9月13日(木)
今日の天気が気になる。

窓の外は一面の雲海。
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雲は厚いが雨は降っていない。
そこで、今日は諏訪大社下社秋宮へお参りに出かける事に決定。

ここには一番下の孫が生まれる時に、安産のお願いに参った神社。
その孫が、お陰様で元気に育っているお礼のお参りです。


駐車場に車を停め、お参り前に参道右脇の諏訪湖が見える所へ行って見た。

諏訪湖が目の前だ。
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諏訪湖の向こう側には諏訪大社。

景色を楽しんだ後は、今日の目的、諏訪大社下社秋宮へお参りです。

参道入り口に境内の案内。
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入って直ぐの所に、御神湯
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手を清めて!と柄杓で水を掛けてビックリ。
アッチー!
何と、熱い温泉だ。

隣に、小さい子供の手にお湯を掛けようとしている父親。

先に手を清めていたお爺ちゃんが、
やけどするから気をつけて!と注意する程熱かった。

手水が温泉とは、温泉の町の神社ですね!
それにしても熱かった~(苦笑)

よく見ると、隣にもう一つ手水舎がありました。こちらは普通の水でした(笑)

参道を進むと神楽殿が見えて来た。
手前には御神木。
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神楽殿には大きなしめ縄。
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神楽殿にお参りしていたら、中から太鼓の音。
見るとお祓いを受けている人がいた。
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赤ちゃんのお宮参りのようです。
おめでとうございます!

諏訪大社は4社あるが、お宮参りを行うのは、諏訪大社上社本宮とこの下社秋宮だけ。

立派な神楽殿。
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神楽殿の奥にある弊拝殿へ行って見ましょう。
丁度お祓いの終わった巫女さんが通り過ぎました。
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こちらが弊拝殿。
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ご存知とは思いますが、ここで諏訪大社下社秋宮のご紹介。

 入口の御影石の大鳥居は万治二年(1659)建立と推定され、境外にある万治の石仏と同じ作者と言われます。
 神楽殿と拝殿、左右片拝殿及御宝殿と続く建物の配置は秋宮と同じです。神楽殿は修改築が幾度となくなされています。春宮と秋宮の社殿の建替が諏訪藩に依って計画された時に同じ絵図面が与えられたと見え、大きさこそ違いますがその構造は全く同じで、春秋両社の建築は彫刻に於て技が競われております。春宮の社殿は地元の宮大工柴宮(伊藤)長左衛門が請負い、秋宮より後から着工して一年早く安永九年(1780)に竣工しました。
 御宝殿は上下社共に三間四方で、方三間の神明造りと言います。下社では寅年と申年の左右の御遷座祭の他に半年毎に春宮と秋宮の遷座祭が執行されます。春宮は杉の木を、秋宮は一位の木を御神木として拝しております。
 神楽殿の西の建物が筒粥殿、その西の清流は砥川です。川の中にある島は浮島と言い、どんな大水にも流れず下社七不思議の一つです。お社は浮島社と言い、清め祓いの神を祀り六月三十日の大祓式、夏越の祓いはここで行ないます。鎌倉武士が御射山の祭典に参列する時まずこの川で身を清め八島高原へ登山したと伝えら れます。


お参りの後、授与所へ寄って見ます。
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見慣れないものがある。
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そこには神紋「梶の葉」絵馬とある。

何故「梶の葉」?
気になりますね!調べてみました。

梶の葉は、柏の葉と同じように食器として用いられ、後に神前の供物を供えるための器として用いられたことから、神職に用いられるようになった。

成る程・・・パー

今回、授与所で子供達用にお守りを頂き、
今日のお参りは完了。


しかし時間は11時半。まだ時間は有ります。
そこで、
これからは健康のために、下諏訪の街を歩いて見ることにした。

諏訪湖は温泉の町。いたる所に温泉があります。
その一つ遊泉ハウス児湯
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駐車場脇にあった案内。
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ここは下社秋宮から直ぐの所。
この温泉には、帰りに入る事になりました(笑)

歩いているとこんなマンホール発見
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絵柄はツツジと桜。
下諏訪町の木・サクラ、町の花・ツツジのデザインだ。


歩いていると、あちこちに神社やお寺がありました。
流石に神様の宿る街だ。

時間が許す限り立ち寄って見ましょう。

最初のお寺「来迎寺(らいこうじ)」

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立派な山門。
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門を入って直ぐ右にあるお地蔵様と女性の像。
これが寺宝の銕焼地蔵尊
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この銕焼地蔵尊には謂れがありました。
ご興味ある方はこちらを


像の横に「お地蔵様の温泉」の案内。
「銕焼地蔵尊の温かくてやさしい慈悲の温泉」と書いてあった。
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流れ出る水で手を清めると、ホッとする温かさだ。温泉です。

本堂
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境内も素敵なお寺でした。
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カーテンがかかっていて、本堂の中は拝見することが出来なかった。
来迎寺、由緒あるお寺のようです。


来迎寺を後にし、春宮を目指します。
秋宮からは緩やかな坂道。

そこからは諏訪湖が一望。
花火の時はここからも良く見えそう。
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ここにも小さな神社。
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道脇の花にとまる蝶が心を癒してくれた。
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この坂を登った所の向こうが春宮?
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スマホの地図を頼りに歩いていると、大きなお寺が出現。
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門の向こうには太い杉並木の参道。
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参道の両側は、緑の苔が美しい。
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山門
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左右には阿吽の像。
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山門を潜ると、そこには広い境内。
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境内中央の大きな松の木が凄い。
天桂の松。
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説明書
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このお寺は「下諏訪町文化財」の建物。
本堂にお参りしましょう!
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本堂
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お参りした後、境内を拝見。
京都のお寺を思い出す程、枯山水の庭が綺麗。
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綺麗に掃き清められた石庭には、枯れ葉一つ落ちてない。

綺麗な境内を拝見し、苔の参道を戻りました。
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通りに出たら、富士山だ!と歓声。
え? どこ?
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目を凝らしてみると、有りました富士山!グー
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アップしてみると、確かに富士山!
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諏訪湖一周の時にも、富士山が見える所があったが、まさかここで見られるとは嬉しい限り。

富士山はどこでも見てもホッとする。
これも神様の思し召しかな?

富士山を見つけ、心も軽く歩いて行く道に可愛い花一輪
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富士山と可愛い花達に元気をもらい、さらに春宮を目指します。


もう直ぐ下社春宮です。その後、万治の石仏巡りですが今回はここまで。


下諏訪町のお寺巡りに
最後までお付き合い有難うございました。