今年最後の山登り
大山登山
今年最後の登山は何処にしようか?
12月に入った頃から考えていた登る山、
悩んだ末、大山となりました。
しかし大山を見ると、山頂が白い。
これは先日降った雪のせい?
大丈夫だろうか?どうしようか?
不安もあったが、
昨日(30日)行ってきました!
到着し駐車場に入ろうとしたら、
10時15分だというのに駐車場は満車。

雪があるから寒そう!少し暖かくなってから
・・・と、出かけるのが遅かったようだ。
Uターンし、少し下った所の駐車場に停めることが出来た。
数年前に来た時は、この時間でも置けたと思うのだが、
大山も山登りブームで賑わっているのでしょうね。
さあ、今年最後の登山だ!
頑張って登りましょう 
ケーブルカー駅まで、長い階段の「こま参道」
登る途中の階段に
「この階段は何段?」と言う質問が書かれていた。

数えはしなかったが、少し登った所に回答があった。
その答えは、362段。かなりの段数だ。
今日は30日。仕事も終わって家族連れが多い。
幼稚園位の男の子達が元気に我々を追い抜いて行く。
あの元気さが欲しいな~ 
ケーブル駅に到着。
今日は登りも下りもケーブルカーの予定。

そこにあったのは真新しい車両。
去年の10月1日に新しくなったそうで、乗るのは初めてだ。
窓が広くオシャレなデザイン。
車掌さんもチロル帽子。

チロル帽子と言えば、北横岳のピラタスロープウェイの係の人も
皆さん赤いチロル帽子を被っていたっけ!
ケーブル=チロルって発想?
どうも、細かいことが気になる性分です(苦笑)
来年は細かいことは気にしないようにしよう。
車内は立つ人もでるほど賑わい。
前の親子連れのお父さん、
小さいお子さんにケーブルカーの原理の説明を始めた。
二台のケーブルカーが引っ張り合うことで動くので、
ケーブルカーは省エネなんだよ!
ふーん
小さいお子さんには難しい様だ(笑)
そんな親子の会話を聞きながら、楽しく阿夫利神社駅に到着。
神社の境内には鹿もいる。お子さんたちは大喜びです。
階段を登ると大山阿夫利神社下社。

正月を前に、階段の掃き掃除をしていた。
ご苦労様です!
登り切った境内には大きな縄で出来た「茅の輪」があった。

新年に潜るための茅の輪らしいが、
年末の今日潜ってしまった(苦笑)

境内にこんな物が…

ここは、日本三大獅子山の一つのようだが、
あと二つは何処だろう?
後で調べてみたが良く分からない 
分からないと気になるものだ。
気になる~・・・
境内は結構人がいた。でも高尾山ほどではないけどね。
失礼しました!
つい高尾山と比べてしまう 


階段を登ると阿夫利神社境内。
標高700mから見える景色が素晴らしい!

三浦半島や江の島が目の前だ 
素晴らしい景色をしばし堪能した後、
お参りを済ませ、目的の大山頂上を目指します。
境内左脇にある登山口を11時に潜り、
登山スタート 

ここからは延々と続く登坂。
ひたすら足元を見ながら、一歩一歩登るのみ。
でも・・・
途中に何か所かの見所もあり、そこでホッと一息。
最初の見所は「夫婦杉」

左右同形の巨木で、
樹齢5~6百年を経ている縁起の良い大木である。
と書いてあった。
見事な大木です。
幹に触ってパワーを頂きました 

お次は「ぼたん岩」

確かに見事なぼたん形の岩が何か所かあった。
ぼたん岩またの名をタマネギ石とも言うらしい!
ぼたん岩と呼ぶほうが可愛いね!
次に出てきたのが「天狗の鼻突き岩」

拳が入るくらいの穴のこと。
これは天狗が鼻を突いてあけた穴だと言われている。
と、脇の説明書き。
登る坂道は、
大きな岩のゴロゴロ転がり平坦が一切なくただただ登る道。
体力を使うからか、身体が火照ってきて、
一枚、一枚と服を脱ぎ夏姿になってしまった
さらに登ると、大きな石の塔がある。
十六丁目・追分の碑

1715年に初建され総高3m68㎝もあり、
江戸期の大山信仰の深さをしめしている。
この石は麓から強力たちが担ぎあげた。
と説明書。
相当な重さだと思うが、
この長い石ころの急坂を、どうやって運んだのだろうか?
気になりますね!
途中に数少ない広場で休憩する人達。

登山道は、ほとんどこんな石ころの道が続く。

高尾山の健脚コースよりキツイな~
と言う声が聞こえてきた(笑)
頂上がもう少し!と言う頃、
視界が開けた所から、富士山です。

ここは名前も「20丁目富士見台」
綺麗な富士山が見えました。
富士山を見ると何故か嬉しくなるね!
頂上手前の鳥居。

ここまで来るとホッとする!
さらに登ると、二番目の鳥居

鳥居の周りは雪で真っ白。
この鳥居を潜ると頂上だ!

