12月7日
久能山東照宮、いよいよ社殿です。
階段上から見る神楽殿

重要文化財の神庫

向こうに見えるのが日枝神社

この建物も重要文化財

中には木彫りのアオイ紋

それぞれの台座には、
初代の家康から15代慶喜までの名前が彫られている。
日枝神社の説明

御社殿へ行って見ましょう!

豪華絢爛建物。「国宝 御社殿」

御社殿(国宝)
御祭神徳川家康公をおまつりする「本殿」と参拝をするための「拝殿」を「石の間」で連結した「権現造(ごんげんづくり)」と呼ばれる様式で、全国に数多く創建された東照宮の原型となりました。
元和3年(1617)建立。江戸幕府大工棟梁中井大和守正清の代表的な遺構のひとつであるとともに、江戸時代を通じて権現造社殿が全国的に普及する契機となった最古の東照宮建築として、平成22年国宝に指定されました。 通常は拝殿前よりご参拝いただきますが、ご祈祷や結婚式の際には拝殿に昇殿いただきご参拝いただきます。神前での厳粛な雰囲気とともに、内部の美しい装飾もご覧ください。
彫りも素晴らしい。

御社殿内部

庇の細部まで行き届いた細工。

内部に、天皇陛下と皇后陛下とスペイン国王夫妻の写真があった。

4月7日、スペイン国王フェリペ6世、レティシア王妃とともに
静岡市を訪問した時の写真。
約400年前にスペイン国王が海難救助のお礼として、
徳川家康公に贈った「家康公の洋時計」を鑑賞したようだ。
このお話にご興味ある方はこちらをご覧ください。
御社殿の前に大きな大蘇鉄。

樹齢650年。

境内にあるもの全てに歴史が詰まっていそうだ。
御社殿の前が潜る事が出来なかった唐門
唐門(重要文化財)

この門の彫り物も見事です。

この技が、木製模型やプラモデルへ繋がっているのですね!
何処を向いても、凄い!の言葉しか出て来ない。

御社殿の左脇から神廟へ行って見ます。

入り口を張った所が、御社殿の西側

その廊下には立派な唐獅子

兎に角見事です。

神廟へはこの先の石段を登って行くようだ。

振り返ってみる御社殿

御社殿の丁度裏側に神廟がありました。



元和2年(1616)の創建当初は木造桧皮葺の造りでありましたが、寛永17年(1640)に3代将軍徳川家光公により現在の石造宝塔に造替されました。宝塔の高さは、5.5メートル、外廻り約8メートル、前面に唐戸があります。軒の四隅に唐銅の風鐸が掛かっています。
なお神廟は家康公の御遺命により西向きに建てられています。西の方には、公の御両親が子授け祈願の参籠をされたという言い伝えを持つ鳳来寺があり、さらにその西に岡崎の松平家の菩提寺大樹寺、家康公誕生の地である岡崎城があります。そしてその延長線は京の都へと続いています。(久能山東照宮HPより)
手水舎

その向こうに大きな木

この木は、金の成る木


この中には徳川家康公の御遺骸が祭ってあるようだ。

有名な言葉ですね!


徳川家康公はどのような人物として映っているのだろうか?
そろそろ帰ります。
石段上から見る景色も素晴らしい。


長い石段を登って来たとは思えない程、軽快な足取り。
羨ましいですね!
一ノ門脇にある見晴らし台から見る駿河湾。
石段を下るのは楽ですね。


海辺はびっしりとイチゴのビニールハウス。
イチゴが食べたい!
途中、脇からガサゴソと音がする。
何だろう?と音の方を覗いていると、キジバトでした。
社務所まで来た時、また大勢の小学生。
長い階段も終わりです。

沢山いました。
人に慣れている様で、かなり近くによっても逃げなかった。

すれ違う時、元気よく「今日は!」と声を掛けてくれた!

坂が終わりの左側にお寺

このお寺も、家康ゆかりのお寺のようだ。

すっかり家康の凄さに圧倒された日となりました。
戦乱の世に、300年の泰平を作った偉人。
今の世に、家康がいたらどんな政治をするでしょうね?
駐車場に到着。

この駐車場、お勧めですよ。
富士山を見ながら帰路に着きました。


予想以上の久能山東照宮への滞在でした。
ちょっと急いで帰ります。
その理由は、恋人岬から見る夕陽を見たいから。
この時期は日が沈むのが早い。
横目で太陽を見ながら急ぎます!
ギリギリで沈む前に恋人岬に到着。
ホッと一安心だが…駄目です!
太陽の沈む所が見られない 

もっと下まで降りないとダメなのかな?
しかしその時間も無い。
急いで別の場所を探しましょう!
すこし走ると、道沿いから見える所が有りました。
道脇に車を停めて、慌ててシャッターを押しました。


西伊豆の夕陽。
とっても綺麗です!


昔も今も変わらない夕陽。
この夕日、徳川家康も眺めていたのかな?
この平和がいつまでも続く事を願いつつ夕陽を見送りました。
今日はロングドライブでした。
長い階段の上り下りもあり、少々お疲れモードです。
ホテルへ戻り、
ユックリ温泉に入り、今日の疲れを癒しました。
最後までお付き合い有難うございました。
