11月16日
今日は快晴だがとっても寒く、外気温は2℃。
青空の下、原村を抜けて帰ります。
道は八ヶ岳エコーライン。
この道は高原の畑の中を走る道で、景色がとっても素晴らし。
車窓から見える八ケ岳

頭は白い帽子を被っている。

かなり降ったようだ。

南を見ると、南アルプスが一望です。

この辺りからは富士山もクッキリ

小淵沢ICへ直ぐの所まで来た時、
ちょっと寄り道することに。
それは、前々から気になっていた旧平田住宅。
インターから数分の所です。
この辺りも紅葉が綺麗だ。

素敵な紅葉を見ながら、平田住宅へ到着。

こちらが受付。

観覧券を買い求め 左の平田住宅へ行きます。

広場の傍らに、馬に乗った武将の像
左の武将は軍配を持っている様子から武田信玄か?

像の脇に、旧平田住宅の説明

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間取り図

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旧平田住宅
武田信玄の家臣の子孫で、江戸時代の大名主だった平田家の古民家。
江戸時代中期(17世紀後半)の建築とされ、当時の生活様式を偲ばせる要素を数多く残し、学術的にも貴重な住宅とされています。
建物は倒壊のおそれがあったので、1991年10月から1993年3月にかけて解体・移築・修理を行いました。国重要文化財。(ほくとナビより)
早速、建物を見させて貰いましょう。
階段を登った所にガイドの方がいました。
案内をお願いしました。
階段側は建物の裏側のようです。
こちらが表

茅葺き屋根の立派な建物です。
茅葺きの屋根の厚みがビックリする程厚い。

そして、屋根は手を伸ばせば届く程低い。

これは、強い風と雪を防ぐためのようだ。
中へ入り、いろいろご説明頂きました。
フラッシュ使わず撮影したので、映りが悪いのはお許しを…
土間に囲炉裏

土間の囲炉裏では、農作業の合間に煮炊きしていたのでしょうか?
板の間の座敷にも、囲炉裏がありました。

囲炉裏には、家族が周りを囲み、ご飯を食べたり、お茶をしたり、
そして、周りに座る家族の顔を見ながら会話が出来る。
毎日家族の顔を見る事が出来、家族の絆を深める役割もあった。
家族崩壊のニュースを聞くたびに、
今の日本に一番必要な場所の様に思えてくる。
土間の説明

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茅葺き屋根の痛みを防ぐために、
囲炉裏で火を焚いている。
天井裏の空気抜きから入る光に、煙が青色に光っていた。

家の中に馬屋

囲炉裏の向こうに座敷。

板戸を外せば広~い広間になり、
当時は、結婚式なども行われたことでしょう!
部屋の片隅に、生活雑貨がありました。

箱善やお櫃もありました。

電気炊飯器が無い時代、
温かくご飯を保存するために使われていた!とご説明頂きました。

とてもわかり安く、色々なお話しをお聞きしました。
農家の作りだが、力のあった家のようで、
あちこちに、作りの良さがいっぱいの家でした。
ここでは色々な催事も行われている様です。
その時に、また来てみたい!と思います。
ご案内のお礼を申し上げ、外へ出る。
庭もとても素敵です。


庭の木々の間から、雪を被った南アルプスの山。

今回の予定は、これで全て完了です。
紅葉の道を帰ります。

走り出して直ぐ、
この近くに身曾岐神社のある事を思い出す。

紅葉も綺麗ではないかな?と思いつく。
最後になって、また思いつき行動です。
でも、迷わず…行って見ました。
紅葉が綺麗でした。
その身曾岐神社の様子は次回ご報告。
