8月8日(水)
台風13号が関東地方をギリギリ横切るようだ。
昨日は山々はガスの中。
 
今日は青空が見えて来た。
そろそろ山歩きしたいが、台風の影響が怖い。
 
外を見ようと窓に寄って見ると、蜂が止まっていた。
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蜂の巣がいっぱい出来ていて、係の方が駆除をしてくれたばかりなのだが、また巣を作ろうとしているようだ。
 
 
しばらくすると蜂が飛んで行ってくれた。
良かった!蜂は苦手です。
 
蜂がいなくなった窓の向こうに八ヶ岳。
 
しかし八ケ岳はガスの中
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赤岳だけが時折顔を出している。
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赤岳より左側の八ヶ岳はガスの中。
台風の風の関係か?
 
さて、この天気の中、今日は何処を歩こうか?
無理をしない程度の所は無いかな?と考える。
 
そう言えば前回、車山から霧ヶ峰高原を歩いたが、車山駐車場から車山山頂までが残っている。
 
ならば、車山を歩こう!と決定。
早速準備して出発 グー
 
向かう途中、青空は見えるが山は見えない。
ガスが晴れると良いのだが!
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白樺湖へ向かう大門街道の白樺林に、黄色い花がいっぱい。
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白樺湖畔をビーナスラインへ向かう。
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気持ちの良い高原道路。お気に入りの道です。
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白樺湖からしばらく走ると、車山高原展望リフト前駐車場に到着。
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心配していたが、車山・山頂が見えた!チョキ
 
駐車場にあるハイキングコースの案内。
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ちょっと失礼して、歩いたコースを色付けしてみた。
 
今年の5月に歩いたコースが「グリーン」
今日歩くコースが「赤」
 
 
5月に歩いた時の様子はこちら
 
 
今回は往復4㌔。約2時間20分のコース
さあ、歩いて行こう!グー
 
駐車場に車を置き、駐車場脇から車山を目指す。
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見える丘の上を左のほうへ登って行きます。
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最初は階段の道。
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途中、来た道を見ると、駐車場の向こうに車山がクッキリ!
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最初の階段を登り切った丘の上から、反対側に白樺湖が見えた。
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白樺湖の向こう側の八ヶ岳はガスの中。
こちらまでこのガスが来なければ・・・と心配だ。
 
幸いな事に、まだ車山は見える。
ガスらないうちに登ろう!
 
不安な気持ちを慰めるように、道沿いには、山野草がいっぱい咲いていた。
 
ハクサンフウロ。
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ヨツバヒヨドリ
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ノアザミ
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マツムシソウ
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グル~と回りながら車山山頂を目指す。
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名前は分からないが、可愛い花が咲いていた。
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ヨツバヒヨドリの花にアブ
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さらに歩いて行くと、リフトが横に見えて来た。
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その下の草原にマルバダケブキ?
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花を楽しんでいたら、車山山頂が急にガスってきた。
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急がなくては!
 
下から途中までのスカイライナー駅に到着。
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私達の前を歩いていたグループは、余りの天候の変化に頂上を諦め、このリフトで降りて行った。
 
ここから頂上まで行くスカイパノラマのリフトも霞んでいた。
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ポツポツ雨も降って来た。
 
大丈夫だろう!と思ったが、念のために持って来た雨具は傘一本だけ。
本降りになったらどうしようか?
 
私達も登るのを止めようかと迷ったが、頂上はそこに見える。
濡れる事を承知で頂上を目指す。
 
草原の道脇にピンクの花の群生。
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近寄って見るとヤナギランだ
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その脇には、ツリガネニンジン
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雨は心配だが、山野草を楽しみながら、スカイパノラマの上の駅に到着。
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ここからは車山山頂もあと一息。
 
しかし・・・、
ポツポツと小降りだった雨が、本格的に降って来た。
ガスも濃くなってきた。
この急変の天候は、台風13号の影響なのだろう!
 
頂上から降りて来る人達はビニール合羽を羽織っている。
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頂上に近づくにつれて、風が強くなってきた。
傘を差そうとしたが、風が強くて飛ばされる。
諦めて傘無しで登る。あせる
 
頂上にある車山神社も霞んでいる。
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晴れていると素晴らしい景色だが、霧で何も見えない。
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さらに風が強い。
風に飛ばされないように、気象レーダーの影で休む人達。
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飛ばされるほど強い風と雨。
ユックリしていることは出来ないので、早々に下るとしよう。
 
その前に、無事に下山出来るよう車山神社にお願いをしました。
 
鳥居のしめ縄も強い風にあおられていた。
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リフトで降りようか?とも思ったが、どうせ濡れついでです。
歩きたいので頑張りました。
 
ただ、雨に濡れた体に、強い風が当たると、どんどん体温が奪われていく。
山での遭難の怖さがヒシヒシと身に染みる。
 
傘一つです。
少しでも濡れないよう体を寄せ合って雨をしのいだ。
 
随分久しぶりの相合傘。雨 パーにひひ
 
ガスは薄くなったが、雨は降り続く。
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サングラスもビッショリ!
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掛けていると前が見えないので外した。
 
 
しかし、この最悪な天気も少しは良い事も!チョキ

 

ガスに霞む木立がとっても綺麗。
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行く道で、合羽姿でカメラを構える人が二人。
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お聞きすると、このガスに霞む景色をわざわざ撮りに来たようだ。
それ程綺麗な風景。
 
駐車場脇の池に到着。
雨が降っても気にせず、池に泳ぐ鴨一羽
鴨は良いですね!
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車に戻り、エアコンの冷房温度を上げながら湿度をとった。
そのお陰で、戻る途中には大分服も乾いた。
 
低山とはいえ、山を甘く見ては駄目ですね。
どんな時も雨具の用意をするとしよう!
反省!
 
 
今回の記録
 
2時間20分の往復コースだが、結果は、1時間40分
コースタイムより大分早かった。
 
記録ですね、雨のお陰かな?チョキにひひあせる
 
 
宿泊先に戻り、一息ついていたら、

 窓の外に綺麗な二重の虹!

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手の届きそうな林の中から伸びていた。
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今回は、雨に濡れた車山ハイキングだったが、それはそれなりに楽しむことが出来ました。
一日の最後に、綺麗な虹が祝福をしてくれました。
 
 
雨の降る車山だったが、忘れられない一日となりそうです。パー
 
 
 
雨と風の車山の話しに、
最後までお付き合い有難うございました。