が家具のショールーム。
1階にはオシャレなカフェが有りました。
高山と言うとラーメンや飛騨牛が有名だが、何処も行列なので、今回はここで軽く昼食としました。

流石に家具メーカー。テーブルも無垢一枚板です。
リンゴジュースとサンドイッチ。

新鮮野菜がいっぱいで、とても美味しかった。

御免なさ~い。
家具大好きなので、祭りから話がそれました。


家具のショールームとランチを終え、宮川沿いの道へ出ました。

川沿いに親子連れがいます。
川の中に赤い物が見える。皆さん覗き込んでいる。
何だろう?行って見ました。
赤い物は、鯉でした。

沢山泳いでいます。
いつもこんなに沢山いるのかな?と思ったら、高山祭りに合わせて、200匹放流したようです。
放流の様子を紹介している所がありました。
↓
鯉を楽しんだ後、川沿いの道を散策。

和服を着ている女性がいました。

和服って良いですね!
この方は違うかもしれないが、レンタルでも借りて着られるようだ。
今度チャレンジしてみようかな?(笑)
祭屋台の車庫

屋台は出かけているようだ。
川沿いの道で朝一の行われる所は人でいっぱい

人混みを避けて、街並みを散策


ここは「屋台蔵が佇む街並み」と紹介。

そうです、そうです。
今日は祭台車を見るのが一番の目的。
見に行きましょう!
櫻山八幡宮の参道に、祭台車が勢ぞろいしていました。




TV撮影をしていた。
何処のTV局でしょうか?

ここには、多分?8台程の祭台車が並んでいた。

高山祭屋台は「動く陽明門」とも呼ばれ、国の重要有形民俗文化財。
祭屋台の詳細はこちら
↓
どの屋台も「素晴らしい」


歴史を感じる飾り幕

屋根の鳳凰が輝いています。

櫻山八幡宮の参道に並ぶ祭屋台は壮観。

それにしても、道いっぱいの人。
ここまで歩いて来るのも大変でした(苦笑)
やっと櫻山八幡宮の前まで来た時、太鼓の音が響いていた。
御神幸(祭り行列)が出発して行くようだ。
数百名の大行列が見られるそうだが、人の海をかき分け、なんとか最後の列を見る事が出来た。

祭屋台の前には、昔の衣装をまとった人達。

見ていると、祭屋台が動き出しました。

その行列は厳かで、とても凄い。

移動するのは、今の時代は簡単に出来るが、こうした昔の物には、理屈抜きの素晴らしさが有りますね。
今の人は便利さの代わりに、心が薄れてしまったのか?
考えさせられまます(苦笑)
そんな事を思いながら、しばし昔の祭りを楽しむ人波にもまれていました。
さて、この後は、櫻山八幡宮境内で行われる「からくり奉納」を見ました。
その話は次回でご紹介。
秋の高山祭 その(1)に
お付き合い有難うございました。
