昨年春ごろより痛くなった左肩。
50肩ならそのうちに治るよ!と皆の話し。
そうだね!様子を見るとしよう!
それ程気にすることも無く半年過ぎた秋、
高枝ばさみで庭木の剪定をしている時、今度は右肘が痛くなった。
筋が伸びたのかな?時間が経てば治るだろう!
しかし、塗り薬を塗っても駄目。
かぶれるのが分かっているが貼り薬を貼り、痒みとの戦いをするも、
こんな寒さの影響だろうか、痛みが益々気になって来た。
デスクワークでも肩まで痛くなる。
我慢できず1月末頃より、
以前、腰痛の時頂いた薬を飲み続けるが良くならない。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/324.gif)
流石に、そのうち治るよ!・・・も信じられなくなった。
そこで自然治癒は諦めて、病院へ行く事にした。
さあ、病院へ行こう!
と決めたのは良いが、ここで悩むのが病院選びだ。
三多摩には沢山の病院が有るのだが、
今までの経験から、どうしても病院選びが悩む。
何度かお世話になった近くの整形外科は、人気なのか兎に角混む。
しかし、人気のはずだが、
先生は患者の様子を聞こうともしない。
レントゲン見て「ハイ、リハビリーしましょう」
説明も少なく診察終わり。
肝心のリハビリーも自宅で十分できる内容。
薬も効くのか効かないのか?即効性は無い。
これなら行かなくても治るよね!
と、それっきりの事が多かった。それで済んでいた。
ならば、
総合病院へ行くのが、一番良いのかもしれない。
しかし総合病院は1日がかりに成る程、待ち時間との戦いだ。
待っていることで、さらに体調不良になりそうだ(苦笑)
さらに1年もすると担当医が変わることが多く、
先生が変わると、対応も変わる。
以前こんな事があった。
内科でお世話になった先生が
「体調が悪い時、記録をつけて置くと良いよ!」
と言うので、以後、体調不良の時は必ず記録をつけた。
とても話しを聞いてくれ、説明も分かり易い先生だった。
次回調子悪くなり、その先生に見て貰おうと病院へ行ったが、
前回の先生は大学へ戻ったようで、新しい先生が担当。
診察の初めに、取り続けた記録を新しい先生に見せると、
チラッと見ただけで「神経質になりすぎですよ」の一言。
症状もあまり聞かず、直ぐ検査。
検査結果を見ながら
「薬を出しますね!これで様子を見ましょう」で終わり。
その薬の中には精神安定剤も入っていた。
随分いろんな総合病院や医院へ通ったが、結局、
大小関係なく、先生次第と言う事が良く分かった。
ところで、良い先生とはどういう人の事を言うのだろうか?
これは長年病院通いしてきた私見だが、こんな先生なら良いなと思う。
①患者から、不調な様子を聞いてくれる。
②その病気を解消するための適切な検査をする。
③その結果から患者が分かり易い原因説明と処置説明。
④経過後の様子確認など、患者とのコミュニケーション。
医者の仕事は人間相手。ある意味接客業だと思う。
とても腕の良い先生なら、
検査や状態で治療や処置も分かるのかもしれないが、
上目線ではなく、患者と同じ目線で接して欲しと思う。
さて、今回悩んだ末の結果、
混むのはやだし、検査してもらえればいいね!
と言う気持ちで、いつも空いていた近くの病院へ行って見た。
近くの総合病院だ。
空いているから、
風邪薬を貰ったりするのに便利な病院と仲間内では評判。
内科は近くの医院でお世話になっていたのだが、
今回は整形外科なのでこの総合病院となったが8年振り位。
患者は殆ど老人で、
20台位の駐車場だがいつ行っても停められた。
しかし、今回行って見てビックリ。
久々の病院の駐車場は4倍位の広さになっていたのにも驚いたが、
更に、広くなった駐車場に空きがない。
なぜこんなに混んでいるの?