頂上から見える相模湾。右の方は真鶴半島。

頂上にある石柱。

そこには、大山頂上本社1,247mと書かれてある。
かなり登りましたね!
到着時間は12時半。
下社の登山口より1時間半で頂上到着。
ここが大山・山頂奥の院。

無事登頂出来たことに感謝し、お参りさせて頂きました!
山頂には、大勢の登山客。

ここからの景色がとても素晴らしい!
奥側からは都内から八王子方面が望める。

都内のビル群が目の前だ。

スカイツリーも霞ながらも見えた。
アップすると・・・

この素晴らしい景色を見ながら昼食。
最高の贅沢ですね!

美味しく食べていたら、何かが陽の光を遮った。
トンビかな?と空を見上げると・・・

ハンググライダーだ!
気持ち良さそうに、幾つも大山の上を舞っていた。

こんな景色を眺めながらのフライトは、
気持ち良いだろうな~

眺めていた連れ合いが、
手を振っているよ!飛んで見たいな~
見える景色は、我々が見て居る景色と一緒だよ!
と私が言うと・・・
高所恐怖症の言い訳だよ!
と言われてしまった 

でも、足腰使わず高い所へ行けても不健康だし…
と独り言い訳を言う私です(苦笑)
しばらく景色を楽しんだ後、賑やかな広場を離れ、
富士山が見える反対側へ行って見た。
そこは一面の銀世界!


ここからは、丹沢山と富士山が良く見える場所。
その山名の紹介がこちら。

写真右下クリックで拡大
そして、その景色がこちら!

左側に見える富士山は、残念ながら雲に隠れていた。
登る途中、綺麗な富士山を見られて良かった!
でも、丹沢の山々が眼前に広がる。
素晴らしい眺めだ。
山小屋も見える距離です!
雪景色と丹沢の峰々を眺めて居たら、
雪があるせいか寒くなって来た。
登る時脱いだ上着を慌てて取り出し着こみます!
風邪を引かないうちに、陽が当たる反対側へ移動です。
大山・山頂奥の院の前に戻って来た。
ここからの景色も素晴らしい 
こちらからは、
相模湾が目の前で江の島もすぐそこに見える!

手前には、相模川や圏央道。
素晴らしい景色に見とれていたら1時半になっていた。
1時間もいたことになるね!
いつになく長居をしてしまった 

そろそろ下山するとします。
前回来た時の下りは、
見晴台~二重の滝を見て、ケーブルカーも乗らないで下山した。
このコースは結構距離が長い。
その時の様子はこちら
登り⇒大山の頂上から眺める絶景
下り⇒大山寺の紅葉
今日は来た道を戻ることに!
距離は短いが、延々と続く石ころの急坂。

膝に結構衝撃が来る。
走って降りる若者たちを横眼で見ながら、
こっそりサポーターを付けて降りました 

途中、道沿いの大きな岩を抱え込む木の根っこ。

生命力って凄いですね!
下る途中、まだまだ登って来る若者達がいた。
時間は3時近くなりそうなのに・・・
17時で終わる最終のケーブルカーに間に合うのかな?
だって登って降りるのに、
どんなに早くても2時間以上かかると思うのだけど…
と、他人事ながら気になる私です。
人の心配しながら、無事下社に到着。

既に下社に陽の陰が出来ていた。
時間は14時50分
3時間50分の登山でした(昼食休憩1時間含)
今回の大山登山。
休みになった30日だからか、親子連れが多かった。
最近、高尾山の健康登山をしているので、
どうしても比べてしまうが、
人の数が少なく、高齢者の登山者が殆ど無く、
若者がとても多かった!
高尾山の健脚コースよりハードで長いので、
高齢者は避けるのかな?
無事下山してホッとしたところで、
早々にケーブルカーで帰ります。
ケーブルカー駅には、下りの行列が出てきた。
タイミング良く、
16時のケーブルカーに乗れました 

下りの車内も立つ人が出るほどの人だった。
少ないとは言え人気の山ですね!
6分程で大山ケーブル駅に到着。
帰りがけに、このポスターが目に止まった。

コースは、
伊勢原駅からケーブルカーの上の駅にある阿夫利神社まで。
かなりありますよ~。
流石に頂上まで走るのは、あの岩がいっぱいの道ではきついよね!
それにしても凄いな~。
若かったらチャレンジしたいけど、
応援するだけとしましょう
362段の「こま参道」を下る途中、こまを作るお店があった。

大山は「こま」も有名なのかな?
脇でお土産として売っていた。
そう言えば、前回来た時けん玉を買ったお店です!
早ければ、豆腐料理も頂きたいところだが、
のんびりお店を見ながら階段を降りて駐車場に到着。
大山登山は無事達成です!
素晴らしい景色の大山、
今年一年の締めの素晴らしい登山となりました!
さあ、来年最初の登山は何処にしようか?
ゆっくり正月考えるとします。
一年間、
お付き合い有難うございました。
皆様の来る年が、
良き年でありますよう、お祈り申し上げます。
