5月15日(火)
昨日、あちこち巡ったので今日は静養日。
午前中、少しはのんびりしていたが、
ジッとしていられない私です。
昼前、蓼科湖へ行って見ました。
11時半に蓼科湖到着。
湖畔は平日のせいか、とても静かでした。

ツツジとドウタンツツジが綺麗。

タンポポも頑張っていました。

スワンボートもひっそり!

蓼科高原芸術の森彫刻公園へ寄って見ました。

北村西望の彫刻「獅子」

北村西望「将軍の孫」

北村西望「創造の人」

この作品の紹介が面白い。
モデルは大きな男であったが、動きが鈍くどこか間の抜けたところがあったという。作品完成後も西望の所へ金を無心に来たが、大声で叱りとばしたところ、その後は来なくなったという。(説明パネルより)
公園内を流れる小川

透き通った水が絵のようだ。

この藻は、梅花藻と言うらしい。
北村西望の自画像
(90歳時の作品)

公園内にはお花が植えてあるが、
鹿に食べられないようネットが掛けられている。

北村西望「自由の女神」

ここで北村西望を少しご紹介
北村 西望(きたむら せいぼう、1884年(明治17年)12月16日 - 1987年(昭和62年)3月4日)は、日本の彫刻家。本名は北村 西望(きたむら にしも)日本を代表する美術家のひとり。代表作に大作の「長崎平和祈念像」がある。文化勲章受章、文化功労者顕彰、紺綬褒章受章。南島原市出身で102歳の長寿(ウィキペディアより)
この北村西望の彫刻は八王子市にも沢山ある様で、先日訪れた片倉城跡に自画像があった。
ここには他にもう一作品もある。
さらに先ほど紹介した「将軍の孫」は、JR八王子駅から甲州街道方面、北へ徒歩5分の所にあるようだ。
芸術に詳しくはないが、彼の作品は力強く、像の中から力が溢れだしてくる。
北村西望の彫刻は素晴らしい作品ばかり。
公園の山側に階段状の滝

公園の淵を流れる豊かな水量の用水路。
滝之湯堰

この流れは八ケ岳の伏流水で滝之湯堰といい、
茅野市内へ流れているようだ。
途中、横谷峡の乙女滝の滝の水にもなっているようだ。
一番のお気に入りの景色。

ロダンの跳ね橋に似ている!
五野上 功「おいらは大将」

北村西望「笑う少女(喜ぶ少女)」

思わず見るものも笑顔になってしまう少女像。
一回りして来ました。
全部の彫刻は紹介できないが素晴らしい彫刻ばかり。
蓼科湖からの入り口脇にある像がこちら
北村西望「花吹雪」

この像と同じものが、町田東急ツインズEAST館裏側にあるそうです。
北村西望「世界連邦平和像」

この像は、三鷹駅北口・ロータリー中央にもある様です。
調べると、思いがけない身近な所に、北村西望の作品はある様です。
それだけ素晴らしい作品ばかりと言う事ですね!
ここへ来るたびに、
北村西望の素晴らしさを再確認します。
彫刻公園散歩を終え、蓼科湖一周です。
湖畔に、木に巻き付いて逞しく生きるツタ。

生きる力は凄いですね。怖いくらいだ。
山梨県立美術館で見た木に咲く花と同じかな?


湖畔の遊歩道。

走っても足に優しいソフトな道。
丁度半分回った所。

ここの右後ろが湖畔。右方面が石遊の湯(横谷峡方面)
滝之湯堰に掛かる橋を渡って左上の方へ行けるようだ。
今回初めてだが、行って見ました。
爽やかな林の中を登ります。

登り切ったら急に開ける景色。
住宅地販売をしていました。

ここからの景色が素敵です。
向こうに見えるのが八ヶ岳。ここを下った所がメルヘン街道。
別荘地購入予定無いので(笑)来た道を戻ります。
湖畔沿いの道に戻りました。

この辺りは紅葉もとっても綺麗な所。
今回はツツジが満開でした。





木の上で鳥の鳴き声


開拓碑

ツツジに包まれたお地蔵様

彫刻公園の丁度反対側から見る景色

蓼科山が目の前です。
湖畔には人気のホテル「水明閣」

ところが、入り口に張り紙
そこには「冬眠中」

そろそろ目覚めてくれれば良いですね!
最近、白樺湖畔のホテルも廃業している所が目につく。
以前と比べると、
清里と同じく蓼科地域は人気がもう一つなのだろうか?
楽しめる所がいっぱいある蓼科なのに・・・
若者が車に乗らないせいなのか?
大好きな蓼科だけに気になります。
ホテルの側に道祖神が有りました。

今回の旅の無事を祈りました。
ここからの景色は、
湖畔を挟んで蓼科山、横岳、縞枯山などが見える。

駐車場側に戻って来ました。
反対側から見る景色。アルプスの山々が見えます。

一番右の建物がさっき通って来た水明閣。
とっても静かな蓼科湖です。
彫刻公園と蓼科湖一周、約2時間の散歩。
季節毎に楽しめる蓼科湖。
また来るとします。
最後までお付き合い有難うございました。
