高尾山を一回り
その①
小仏駐車場から一丁平
11月30日、
今日は少し歩いてみよう!
と計画。
決まったコースは、
小仏駐車場~小仏峠~小仏城山~一丁平~もみじ平~薬王院~
いろはの森コース~日影沢キャンプ場~小仏駐車場
ぐるっと高尾山を一回り。
時間は5時間を予定。
距離が長いので、二回に分けてご紹介。
今回はその①一丁平手前まで。
小仏駐車場に車を停め、9時スタート。

今年の3月9日に景信山へ行った時以来のこの道。
久しぶりに登った道はとても爽やか。

小仏峠がもう少し!と言う頃、
景信山へ荷物を運ぶオジサンに遭遇

荷物を運ぶ途中に、
道の水を流す排水路の掃除をしていた。
毎日荷物を運ぶので、道が荒れないためですね。
一人のオバサンが隣にいてお話をしていた。
オジサンの奥さんかな?と思ったら登山客。
オジサンが、オバサンに話していたことは…
このあたりでも熊が出るので注意してね!
藤野には熊が70~80頭いて、
たまにこっちにも来ることがあるからね!
その話を聞いたオバサンは、
早速、大きな鈴をつけていましたよ!(笑)
後で調べてみたら、こんな情報が目に止まる。
日時:2016年7月16日 11時24分 住所:八王子市裏高尾町
状況:センサーカメラ(?)でクマを撮影
現場:景信山の北斜面
景信山? オジサンの話は嘘では無さそうだ
このオバサン。
お歳は70歳は軽く超えているように見えるがとても元気だった。
歩くときは、必ず5時間歩くようにしている。
年に一度は北アルプスを山荘に泊まりながら歩きに行く。
とおっしゃっていた。
凄~い
しばらく登ると小仏峠です。30分で登ってきた。

処で、先ほどのオバサン。
お一人かと思ったら、登り切った小仏峠でご主人がお待ちでした。
今日のご予定は、
これから高尾山へ向かい、稲荷山コースで下山予定。
昔から歩いているとおっしゃっていた。
ビックリする健脚ですね。
健脚のお二人には、ここで失礼して先を急ぎます。
小仏峠の広場は、今朝の霜のせいかグチャグチャ。

隅の方を選んで歩かなくてはならなかった。
冬はこれが嫌ですね。
小仏峠から10分かからず、最初の展望が良い所へ到着。

ここから富士山が見えるはず?
見えました 


富士山を見ると、嬉しくなりますね 

今日は相模湖や中央高速が良く見える。

写真を撮っただけですぐ出発。
爽やかな道を快適に進みます。

途中にあった地図。
この地図で、今回のコースを赤線で描いてみました。

写真右下クリックで拡大
地図で見ると結構ありますね(苦笑)
車で行くと、
スタート地点まで戻らなくてはならないのが辛い所 

頑張りま~す!
根が露出した道を登ります。

小仏峠から30分弱で、小仏城山に到着。

茂っていた葉が落ちた小仏城山は、明るく感じますね!

ここからも富士山が良く見えた!


時間は10時丁度。まだお客さんもまばら。

オジサンが、ここの人気者の猫と戯れていた。

広場には木彫りの天狗。

右にある小仏城山と書かれた杭。

そこには標高670.3mと書かれてある。
599mの高尾山より高いんですね!
そのお陰で、ここからの見晴らしは素晴らしい。

微かに湘南の海も輝いているのが見えた。
湘南と言えば小田原。
城と言えば小田原城。
ここは小田原北条氏の城があったことから、
城山と呼ばれているようだ。
鉄砲20丁、弓30丁を置いて小仏峠を守備していたらしい。
武田勢が八王子に侵攻するのを防いでいたようだ。
因みに、ここは相模原市。
小仏城山でも富士山と景色を見るだけですぐスタート。
途中、道沿いにこんなポスターが貼ってあった。

12月3日にトレイルラン大会が行われるようだ。
今週末だね!
ご興味ある方はこちらを
途中、お二人の方が走っていた。
練習でしょうか?
道沿いに、切り倒した切り株。
その木の年輪。

年輪を数えてみると60本を超えていた。
凄いな~
枝の葉はかなり落ちていたが、
まだ少しだけ、紅葉が出迎えてくれた。

所々にある倒木には、小さなキノコがビッシリ。
白くて綺麗!

長い下り坂は、組木で整備されているので歩きやすい。

以前来た時は、グチャグチャで藁を撒いて防いでいたが、
この道なら快適です 
所々に紅葉が最後の美しさを見せてくれていた。

道にもモミジがいっぱい。枯れ色のモミジも綺麗。

今まで行交う人は少なかったが、
小仏城山からは、急に多くなって来た。

まだまだ、我々は若いね!
と顔を見合わせてしまった。
この階段を登ると、もう少しで一丁平。
長くなるので続きは次回
最後までお付き合い有難うございました。
