久しぶりの湯河原 ①真鶴半島を歩くの続きです。


真鶴半島ウォーキングも昼時。
折角海辺の真鶴です。
魚料理が食べられるお店を探しながら歩きました。

この辺りは、魚の文字が書かれた幟旗のあるお店は多い。
でも、表にはお品書きも無く入り難い。

そこで、以前寄ったことがある魚座へ行って見た。

魚座は貴船神社を過ぎた所にある。
着いて入ろうと思ったが、前回魚座へ寄った時、
駐車場の反対側にある、小さなお店がとっても混んでいた。

人気のお店なのかな?と気になっていた。
そこで、ちょっと中を覗いて見た。

そのお店がこちら「海女食堂」
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4人用テーブル席が二つ。
カウンターが6席程の広さだ。

幸いにも、今日はテーブルが二つ埋まっていたが、
カウンター席は空いていた。

早速中へ入り席に着くと、
今日は海鮮丼しか無いのですが・・・
と、女将さんがカウンター奥で調理をしながら、
済まなそうに声かけてくれた。

ここはお若い女将が一人で切り持っているようで、
忙しそうに先客の料理を作っている。

海鮮丼大好きです。
早速カウンターの椅子へ座りました。

席に座って待っていると、出来て来たのがこちら。
地魚の海鮮丼!
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イナダ、ホウボウ、イカの三種類

お味は、どれもプチプチのコリコリ。
とっても美味しい。
チョキ

付いていた味噌汁が、
出汁が効いており、とっても美味しかった。

これで1000円です。


二組のテーブル席の人達がお帰りになり、
我々二人となった時、女将さんがお話をしてくれました。

開業して4年目。
ご主人が海女をしているので、獲れたての魚や、
隣の漁港でその日に水揚げされた魚で料理しているそうだ。

そのため、魚が獲れないときはお休みとなるらしい。

最近の天候不順で不漁が続き、
金目など水揚げされず、煮付けなど今は出せないので、
今日は海鮮丼のみとなっているようだ。

近くには有名な料理店もあるが、
そういうお店は真鶴港に水揚げした魚だけでは無理なので、
どうしても他からの仕入れ魚が多くなるそうだ。
当然価格も高くなりそう。

地魚に拘っているので、
魚が上がらないときは店を閉めるそうだ。

気さくな女将さんです。

そこで、歩いて来る時目にした疑問を聞いてみました。

海岸で何かを獲っている人は何をしているのか?

女将さんの話によると、岩のりなどを獲っているらしい。
だけど、本当は禁止なのですよ!
と苦笑いをされていた。

駄目ですね!
ルール無視の自分ファーストは…

とっても、誠実な感じの素敵な女将さんでした。
お勧めのお店です。
グー


海女食堂で、
お腹も心も満腹になりました。

いつまでもお話をしていたいが、
営業妨害になっては申し訳ないので、程々でお店を出ました。

真鶴ウォーキングも、後は帰り道。
魚座から直ぐの貴船神社に立ち寄りお参り。
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貴船神社の案内
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由緒

貴船神社縁起
今からおよそ千二百年ほど昔の夏、真鶴岬の笠島(現在の三ツ石)の沖合に、夜ごと不思議な光が現れ、海面を煌々と照らしていました。ある日「平井の翁」という人が磯辺に出て遥か沖を見渡したところ、光を背にした一隻の楼船が波間に浮かび海岸に近づいてくるので、船内を調べてみると、そこには木像十体余りと、口伝によれば、「この神をお祀りすれば村の発展がある」と記された書状があったとされます。その夜、神は翁の夢に現れ、自らが大国主神である事を告げました。そこで翁は村人と力を合わせて社を建て、村の鎮守の神としてお祀りしたのが、現在の貴船神社の起源と伝えられています。(貴船神社HPより)


参道には桜が満開。
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こちらが本堂
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願い事が沢山。
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さあ、お参りも出来たので戻ります。

貴船神社脇からは坂道を登る途中、
先ほど歩いて来た琴ヶ浜が眼下に見えた。
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登り切り、住宅が少なくなって来るころ半島の先のほうです。
車を停めたお林展望公園に到着。
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到着時間は13時45分

今日の記録
総時間:2時間45分(昼食休憩含)
総距離:6.6Km                             

程よい距離で、歴史のある森林と素敵な景色、
そして素敵な出会いの散歩でした。


寒い海風の中のウォーキングでも、汗はかきました。
チェックインして汗を流しましょう。

万葉公園の少し先のホテルに到着。
早速チェックイン。
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ここは2017年3月23日に営業開始の出来立てのホテル。
館内の照明を落としてあり、高級感漂う雰囲気。
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中庭は水を湛えていた。
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レストラン前は、森を生かした造り。
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温泉は3種類の源泉を楽しめました。
私は1回の入浴だったが、
連れ合いは朝も入り、疲れもすっかり取れた様だ。
良かったね!

グッスリ眠り、目覚めたら外は雨。
近くには幕山公園の梅も楽しみだったのだが、
この雨では・・・と言う事で、帰ることにした。

湯河原駅がすっかり綺麗になっていました。
確か昨年の10月頃?
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湯河原は新幹線が止まらないので、熱海と比べると賑わいがもう一つ。
昨日、昼食をした食堂の女将が言っていたが、
湯河原は、新幹線も止まらないので、熱海と違い賑わいが無い。
美味しいお魚もあるし、温泉もあるのに!
と言っていたことを思い出す。

確かに、観光の場所が少ないように思う。

今回歩いたコースも、殆ど舗装路で、
城ケ崎のような自然いっぱいの遊歩道とはちょっと違う。
狭い半島なので、生活の場が多くなってしまうのだろう。

しかし、探せば湯河原の良さはある様に思うのだが…
湯河原の良さを、もっともっと広めると良いと思うのだが・・・

いけない、いけない。
現役時代の癖が抜けないですね。
パーあせる


地域再生は、地元の方にお任せするとして、
雨の道を帰ります。
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晴れていれば、幕山公園の梅も見たかったね~と連れ合い。
残念そうにワイパーで吹き払う雨が恨めしそう。
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寂しそうな連れ合い。
今日は、連れ合いの慰安です。

駄目でもともとで、曽我梅林へ寄って見ました。

程なくして到着。

しかし、残念ながら梅まつりは3月4日で終わっていました。

雨に濡れる梅の花を、窓越しに眺めました。
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雨だが、梅の花を見れました。
寄って良かったね!

帰り道、アイス工房のお店発見。
アイスに目が無い連れ合い。当然寄って見ました。

小田原牧場アイス工房 
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傘立てが、ミルクポット グッド!
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こちらがメニュー
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店内の様子
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店内には、写真やサイン色紙が貼ってありました。

その一枚。
日本TV「ぶらり途中下車の旅」1000回記念で放映時のもの。
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その他にも、沢山の有名人のサイン色紙。
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知る人ぞ知るお店のようだ。

窓の向こうには梅林が広がっていた。
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まだ、花が残っています。
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注文したアイスがこちら
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ブルーベリーとアーモンドクランチのコーンダブル。

地元で採れたブルーベリーと、
自前牧場のしぼりたてミルクを使ったソフト。

その味は濃厚でとっても美味しかった!
チョキ


美味しいソフトクリームと出会え、
雨で湿りがちな心も、すっかり晴天となったようです。

雨 雨もまた良しですね。
パー


久しぶりの湯河原。
ウォーキングと温泉を楽しんだ二日間でした。





最後までお付き合い有難うございました。