高齢者の交通事故に思う事

11月16日
天気も良さそうなので、ちょっとお出かけしてきました。
出かけた先は秩父の札所巡り。

この事は後日ご紹介しますが、
楽しく行く途中、ちょっと怖い光景を目にした。


高速を降りてしばらくすると山間の道。
車も少なくなり、気持ちよく運転していると、
前の軽自動車の異常な動きが気になる!
イメージ 1

何もない所でブレーキを何度も踏むし、路肩の方を走ったり、

センターラインを越えたり、右へ左へフラフラ運転。
イメージ 2

こんなに広い道で50㌔制限なのだが、40㌔でノロノロ。

曲がり角で方向指示器は出さないし、一時停止からなかなか動かない。
追い越したいが、追い越すのも怖いのでそれもできない 
仕方なく少し離れて後を走っていた。

15分程、後を走っていたが、途中右に曲がってくれた。
その時見た横顔は、高齢のお婆ちゃん。

兎に角、曲がってくれて良かった!




そして、さらに帰り道、
秩父から帰る途中、渋滞もない田舎の道で渋滞発生。
渋滞の原因は交通事故だった。
道脇に突っ込んだようで、小型乗用車の前が大幅に凹んでいた。

道脇にお巡りさんと立っている運転手らしき人は、
70歳~?のお婆ちゃん。


この大破した車を見て、
夏、長野からの帰り道に出会った事故を思い出した。

普段、混む所では無いのに大渋滞。
その光景がこちら
イメージ 3

右のトラックの前が大破。
左のパトカーの前には、前半分潰れてしまった小型乗用車。
この時の乗用車の運転手も老人だった。
なぜこんなところで?と思う事故。


最近高齢者の車事故が毎日続いている。
今日も夜のニュースでは、二件の高齢者の交通事故が報じられていた。
やっぱり高齢者の運転は心配だよな~とつくづく感じる。


高齢者の運転と言えば、近頃身近な所でも怖い話がある。

まずは、隣のお爺さん。

孫の病院通いは78歳のお爺さんが車で連れて行っていた。
若奥さんも、とても有り難い!と感謝していたが、
先日、こんな話をお嫁さんから聞いた。

ここの所、よく道を間違えたりすることが気になっていたが、
先日、片側一車線の道を信号無視で事故寸前。

赤信号で前に停まっている車一台いるのに、
何を考えたか、前の車を除けて右折を始めた。

左折してきた車は慌ててブレーキ、お爺さんもブレーキをかけたので、
大事故にならずに済んだが、一つ間違えたら人身事故につながる。
若奥さんもお孫さんも危うい所だったという。

そのあと受けた健康診断で、隠れ脳梗塞が発見されたそうだ。
不安な運転は、隠れ脳梗塞が原因だったのか?

以後病院通いをし、少しは良い様だが心配ですね。
当然、以後若奥さんは自力で病院通い。


身内では私の姉達も心配な年頃。

後期高齢者の長姉は、最近車を買い替えた。
それもオートマではなくマニアルギア。

オートマの方が楽だよ!と言っても、かたくなにマニアルギア。
クラッチあるからブレーキとアクセルの間違え事故はなさそうだが(苦笑)

でも最近、異常にエンジンの空吹かしの発進が気にる。
そろそろ免許証返上したら!と進言したら、
まだ大丈夫だよ! と怒られた。
買ったばかりだからまだ乗らなくっちゃ。
行くとしても実家と姉妹の家位だけどね!
しっかりお婆さんの外見と違って言葉は若者 。
グー

それに乗れなくなったら、どこへも行けなくなっちゃうあせる
寂しそうな顔をしていた。



次姉も70代。
かなり古い車を大切に乗っている。
車と運転が好きな姉だが、春頃逢った時、
最近、夜の運転時、前が見えなくて怖い!
と言っていた。
心配した姉の娘達の勧めで病院で検査したら、
両眼智共かなり進んだ白内障だったそうだ。

怖いのは自分で認識していないことだ。
幸い検査で分かり、直ぐ手術することになり、
今は良く見え、夜の運転も楽しんでいる。

これも気づかず見え難い眼で運転し、
事故でも起こしていたらと思うと、ぞっとする怖い話。
次姉の娘達に感謝です。

歳をとると、身体もあちこち老化してくる。
そして脳も老化してくるそうだ。
体の老化は自覚するが、脳の自覚はとてもし難いものだ。


知らないうちに、身体全体が歳をとっていると言うことですね。
あせる


車のように、
部品交換出来き、いつまでも若々しく動ければ良いが、
人間は修復できない所が殆ど。

心(脳)も体も、健康に日々注意しなくてはいけないですね。



他人ごとではない高齢者の交通事故。

高齢者なんだから運転するなよ!パンチ!
と、一口で言うのも色々問題があることも事実。

運転できないと困る人もいるのも事実。
どうしたら良いのか 

難しい問題だ!


そう言う私も傍目にはしっかり高齢者。
歳をとったという自覚が無い困り者の一人。

そして車が無いと困る一人でもある。
もし運転出来なくなったら、楽しみの山登りや旅も限られる。

自分では、
山登りしたり、あちこち歩いて鍛えているから大丈夫!
と、高齢者の事故を見ても、他人事と思っている一人だ。

でも、今回出会ったフラフラの軽自動車のように、
後ろを走っている人が見たら、危ない運転でダメだよ!パンチ!
と言われるのかも?

自分では自己認識が出来ない?運転の技量。

家族に運転を脇で見てもらい、
気になる事があったら言ってもらうようにするしかないね。
身内なら言いやすいし、聞きやすい。

人の命にもかかわる車の運転。

私はこれから、
免許返納の時期を考えながら、日々注意するようにします。

皆さんもどうぞ安全運転で…


危ない運転をするお婆ちゃんと、帰り道の事故を見て、
他人事では無いと感じた一日でした。




最後までお付き合い有難うございました。