12月7日
西伊豆を出発して、いよいよ久能山東照宮参拝です。
東照宮とは、徳川家康を祀る神社。
日本全国に東照宮は700社程あったようだが、
明治維新以後の廃仏毀釈などにより廃社や合祀が相次ぎ、
減りはしたようだが、それでもまだ約130社程あるようだ。
この久能山東照宮は、
遺命によってこの地に埋葬された所。
早速お参りに行きましょう!
駐車場から直ぐの所が表参道。

山の上に見えるのが久能山東照宮。

東照宮まで登る方法は、歩いて登るか、
日本平からロープウェイで登るしか方法が無いようだ。
しかしロープウェイは、設備更新工事のため、
12月1日~12月30日まで運休中。
運行していても、健康の為に歩いて登るぞ!
とは言って見たものの、一気に1159段はかなりの段数。
頑張って登りましょう!
鳥居の傍にあった全景図


大分登って来ました。
高くなるにつれ、見晴らしが素晴らしい。

しかし、1159段が途切れなく続く石段を登るのは結構大変。
一汗も、二汗も流しながら頑張って登りました。
もう直ぐ石段も終わりそう?

一ノ門です! やった~。

潜って後ろ側から見る一ノ門

お城の門のようだ。
終わりかと思った石段は、門の先にも続いていた 


石段は広くなるが、折れ曲がり続く。
敵を防ぐお城を連想する造り。

さらに登ると社務所が見えて来た。

社務所脇に久能山の説明書き

久能山の植物についての説明書き

社務所手前に博物館。

時間も限りあるので、博物館は次回とします。
参拝の案内

社務所前に売店。

売店脇から見える駿河湾。

参拝するために、ここで初穂料をお納めして入場。

入り口脇にあった東照公御遺訓

入って直ぐにあるのが重要文化財の縷門(ろうもん)


朱塗りの大きな見事な門。

彫り物も随所に施されている。
この彫り物は「獏」

左右の格子の中にそれぞれ随身。

潜って振り返る縷門

家康公の御手形があった。38歳の時の手形のようだ。

比べてみました。

殆ど一緒だ! 中身は違い過ぎるが…(苦笑)
左右の金剛柵内に狛犬(左が獅子、右が狛犬)

門を潜って少し先の左側に、五重塔の跡。

高さ約30メートルの五重塔があったようだが、
神仏分離の際に取り払われてしまったようだ。
神仏分離の是非を問うつもりは無いが、
貴重な建物を壊したのは残念!
階段の向こうに拝殿。

手前の左側に神馬を祀った祠

中には白馬
そして右側に並ぶ建物は鼓楼、向こうに神楽殿。

拝殿。

この石段は登ることは出来ないので、右側へ回って登ります。
奉納された酒樽。

こちらが神楽殿。

神楽殿の軒先に沢山のフィギアが奉納されていた。

歴史の場所にプラモデル?
違和感さえ覚えるのだが… 気になります。
側にその説明書き。

ここにプラモデルが奉納されている理由は納得 
静岡には沢山のプラモデル・メーカーがある様だ。
知っていました?私は知らなかった。
ガンダムもあった。



飛行機やヘリコプターも…

奉納した会社の説明書き


まさか、現代の象徴?の一つと思うプラモデルにまで、
徳川家康がかかわっていたとはビックリ。
流石、徳川家康! 
さて、いよいよ拝殿へ向かいます。
見所一杯の久能山東照宮の様子はまだまだ続きます。
長くなるので、今回はここまでとします。
ここまで、お付き合い有難うございました。