連休明けだから?混むと思って午後来たのだけど…
早速、中に入り整形外科の窓口へ行き初診の手続き。
問診表には、50肩とテニス肘?と記入。
40分程待ち診察室へ入り60歳代の先生に見て貰う。
おもむろに左ひじを捻る。
痛い!
右肘も関節部分を握って曲げる。
痛い!
先生は、様子も聞かずに「レントゲンを撮りましょう!」
30分程待ってレントゲン撮影。
肩と肘合わせて3枚。
またまた30分程待ったのち診察。
レントゲン写真を見て
「骨は大丈夫だね、どうします? 注射しますか?」
とお爺ちゃん先生。
注射しないならどうするのだろうか?
答えが無いので、
治るなら注射する方が早いだろう?とお願いする。
おばあちゃん看護師が「少し痛いと思うけど…」
言葉少ない先生の代わりにお話してくれる。
先生がおばあちゃん看護師が用意した注射器で肩にブス!と一刺し。
さらに右肘の関節部分へ、ボールペンで印をつける。
おばあちゃん看護師が「そこは凄く痛いのよね、我慢して」
と声を掛けてくれた。
同じく印をつけた所へブス!とお爺ちゃん先生が注射。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/329.gif)
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
おばあちゃん看護師が「痛みはどう?」と聞いてくれる。
動かしてみると少し良い!
「注射してもらってよかったよ!」と
おばあちゃん看護師へ返事をする私。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/324.gif)
お爺ちゃん先生が「薬はどうしよう?」
私は、何と答えて良いのやら?
机の前に貼り薬がいっぱい貼ってあるのが目に止まる。
「張り薬出して下さい!」とお願いする。
結局、今回はおばあちゃん看護師が患者目線で、
話をしてくれたので気は楽になったが、
肝心の病気は、この後どうしたら良いのか不明。
帰りがけ、おばあちゃん看護師が
「注射するなら1週間程開けてね」と言ってくれた。
・・・と言う事は、
痛みが取れなかったら、また注射しに来なさい!
と言うことかな?と一人納得。
帰宅後様子を見るが、痛みが続くので湿布薬を貼る。
でも、今朝もあまり変わらない。
注射しても即効性は無いが、飲み薬は出なかったし、
また注射しに行くようかな?
(以前もらった薬も効果なかったし・・・)
また悩みが増えた。
春が待ちどうしい寒い冬だが、
春になると、庭木も元気になるので剪定作業が始まる。
それまでに治ると良いのだが…
痛みを癒すのはクラシック一番!と音楽聴きながら、
緑の少ない庭を眺めている午後です。
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余談ですが…
何処の病院へ行っても、年配者が多いですね。
これだけ患者が多いと先生も大変なのだろうな?
私が言う良い先生の様に、
一人一人対応していたら体が持たないのかも。
昨年末、こんなニュースが流れたのが記憶に残る。
香川県の病院では医師不足が原因で、
残業2000時間超えの医師がいた、と報じていた。
そう言えば、今回行った病院も、
医者はお爺ちゃんだし、看護師はお婆ちゃん。
大きい大学病院ならいざ知らず、
地方や小さい総合病院では医師の数が少ないのかもしれない。
それに引き替え、
いつも行っている個人の内科病院や歯科医院は若い看護師もいる。
先生が一人でやっている方が、経営的には有利なのかな?
今回お世話になった総合病院も医師募集をいつもしている。
年収1500万円~ 夜勤5万円/1回とある。
一般サラリーマンなら羨ましい限りの給与だが、
それでも来る先生がいないのだろう。
病院経営も大変で、先生も大変なのですね!
少しは医者の気持ちに、
患者もならないといけないのかもしれない。
患者は医者目線、医者は患者目線。
お互い様ですね。
日本の先行き不安な医療事情。
一番大切なのが、
病院にお世話にならないよう、自分で健康管理。
![グー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/104.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/327.gif)
早速、撮りだめた
『名医とつながる!たけしの家庭の医学』
を見て、健康の役に立てるとします。
![パー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/106.gif)
皆さんもお身体ご自愛くださいね。