高尾山に咲く春の花

3月29日
雪の残る高尾山を登ってきました。

登山の途中、沢山の山野草が咲いていた。
雪は降ったけど、しっかり春がやってきています。

今回花を見かけたのは、
沢山ある高尾山コースの一つ、6号路。

その6号路に咲く花達をご紹介。
(一部前回見た花も含)

ユリワサビ
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道のあちこちに咲いていた花。
ワサビ科で、茎や葉、花はおひたしとして食用もされるようだ。

ニリンソウ
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ニリンソウの蕾
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蕾が可愛い花。
漢方薬として利用されるようだ。

登道沿いに多く目にした花。
斜面に群生。
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ハナネコノメ
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小さい花だが、先端が紅色をした8本の雄しべが際立つ。
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ゼンマイ
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湿り気の多い場所を好み、沢沿いや水路のわきによく見られる。幼葉(ようよう)は平たい渦巻き状に巻いて綿毛におおわれ、その姿を古銭に見立てて「銭巻き」が転じて「ゼンマイ」の名が付いたといわれる。機械に使われる「ぜんまいばね」の名もこの葉の形に由来している。


ヨゴレネコノメ
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濃い緑色の葉に、灰色をおびた模様が入っている。
それがほこりをかぶったように見えるため「汚れ猫の目」の名が
付けられたそうだが、名前が汚れとはちょっと可哀そう。

ヤマルリソウ
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小さく紫色の可愛い花。
2~3号路に多く見られるようだ。

タチツボスミレ
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高尾山にはスミレの種類は多いらしい。
どの登山コースでも見かける花。

アオキの実
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アオキは花ではないが、赤い実がとても綺麗。

ミヤマシキミ
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花?と思えるがこれも立派な花。
花が終わると直径約5~8ミリの球形の赤い実をつける。
しかし、この実にはシキミアニンという有毒成分を含んでいて、
食べると麻痺を起こすらしい。

食べる人はいないと思うけど(笑)


アブラチャン
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頂上手前のトイレから6号路に下った所に咲いていた。
花を見ていた人達は、サンシュユの花と言っていた。
確かに良く似ている。

アップして花を見ると
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やっぱりアブラチャンだ。

シュンラン
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漢字で「春蘭(しゅんらん)」と書くように、
ランのなかでは最も春早くに咲く花。

前回、高尾山へ登った時、
頂上手前のアブラチャンが咲く反対斜面に咲いていた。

今回も見られるかな?と楽しみにしていたが、
咲いていた所は雪がいっぱいで、見つけることが出来なかった。
そこで、前回撮影した写真でご紹介。

ただ、残念な事に、
数が少なくなったランのひとつでもあるそうだ。
大切にしたいですね!


タマノカンアオイ
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最初に多摩丘陵で見つかったことから
「多摩の寒葵(かんあおい)」の名が付けられたそうだ。
高尾山が分布の西限で、貴重な植物のひとつ。

たまたま他の方が写真を撮っていて教えて貰った花。
その方が居なければ分からなかったであろう色と形。
花とは思えないですよね(笑)

見た場所は山頂下のトイレ前から6号路を下り、
ベンチのある所から薬王院へ向かう途中に咲いていた。

大切にしたい花の一つです!


花では無いが、
花に負けずに綺麗な樹々の新芽。
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マメザクラ
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これまた、花ではないが、
雪の上に落ちていた赤いアオキの実
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花の様に綺麗でした!
グッド!


自然がいっぱいの高尾山。
これからの季節は、もっと様々な植物に会える事でしょう!


高尾山は本当に多種多様の食物があるが、
その中には減っているものもある様だ。

人間が減らす手伝いをせず、育てる手伝いをしたいですね。


山では、
とっていいのは「写真」だけ。
残していいのは「足跡」だけ。

ゴミは持ち帰りましょう!
グッド!



最後までお付き合い有難うございました。