7月2日
中央高速道を走り、河口湖へ行ってきました。

今日の予定は、
カチカチ山(天上山)と大石公園のラベンダー。

高速から見る今日の富士山は、雲の帽子を被っている。
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10時に河口湖に到着。
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今回、ここへ来た目的は、
カチカチ山の紫陽花が綺麗と聞いたから。

数えきれないほど来ている河口湖だが、
カチカチ山は、いつも前を素通りだった。

と言う訳で、今回が初チャレンジです。
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駅前に、狸とうさぎの人形。
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泥船に乗った狸とうさぎのようだ。

・・・と言う事は、ここの「カチカチ山」と言うのは、
「昔話のカチカチ山」に由来しているのかな?

昔話のカチカチ山とは、随分昔に聞いたお話。


後で分かったことだが、
ここが、カチカチ山の名を冠しているのは、
短編小説集「お伽草紙」に収録されている「カチカチ山」の中で、
作者の太宰治が舞台を河口湖の天上山あたり・・・と、
設定しているからのようだ。


ところで、カチカチ山のおとぎ話は皆さんご存知と思いますが、
忘れた方は、こちらをご覧下さい。

ロープウェイのHPにもそのお話の紹介があります。

このお話しについては、いろいろな解釈がある様だ。
改めて見直してみるのも良いかも!


私も、その昔話を思い出しながら、
ロープウェイの切符売り場に向かいました!

切符購入は自動販売機。
2台の券売機の前に大勢の人が並んで順番待ち。
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待っている時に聞こえてくる話声は、聴き慣れない言葉ばかり。
殆どの人がアジアから来られた方達のようだ。

最近は、
何処へ行っても外国にいるような錯覚に陥ることが多い。
観光立国日本となりつつあるのだろうか?


自分達の番になったが、券売機の使い方が分かり難い。
皆さん、ここで時間がかかっていたようだ。(苦笑)

券売機の後は階段に並び
ロープウェイが降りて来るのを待つ列の人となる。
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ペット同伴の方用にゲージが用意してある。
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流石、動物の物語に因んだ名前のカチカチ山。
動物に優しい!グッド!


降りて来たゴンドラ
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早速乗り込んだ。

ゴンドラから見えた景色は素晴らしい。
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河口湖が一望 チョキ
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泥船に乗った狸が沈んだと言われる河口湖・・・だね!
パー


そんな事を考えながら景色を眺めている内に、
山頂の「富士見台駅」に到着。

駅前広場にあった地図。
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広場にも、うさぎが狸を懲らしめている人形。
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ここでは、狸は最後まで悪者だね(笑)

展望広場から見える景色がこちら!
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残念ながら、富士山はまだ雲の帽子を被っている。

観光客で賑やかな広場にあった色々な案内板。
最初は富士山のマメ知識。幾つ分かるかな?
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次は太宰治の小説「カチカチ山」のお話し。
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そして、昔話の「カチカチ山」と天上山の関係が紹介。
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広場には「たぬき茶屋」
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お店の中はお土産品がいっぱい。
見ているだけも楽しい!
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お店を見るのは後にして天上山頂上へ行って見ましょう。
お店の前に「うさぎ神社」
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うさぎ神社の向こうに、天上山への登山口。
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頑張って登りましょう。
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今日は暑いが、木陰の多い坂は爽やか!
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途中、ツツジの花が咲いていた。
花を見るとホッとする。
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もう少しで頂上のようだ。
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祠がある広場に到着。
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小御嶽神社のようだ。

小御嶽神社の由緒の説明。
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説明書きの最後に八王子・筒口神社 宮司と記されている。

八王子の神社とどうゆう関係があるのだろうか?と思ったら、
湖畔のロープウェイ駅傍に、
八王子神社と筒口神社が、それ程離れていない所にある様だ。
その両方の神社の担当している宮司のようだ。

八王子というから、
てっきり東京の八王子に筒口神社があるのだろうか?
と思ってしまった(苦笑)

とんだ早とちりでした~
パーあせる


話しが横道に逸れました。
そろそろこの天上山の話しに戻りますね!

この小御嶽神社があるここが、天上山頂上のようだ。
天上山征服!グー

残念ながら見晴らしはあまり良くないが、
樹々の間から富士山が目の前に見える。
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水分補給しながら休憩していたら、
後を登って来た中年の二人連れ。

仲が良く、何回もスマホで写真を撮り合っていた。
写真を撮り終え、少し景色を眺めた後下山して行った。
このお二人とは、後でまた出会うことに・・・


ここ天上山からは、三ッ峠へも行けるようだが、
我々は紫陽花を見る予定があるので、水分補給後下山です。

富士見台駅の広場に戻ると、
静かな天上山とは打って変わってとても賑やか。

皆さん順番をまって突く鐘。
天上鐘
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富士山の方に鐘の音が、切りなく響き渡っていた。

この鐘の傍で、天上山で見かけた二人連れが、
交代で写真を撮っている姿を見かけた。

しかし、スマホに映るのはいつも一人。

そんな二人を見ていたが、
見るに見かねて、写真撮りましょうか?とお声を掛たが、
この二人もアジア圏から来た観光客のようだ。
なので言葉が通じない 

何とか、身振り手振りで伝え、無事撮影。
二人は笑顔で「ありがとう」と言ってくれました。

二人並んだ写真が、
良い日本の思い出になると良いですね!

「おもてなし」 ですね!

たぬき茶屋の脇で、かわらけ投げをする旅行者のお子さん。
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何処の国の子供も元気ですね!


そろそろ目的の紫陽花を見に行きましょう。

しかし連れ合いは、紫陽花の花より団子が気になるようだ。
迷わずお店の中へ入っていった。
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しばらくして戻って来た手には団子。
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「かちかち団子」と言うらしい。
団子の表面には富士山の焼き印。狸とうさぎでは無かった(笑)

餡子無しだが、タレがいっぱいついていて美味しい。

富士山を見ながら頂きました!
チョキ


それにしても
「昔話のかちかち山」一色のカチカチ山。
ちょっとだけ童心に戻った感じです。
チョキにひひあせる


食べ終わった所で、いよいよ下山です。
関東方面では、そろそろ終わりの紫陽花。

まだ見られるかな?
ちょっと不安な気持ちもありながら、行って見ました。



その紫陽花の様子は次回でご紹介。


最後までお付き合い有難うございました。